「宮崎県のどこかに、野生の馬が暮らしてる場所があるって聞いたんだけど、一体どんなとこだろう!?」
その名は『都井岬(といみさき)』!!
どうも、日本全国47都道府県をたっぷり362日で旅した ”だいき”(@crayonblog1990)です!!
今回は、宮崎県の最南端にある "馬の楽園” について、本記事を読むだけで満喫できるよう、基本情報や現地の様子をまとめました。
宮崎・鹿児島への旅行を検討されている方、九州のひと味違う絶景をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください!!
都井岬ってどんなとこ!?
1.宮崎県最南端の絶景『都井岬』
宮崎県串間市に位置する『都井岬』。
太平洋に向かって突き出るこの岬は、周りを断崖が囲み、中央に向かって盛り上がる丘陵地のような地形になっています。
標高が高く見晴らしが良いため、あちこちで視界いっぱいの大海原を望むことができます。
そして、何よりの魅力は、この岬に生息する野生の馬!!
ここに訪れる人は、よっぽどの灯台マニアでない限り、間違いなく馬たちとの出会いを求めてきているはず🤔笑
2.都井岬に暮らす「御崎馬」とは
都井岬に生息するのは、「御崎馬(みさきうま)」という、日本在来馬の一種です。
体高130cm前後と小柄で、胴が丸々とした、どこか愛おしいビジュアル。筋肉モリモリなサラブレット(体高160cmほど)の姿とは、まったく違う印象を持ちます。
御崎馬のルーツは、江戸時代まで遡り、ここ都井岬で、藩営の牧場が開かれたことが始まりとされています。元々は、軍馬を育てるために放牧されていましたが、当時からほとんど人の手が加わらず、300年以上経った現在まで、自然に繁殖がなされてきました。
日本で現存する野生馬は、御崎馬が唯一であり、その貴重さから ”国の天然記念物” に指定されています。
正確な数字は不明だけど、岬全体で100頭前後が生息しているんだって😳!!
3.スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 1~3時間 |
営業時間 | 「駒止の門」(岬入口のゲート)の開門時間 ・4~9月 8:30~18:00 ・10~3月 8:00~17:30 ※上記時間外は閉門されますが、自身で開閉可能(詳細は後述) |
休業日 | なし |
料金 | 「駒止の門」にて支払い ・車1台につき400円 ・バイク1台につき200円 |
その他、詳細は下記サイトをチェック!
都井岬|串間市観光物産協会サイト
MAP|地図
アクセスについて
- 宮崎空港 or 鹿児島空港から車で約2時間
- JR九州日南線「串間駅」から市営コミュニティバスで約40分
岬内の移動なども考えると、圧倒的に車がオススメ💁♂️!!
御崎馬の暮らしを覗いてみよう!
1.多くの御崎馬が暮らす ”小松ヶ丘”
岬のどこにいてもおかしくない御崎馬ですが、特に数が多いと言われているのが ”小松ヶ丘” と呼ばれるポイントです。
夕陽が見える広場・駐車場から道路を挟み、丘への登り口があります。足元が悪く、傾斜もあるので、歩きやすい靴を履いていきましょう!
💩がたくさん転がってるので、お気に入りのスニーカーなどは避けよう!!笑
いざ丘を登りはじめると、早速3頭の馬を発見。
あたりを見回すと、あちこちで草をむしゃむしゃ食べる姿が!!
点在する馬たちは、みな共通してこの体勢。一心不乱に草を食べています。
その内の一頭が、食事に夢中で接近してきました!
すかさず下から覗いてみると、ようやく可愛らしい表情を見ることに成功。
髪型が今どき。笑
それにしても、青い海を背景に広がる、のどかな風景がたまらんですね・・・。
おや、今までとは違う体勢の子を発見!
まだ眠いのか、体がかゆいのか、ぐでーんと寝そべってゴロゴロしていました。
おや、また違う体勢の子が・・・。
これ1人で撮ってるんだよね…。
2.おすすめの時間帯は ”朝 or 夕”
都井岬観光は、絶対に ”朝 or 夕” がおすすめ!!
