どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本日の記事は、岐阜県に位置する世界遺産『白川郷』に訪れた2日間の様子です。伝統的な合掌造り集落の魅力をとくとご堪能ください!
それでは早速いってみましょう!!
白川郷を一望する『荻町城跡展望台』
1.荻町城跡展望台とは!?
まずはじめに訪れたのは、白川郷の集落全体を一望できる『荻町城跡展望台(おぎまちしろあとてんぼうだい)』。
その名の通り、高台の城跡に位置する展望台で、眼下に世界遺産を望むことができる絶景ビュースポットです。上写真がその眺望ですが、「この構図なんか見たことある!!」という方も多いのではないでしょうか。
初日は夕方の到着となったので、こちらの展望台で夜景を撮影。翌朝再び足を運び、朝日に照らされた集落を撮影。白川郷の2つの姿を堪能してきました!
MAP|地図
アクセスについて
展望台への道のりは、集落から徒歩で約20分、シャトルバス(有料)で約10分。
車でもアクセス可能ですが、下写真のように駐車スペースには限りがあり、休日などは混雑するかも・・・。
2.夜の白川郷
いざ、撮影開始だ!
白川郷に訪れるのは初めてなので、これが初対面・・・。
おお!これが噂の白川郷か😳
すでに薄暗くなっていましたが、ひとまずその全貌を拝むことができました。昔から写真でしか見たことがなかったので、「本当にこんな集落が実在したのか!」という感覚でした。笑
段々と暗さも増し、ポツポツと灯り始める光。
昔話に出てきそうな世界観がとても美しい…。
遥か遠くの方を見ると、ライトアップされた家屋も発見。
どうやら『合掌造り民家園』で4日間程しか実施されない秋のライトアップだった模様。この時は、そんな事露知らず、目の前に広がる絶景をただただ楽しんでおりました。笑
今思えばこっちも覗きに行けばよかったと後悔…。サーチ不足😭
さらに夜も深まっていき・・・。
少し青みがかった浅い暗さもおわり、街灯や家屋の光しかないオレンジ色の世界へと変貌。
夕方から夜にかけての1〜2時間だけでも、刻々と変わりゆく白川郷の表情が見れたように思います。
それではまた明朝!!
3.朝の白川郷
おはよう白川郷!!
再び展望台に戻ってきました。陽に照らされた白川郷は、どんな顔を見せてくれるのか・・・。
到着時は、まだ山影が集落全体を覆っており、静寂に包まれていました。
陽が降り注いだ姿を想像するだけで、テンションが上がります。
ちなみに、昨夜は暗くて分からなかったのですが、駐車場から城跡の中を歩いて行くと大きな石碑がありました。ここからも集落を望めるようですが・・・。
木々に覆われていてイマイチ。やはり駐車場真横の開けた場所がベストです!
そして、白川郷の夜明け・・・。
目の前の世界が一気に彩りを増し、夜とはまた違った感動に包まれた。
朝日に照らされて暖かさがありつつも、風格が漂う街並みが本当に美しい…。
現場からの中継は以上です。
白川郷に訪れる際は、絶対に外せない!!ぜひとも足を運んでほしいスポットです!!
いざ、合掌造り集落を散策
1.集落散策の起点『村営せせらぎ公園駐車場』
展望台の次は、実際に集落内を散策してみましょう!!
まずは、集落散策の起点となる『村営せせらぎ公園駐車場』へ(※ 集落内の道路は、景観保全のため車両侵入制限があり、観光客はこちらの駐車場を利用することが求められています)。
駐車場には、観光案内所やトイレのある建物が隣接しており、その建物もしっかり合掌造り。屋根は葺き替えたばかりなのか、茅が新しくフォルムがかっちりしていました。
駐車場概要
営業時間 | 8:00~17:00 |
駐車料金 | 普通車:1,000円/日 二輪車: 200円/日 |
詳細はこちら!
【公式】白川郷観光協会:https://shirakawa-go.gr.jp
MAP|地図
集落は川を挟んで反対側にあるので、「であい橋」を渡って向かいます!
山の紅葉もすごい綺麗だね✨
2.合掌造り集落を気ままに歩く
いよいよ、集落に突入です!!
案内図
分かりづらくて申し訳ありませんが、こちらが集落全体の案内図。
かなり道が入り組んでいてややこしいので、気の向くままに巡っていきます。笑
足を踏み入れて早速、あたりに広がるのは田園風景の中に佇む合掌造りの建物群。
お寺の鐘楼や社も茅葺き屋根でできており、なんだか暖かみを感じます。
見慣れているはずの日本の家、まち、風景のはずなのに、一風変わった白川郷は、どこか遠くの世界に迷い込んだような気分。
こちらは4階建(もしかしたら5階建かも)にもなる大型の合掌造り。手前の田園風景と背後の雄大な山景が相まり、とても素敵な一枚に!
スイスの建物みたいな雰囲気もあるね😳!
