どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本日の記事は、特に写真好きにおすすめしたい、三重県『赤目四十八滝』についてご紹介します。撮りどころ満載の遊歩道の雰囲気をとくとご堪能ください。
それでは早速いってみましょう!!
どこもかしこも絵になる!?
渓谷美に溢れた『赤目四十八滝』
1.赤目四十八滝ってどんなとこ!?
今回ご紹介するのは、三重県名張市に位置する『赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)』。
こちらのスポットは、一つの大きな滝ではなく、全長約4km続く渓谷に落ちる一連の滝の総称です。「日本の滝100選」や「森林浴の森100選」をはじめ、数多のジャンルで名所として選定されたとても自然豊かな場所です。
渓谷に沿って遊歩道が整備されており、気軽に歩けるコースから本格的なハイキングまで、四季折々見どころに溢れた散策が楽しめます!
営業概要
入山料:大人500円/小人250円
営業時間:季節やライトアップ期間などによって異なります(詳細は公式サイトへ)
(※2022年6月17日時点調べ)
MAP|地図
アクセスについて
- 近鉄大阪線「赤目口駅」から滝入口まで、公共バス約10分 & 徒歩5分
- 滝入口周辺に有料駐車場が点在
2.「赤目」という地名の由来
散策風景に入る前に余談。
滝名に含まれ、この辺りの地名でもある「赤目」の由来は、ひとつの伝説から来ています。その伝説とは、日本の山岳宗教である修験道(しゅげんどう)の開祖「役行者(えんのぎょうじゃ)」が滝修行をしている際、不動明王が赤い目の牛に乗って現れたというもの。
ちなみに、「四十八滝」というのは、48の滝があるという意味ではなく、数が多いことを意味しています(実際遊歩道で見れるのは20ヶ所ほど)。
遊歩道の途中、上写真のようなツヤツヤ赤目牛の像があるので探してみて下さい!
どことなくターミネーター感がある🙄笑
3.撮りどころ満載の遊歩道をゆく
それでは散策スタート!!
と、その前に、滝入口にある「日本サンショウウオセンター」を覗いてみました(※入山料に含まれています)。
この施設には、赤目生まれを含む複数種のサンショウウオが飼育・展示されています。
中でも有名どころは、特別天然記念物にして、生きた化石と称される、こちらのオオサンショウウオ。存在は知っていても、見たことあるという方は少ないのではないでしょうか!?
推定年齢65歳😳!?
大先輩ですよ✨
滅多に見れない希少生物なので、一見の価値あり。訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみて下さい!
さて、本題の遊歩道散策に戻りまして。
今回は、一番イージーな「ゆったり散策コース」を歩きます。赤目五瀑のひとつ「千手滝」まで、約800m・片道20分の道のりです。
赤目五瀑とは
数ある滝の中でも、特に見所といわれる5つの滝(不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝)の総称。
遊歩道に足を踏み入れて早々、渓谷美に溢れ、川のせせらぎに包まれた心地いい空間が現れました。
上写真に見える竹の装飾は、ライトアップ用の照明が取り付けられたもの。「幽玄の竹あかり」と題したライトアップで、ちょうど開催時期に訪れたのですが、予定が合わず夜の訪問は叶いませんでした。
2022年度の開催情報はまだ出ていませんが、気になる方は、秋手前にぜひ調べてみて下さい。
さて、歩みを進める中で、はじめに印象的だった光景はこちらの「霊蛇滝(れいじゃたき)」。
落差約6mの比較的小さな滝ですが、大きな滝壺や周りに広がる深緑が相まって、山の最深部まで入り込んだような感覚。
出だしからすごい景色😳!
そんな霊蛇滝の頭上にかかる橋まで登ってみると、一つ目の赤目五瀑「不動滝」が出現!!
写真ではスケール感が分かりにくいですが、滝の上に小さく写っている人を見つけてもらうと、その大きさが分かるかと思います。
きっと想像よりも遥かに大きかったのでは!?