なぜなら、こんな幻想的な光景に遭遇できるからです。
逆光で写し出されるシルエットが美しすぎて、うんちを踏んでることにも気付かないほど、夢中でシャッターを切れます。笑
逆光を外しても、オレンジに染まる草原と、そこに刻まれるコントラストが美しい。
淡い空の色、馬、そしてうんち。
最高にエモいじゃないか・・・。
ポスターにしたいくらい✨
僕自身は、朝方しか訪れていませんが、夕暮れに染まる光景も、想像だけで美しいと確信できます。笑
正直、辺鄙な場所にある都井岬に向けて、朝夕の時間帯に向かうのはハードですよね。ですが、その苦労を吹っ飛ばすほどの世界が待っています。
ぜひ、挑戦してみてください!!
3.観光時の注意点【 確認必須!】
先述の通り、岬入口には「駒止の門」というゲートがあります。その名の通り、馬が外に出てしまうことを防ぐものです。
開門している昼間は、スタッフの方がいらっしゃいますが、夜間や早朝は閉門かつ不在の状態です。自身で開閉・出入りが可能ですが、必ず閉めなおすことを忘れないよう注意しましょう!
また、岬内の道路は、制限速度30kmと決まっています。
道路上でも、馬が普通に立っているので、注意して走行しましょう。
最後に、御崎馬の大前提は ”野生動物” であること。
食べ物を与えたり、触ったり、驚かせたりすることは絶対にやめましょう。とても穏やかで愛らしい馬ですが、嫌がることをしてしまえば、攻撃される可能性もあります。
彼らの暮らしを尊重して、楽しみましょう!!
詳しい注意事項は、都井岬の野生馬ガイドさんの公式ページが参考になります!
https://toimisaki.wixsite.com/website
野生馬だけじゃない、
都井岬の見どころスポット3選
1.御崎神社
都井岬の最先端に位置する『御崎神社(みさきじんじゃ)』。
縁結びと航海安全の神様が祀られているこの神社は、ソテツの自生林に囲まれ、かつ、切り立った岩場に社殿があるのが特徴です。
ちなみに!
都井岬のソテツ自生地は、御崎馬と同じく、”国の天然記念物” に指定された貴重なものだよ✨
明らかにキャパが多そうな駐車場がありますが、初日の出スポットとしても人気があるんだとか。
ソテツに囲まれた参道は、南国感満点!!
斜面を覆うように自生する姿も圧巻です。
崖っぷちに到着すると、青い海と小さな社殿があります。
ところが、本殿はその裏手の断崖にあるため、こちらは遥拝所のような役割だと思われます。
本殿へ向かう階段もあったのですが、入口がチェーンで閉ざされていました。
ということで、今回は遠くに眺めながら参拝。
スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 15~30分 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
2.都井岬灯台
標高約240mの断崖上に佇む『都井岬灯台(といみさきとうだい)』。
青空に映える、白くて美しいこの灯台は、九州で唯一内部を見学できることで知られています。
御崎神社と同じく、ソテツに囲まれた姿を楽しみにしていたのですが、あいにく僕が訪れた時は補修工事中・・・。
写真のような本来の姿は見れなかったものの、駐車場からの見晴らしが最高でした!!
都井岬が隔てる”日向灘” と ”志布志湾”、その両方を一望できます。
スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 15~30分 |
営業時間 | ・3~10月 土日等9:00~17:00/平日9:00~16:30 ・11~12月 9:00~16:30(曜日問わず) |
休業日 | なし ※台風など、危険が予想される場合は、見学できない場合あり |
料金 | ・中学生以上 300円 ・小学生以下 無料 |
3.都井岬観光交流館PAKALAPAKA
2020年にオープンした新施設『パカラパカ(略)』。
屋内型の休憩施設で、軽食やお土産品の販売、24時間利用可能なトイレが完備されています。都井岬で新しい施設はここぐらいなので、一目で分かる存在感!笑
都井岬を一通り楽しんだ後、ゆったり休憩してみてはいかがでしょうか!?
スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | - |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休業日 | 火曜定休 |
料金 | 入場無料 |
その他、詳細は下記サイトをチェック!
PAKALAPAKA|都井岬観光交流館 パカラパカ
おわりに
本記事では、都井岬について深掘りしました。
- 都井岬がどんな観光地なのか
- 都井岬で見た野生馬たちの暮らし
- 都井岬の見どころスポット
都井岬は、自然風景だけでも美しいと言えるスポットですが、やはり御崎馬という存在が、他にはない大きな魅力になっています。
少しでも行ってみたいという気持ちになった方は、ぜひ足を運んでみてください。あなたを感動させる光景が待っていますよ!!
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