集落内を流れる水路の水はとても透明で、魚たちの影を綺麗に落としています。
さて、こうして実際に歩いてみると、合掌造りの家屋の多さに驚きます。自分の中でイメージしていた数よりも遥かに多く、かつ、広範囲にわたり集落が広がっていました。
また、綺麗に整列こそしていないものの、どの建物も大体同じ方向を向いているのが分かります。
豪雪や風を凌ぐ知恵なのか、それとも景観のためなのか・・・。
その答えは分かりませんが、明確な答えがただ一つ。それは、集落のどこを切り取っても、まるで絵のような美しい光景が広がっているということ。
3.合掌造りの家屋内を見学する
ところで、「宿泊者じゃないと合掌造りの屋内は見れないの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
ご安心ください。いくつかの家屋は一般に公開されており、どなたでも見学可能です!
今回は、そのうち2つの家屋を見学してきたので、写真とともにご紹介します。
長瀬家
最初にお邪魔したのは『長瀬家(ながせけ)』。
白川郷でも最大級の大きさを誇る合掌造りで、平成13年に80年ぶりに行われた大規模な葺き替えがTVで放送され、話題になった建物なんだそう。
営業概要
営業時間 | 9:00~17:00(不定休)(※1) |
入館料 | 大人:300円/小人150円(※2) |
※1:家屋一部修復のため、2022年2月1日から臨時休館(3月上旬ごろ開館予定)
※2:2022年3月から入館料変更
(大人400円/小人200円)
詳細はこちら!
【公式】白川郷観光協会:https://shirakawa-go.gr.jp
1階部分は、囲炉裏や和室といったいたって普通の生活空間が広がり、伝統的な什器や美術品などが展示されていました。その中でも目に留まったのは、茅の葺き替え時の写真。
この写真は、前述の葺き替えの際に撮影されたもので、村人やボランティアでなんと総勢500人で作業が行われたんだとか・・・。白川郷が美しい姿を保ってこれたのは、「結(ゆい)」という村人同士の助け合いの心が根付き、それが輪を広げていったからなんですね。
3階・4階に登ってみると、天井が低いものの、かなりの大空間になっていました。
そこには、かつての生活用具などが展示されています。
ふと壁を見てみると、近代的な一面。木造かつ茅葺き屋根の建物が多い白川郷では、火事は大敵ですからね。
それにしても、こんな大空間なのに建物中央に柱がほとんどない!?
その代わり、屋根沿いを貫く柱の数が多く、そして図太い。大黒柱がこれだけいたら心強い。笑
建物ひとつとっても、変わったところばかりで面白いですね。こんな丈夫な建物を先人たちはどうやって築きあげたんでしょうか。と感心するばかり。
和田家
続いてお邪魔したのは『和田家(わだけ)』。
こちらも白川郷最大級の合掌造り、かつ、その中でも唯一国の重要文化財に指定された建物です。1・2階部分が一般公開されていますが、今なお住居として生活されているそうです。
営業概要
営業時間 | 9:00~17:00(不定休) |
入館料 | 大人:300円/小人150円(※1) 大人:400円/小人200円(※2) |
※1:2022年3月31日まで
※2:2022年4月1日〜
詳細はこちら!
【公式】白川郷観光協会:https://shirakawa-go.gr.jp
正面から見ても、横から見ても、とても大きな建物であるということが分かります!
中に入ってみると、1階からすでに大空間。こんな素敵なお家に住んでみたい・・・。
またまた興味をそそられる写真を発見! 延焼を防ぐために行われる一斉放水(訓練)の光景ですね。
毎年秋頃に放水銃の点検を目的として行われるそうですが、その圧巻な光景から、秋の風物詩になっています。
2階に上がると、そこは仕切りの無いひとつの大空間。天井は低いものの、まるで体育館のような広さ。
磨き上げられた床が鏡のように紅葉を映しています。
別アングルでパシャリ・・・。
この家屋は、経年劣化という言葉を一切感じさせない、むしろ経年・・・味増し!!
語彙力の無さは認めるけど、なんとなく言いたいことは伝わったでしょ!?笑
こうして大体の散策を終えた頃、数多の看板にそそのかされ、1本500円の飛騨牛の串焼きをいただく。
いざ受け取ってみると、かなり小さい・・・、と残念になったのも束の間、一口食べた瞬間にその気持ちが覆りました。ジューシーすぎて、もっとでかい肉を食べてるかのような感覚!
小さいとか言ってすみません🙇♂️笑
そうこうしている内に、朝と言える時間も過ぎ、続々と観光客や修学旅行生たちが増えてきました。
子供たちよ、これが日本の原風景だ。
だれ!?笑
これにて、はじめての白川郷散策おわり!!
最初から最後まで、期待通りの情緒あふれる街並み、合掌造りを見れて大満足。世界遺産のポテンシャルを見せつけられた1日でした。
おわりに
世界遺産『白川郷』の雰囲気、少しでも味わっていただけましたでしょうか!?
まだ訪れたことがない方、この記事でもう一度訪れたいと思った方は、次回の旅先として検討してみてはいかがでしょうか。
それでは本日はこの辺で!!
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