実際には、とても大きくて迫力があるのはもちろんのこと、清流感というか、静けさや落ち着きも兼ね備えていて、それが不思議なギャップを生み出しているのかもしれません。
この先の道のりは、特に名前のない場所も多いですが、待ち受けていたのは、どこもかしこも絵になる光景・・・。
風景もさることながら、木の葉が浮いて見えるほど透明な水が美しい。
この日の天気は曇り時々晴れということで、時折陽が差すと、これまた幻想的な光景が広がります。
一転、ふたたび雲がかかれば、自然のおどろおどろしさ(いい意味で)に魅せられ、シャッターを切る手が止まりません。
このちょっぴり怖い雰囲気も、「あぁ、いま自然の中にいるんだっ!」て実感するポイント🤔✨
川の流れが緩やかなポイントでは、水面に周囲の風景が映し出され、当然のごとく絵になります。
上流に進むに連れ、見るからに大きな岩場が増えてきた気が・・・。その間を縫うように流れる水の軌跡も見どころ!
また、紅葉真っ盛りの時期とはズレてしまいましたが、日当たりの良いポイントでは、色づいたもみじの鮮やかさに魅せられます。
そんなこんなで、今回のゴールにして、二つ目の赤目五瀑「千手滝」に到着。
美しさ、かっこよさ、神聖な雰囲気、さまざまな森の魅力が詰まった光景。その姿は、まるで「もののけ姫」の世界にでも迷い込んだようでした・・・。
これにて今回の散策はおわり。
一口に「渓谷美」という言葉だけでは語れない、バリエーション豊かな絶景を前に、写真を撮るのが本当に楽しい場所でした。
よっぽどの大雨でない限り、天候問わず楽しめるのも魅力。何なら、暗い雰囲気の方が、ちょっぴり怖いけど、本来の自然美に集中できるのかもしれない・・・。
合わせて立ち寄りたい!
周辺写真スポットをご紹介
1.『香落渓』で迫力の岩壁をパシャリ
はじめにご紹介するのは、知らなければまず読むことができない『香落渓(かおちだに)』というスポット(笑)。
こちらのスポットは、切り立った崖が全長約8kmも続く大渓谷で、一つ峠を挟み、赤目四十八滝へと繋がります。
秋は、紅葉狩りのスポットとして有名です。想像してみて下さい、果てしなく続く断崖を彩る紅葉の景色・・・。
赤目四十八滝とはまた違う、大スケールの絶景を楽しめること間違いなし!!
MAP|地図
アクセスについて
- 近鉄大阪線「名張駅」から公共バスで約30分
- 屏風岩と紅葉谷の前に駐車場あり
※私が訪問した際には、駐車場にロープが張られていたため、道路脇の広い路側帯に駐車しました。(観光協会HPにて、路側帯への駐車は、ハザード点灯かつ短時間の利用に留めるよう案内されていますのでご注意ください)
PHOTO|写真
2.『青蓮寺湖』でダム風景をパシャリ
続いてご紹介するのは、香落渓の玄関口に位置する『青蓮寺湖(しょうれんじこ)』。
ダム建設によって生まれた人工湖ですが、自然豊かな森に囲まれ、四季折々の美しい風景はもちろんのこと、湖畔には公園やテニスコートが整備され、レクリエーションにも最適です。また、近くの「青蓮寺観光村」では、ぶどう狩りやいちご狩りもできるので、家族連れにおすすめの自然スポットです。
写真スポットとしてのインパクトは弱いですが、何か特徴的な条件が加わると、とても魅力的な瞬間を切り取れそう!
紅葉最盛期、風がなく湖面が反射する日、霧が立ち込めた日などなど🤔
MAP|地図
アクセスについて
- 近鉄大阪線「名張駅」から公共バスで約20分
- 湖畔に駐車場が点在
PHOTO|写真
おわりに
赤目四十八滝の多彩な美しさ、味わっていただけましたでしょうか!?
私自身は、期待度普通で何気なしに訪れたので、その美の豊富さにとても驚かされ、テンション爆上がりでした。本当に魅力に溢れた場所なので、これから三重県の旅行などを計画されている方は、目的地の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
それでは本日はこの辺で!!
応援の1クリックお願いします!!
当ブログは、日本一周ブログランキングに参加しています。下のボタンを押していただくとポイントが加算され、ランキングが上がる仕組みになっています。
にほんブログ村