どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
今回の記事は、京都市左京区にある2つのお寺、圓光寺と禅林寺をご紹介します。どちらのお寺も紅葉の名所として知られ、私が訪れたのは11月上旬はちょうど紅く染まり始めた頃でした。季節外れではありますが、色鮮やかなお寺の姿をご堪能ください!
それでは早速いってみましょう!!
まるで絵画のように楽しめる
『圓光寺』の紅葉
1.圓光寺ってどんなとこ!?
はじめにご紹介するのは、左京区一乗寺に位置する臨済宗南禅寺派の寺院『圓光寺(えんこうじ)』(山号;瑞巌山)。
こちらのお寺の始まりは西暦1601年、国内教学の発展を図るため、徳川家康が伏見に開いた学校が起源とされています。明治以降には、日本唯一の尼僧専門道場だった時期もあり、現存する当時の禅堂では、毎週日曜日に座禅会が開催されているそうです。
そんな歴史を辿ってきたこちらのお寺ですが、京都の寺院の中では、比較的小ぢんまりとした印象。しか〜し、四季折々の風景と情緒に溢れ、とても魅力が詰まったお寺なのです。
拝観案内
拝観料:大人500円/高・中400円/小300円
拝観時間:9:00~17:00
(※2022年4月18日時点調べ)
紅葉期は、事前予約が必要、かつ、拝観料が変わるよ☝️
MAP|地図
アクセスについて
- 叡山電鉄「修学院駅」or「一乗寺駅」から徒歩約15分、もしくは公共バス・タクシーを利用
- 無料駐車場(30台)あり
2.いざ、境内散策
それでは、境内を散策していきましょう。
まずはじめに現れるのは、「奔龍庭(ほんりゅうてい)」という枯山水の庭園。
一般的に枯山水というと、その名の通り、山水を表現するものですよね。ですが、こちらの庭園では、白砂は渦巻く雲海、石組は天空を自在に奔(はし)る龍をあらわしているそう。
雲海と龍の軌跡が入り乱れれているにも関わらず、計算し尽くされ、整った美しい空間・・・。
この庭を抜けた先に待つのは、「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ」という池泉回遊式庭園。
先述の庭園とは打って変わり、植物に溢れた落ち着く空間が演出されています。しかも、隣接する「本堂」は自由に上がることができ、庭園を正面に見ながらゆっくりとその雰囲気に浸ることができます。
参拝客は皆さん、この縁側に腰掛けて、染まりつつある紅葉を楽しんでいました。
それでは私も浸っていくっ。
梁や柱が額縁となり、まさに絵画を見ているよう。
少し陽の当たり方が変われば、雰囲気もガラリと変化していきます。
雨の日の少し寂しい雰囲気も味わってみたい🥺
お次の写真は、本堂玄関の豪華絢爛な「襖絵」。
一見派手派手な印象を持ちますが、よく見てみると四季折々の情景が描かれており、その繊細さに見入ってしまいます。
また、本堂のすぐ目の前には「水琴窟(すいきんくつ)」があります。(※水琴窟とは、水音を楽しむための仕掛け)
この盃型の鉢の近くに寄ってみると、時折水が滴る「カンッ」という上品な音(言葉では表現しにくい)が聞こえてきます。
鉢の横に突き刺さっている竹筒に耳を当てると、よりはっきりと聞こえるよ😳!!
先述の通り、この庭園は池泉回遊式。その池泉にあたるのが「栖龍池(せいりゅうち)」。
決して大きくはない池ですが、木々の緑が深いことから、まるで山奥に迷い込んだような感覚に陥ります。
最後は、思わずほっこりしてしまうお地蔵さんの姿。優しく微笑んだ表情に加え、手のひらに乗りそうなサイズ感が愛おしい!笑
顔に添えるお手手がなんともあざといね😳笑
お地蔵さんのイメージが覆された🤔
こちらのお地蔵さんが立つポイントは、あえてお伝えしません。ぜひ、訪れた際にご自身で探していただき、存分にほっこりしてください!
これにて圓光寺散策おわり!!
こちらのお寺は良い意味で、厳かさよりも暖かみのある雰囲気があり、世代問わずゆったりと楽しめるお寺だと思います。
気になった方は、ぜひ足を運んでみて下さい。
京都随一の紅葉名所
『永観堂 禅林寺』
1.禅林寺ってどんなとこ!?
続いてご紹介するのは、左京区永観堂に位置する『禅林寺(ぜんりんじ)』(『永観堂(えいかんどう)』とも呼ばれる)。
こちらのお寺の開創は西暦853年、かつては真言密教のお寺として始まりましたが、現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山となっています。
長い長い歴史に加えて、その広大な境内は、昔から紅葉の名所としても名高い場所です。「秋の寺宝展」期間には昼夜入替性となり、夜間はライトアップされた境内を拝観することができます。
拝観案内
拝観料:一般600円/小・中・高生400円
拝観時間:9:00~17:00(受付は16:00まで)
(※2022年4月18日時点調べ)
「秋の寺宝展」期間は、料金が異なるよ☝️
MAP|地図
アクセスについて
- 京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約15分、もしくは公共バス・タクシーを利用
- 無料駐車場はあるが、数が少ないため、公共交通機関利用を推奨
私は圓光寺から50分かけて歩いたよ😅笑
2.いざ、境内散策
それでは境内散策の様子を見ていきましょう。
まずはお寺の建物内を巡っていきます。各建物に囲まれた中庭も、紅く染まりつつある木々で溢れています。
今は中々見ることのない古風な窓枠で切り取る世界がなんとも素敵…。
いざ巡ってみると、いくつもの建物が連なっており、屋内だけでも禅林寺の規模の大きさが良く分かります。
こちらは五色幕がかかる「御影堂(みえいどう)」。1912年に建てられた総ケヤキ造の仏堂で、禅林寺最大の建物です。
すごい重厚感だね🙄✨
そんな御影堂の裏手から、山の中腹へと続く道を登ると、「多宝塔」(※写真撮り忘れました…。)が現れ、そこから京都市内を見渡すことができます。
こうして建物巡りを終え、最後は境内真ん中にある大きなお池へ。
と、その前に、阿弥陀堂から庭園に続く階段をパシャリ。紅葉のトンネルに光が差し込み、なんとも心動かされる光景です・・・。
そんな階段を下った先には、紅葉に囲まれた「放生池」が出現。
残念ながら天気は曇りですが、それを感じさせない色鮮やかな光景。この先さらに真っ赤になるのかと思うと、そのポテンシャルが無限大に感じます!笑
ちなみに、左上に小さく写っているのが、先述した「多宝塔」だよ☝️
また、池の中心には、これまたモリモリの紅葉の中に「弁天社」が埋もれています。
橋を渡ることはできませんが、とても見どころあるポイントなので、訪れる際はお見逃しなく!!
これにて禅林寺散策おわり!!
先述の圓光寺とはまた異なり、大寺のインパクトある建物や風景を楽しめるのが特徴です。秋の夜間ライトアップも大きな魅力の一つですね。
私はライトアップは見れていないので、次の機会には、ぜひともその姿を拝みたいものです・・・。
おわりに
『圓光寺』と『禅林寺』の雰囲気、堪能していただけましたでしょうか!?
これからの季節、青々とした緑がまた違った美しさを放っていることは、想像に難くありません。また、少し気が早いかもしれませんが、今年の秋のお出かけスポットとしても、候補に加えてみてはいかがでしょうか。
それでは本日はこの辺で!!
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