どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本日の記事は、日本のベネチアとも称される伊根の町並みについてご紹介します。また、おまけに日本の渚百選『琴引浜』に訪れた時の様子もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
今回は旅記事投稿100回目の記念すべき日🎉(特に何があるわけではないですが…笑)
それではいってみましょう!!
海の京都随一の絶景
『伊根の舟屋』
1.伊根の舟屋ってどんなとこ!?
今回ご紹介するのは、京都府伊根町に位置する『伊根の舟屋(いねのふなや)』。
こちらのスポットは、海の京都を代表する観光地のひとつで、伊根湾沿岸に立ち並ぶ舟屋群です。まるで海に浮かぶ町のような独特な景観は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているとても貴重な街並みです。
見慣れない景観でありながら、どこか懐かしい雰囲気も感じられる、不思議な伊根の街並み。ぜひ、一生に一度は足を運んでもらいたいスポットです!
MAP|地図
アクセスについて
- 京都丹後鉄道「天橋立駅」or「宮津駅」から公共バスで約60分
- 観光案内所付近に有料駐車場が点在(30分無料/以降30分につき100円)
2.海街の絶景を撮り歩く
それでは現地の街並みをご覧いただきましょう!
観光の拠点やアクセスの目印として最適な「伊根町観光案内所」からスタート。
案内所の向かいにある「伊根浦公園」から、早速舟屋群の姿を拝むことができます。
この場所は、湾曲した地形により、連なる舟屋群を見通せるため、迫力ある光景を楽しめちゃう!
初っ端から絵になるなぁ🤔
そもそも舟屋とは
「舟屋」とは名の如く、海から船を引き上げ、雨風や虫などから守るための建物です。
舟屋は江戸時代から存在するといわれ、木造船で漁を行っていた当時は、船や網を乾かすためのとても重要な施設でした。(その当時は吹き抜けの建物)
伊根の舟屋に、現在のような居室を備えた木造2階建が現れたのは、明治時代から昭和初期にかけてのこと。強化プラスチック性の船や大型船の登場により、次第に生活環境の場へと変貌していったそう。(小型船を収納している建物は、今でも多々見受けられます)
さて、それぞれの舟屋に注目してみると、野菜や魚が干されていたり、はたまた洗濯物が干されていたり、住んでいる方々の生活が垣間見えてきます。
この光景を「生活感」と表現すると、雑然とした印象になってしまうから少し違う…。
では何か。
私が思う正しい表現は、地の利や工夫を凝らした伝統的な「暮らし」。
例え訪れたことがなくても、どこか懐かしさを感じるのは、こうした日本の原風景である「暮らし」が見えるからではないでしょうか。
そんな暮らしのまわりには、他にも様々な光景が広がっています。
海と共に暮らす町では日常かもしれませんが、外から来た人間(私)にとっては、ここにしかない時間が流れているような、そんな雰囲気がとても心地いいんです。
お次の写真は、私が一番撮ってみたかった構図で撮影した一枚です。撮影場所は、舟屋群をちょうど対岸に見渡せる「伊根町七面山駐車場」より。
この写真の良さを言葉で表現したいけど、中々思い浮かばない🤔
あいまいな表現で言うなら、写真だから切り取れた世界観というか、ド正面という意図的でなければ中々見ない視点だからなのか、この構図にはとても味を感じるのです。
続いては、少し場所を移しまして、『道の駅舟屋の里伊根』から撮影した写真をご紹介します。この道の駅は高台に位置しているため、伊根の街並みを一望できます。
上写真のモニュメントは、伊根町を舞台にした「ええにょぼ」というNHK朝ドラ(1993年)の放送を記念して建てられたそうです。
その背景には、遥か遠くまで続く舟屋群。
思ってたより、たくさん舟屋が続いてる😳!!
上から見下ろすと、その密集具合がよく分かりますね。長屋住宅がそのまま海の上にあるようです。
朝方ということで、まだ陽のあたっていない地区は、静寂に満ちた雰囲気が素敵。
おや、漁船が帰港した模様。静寂に満ちていたと思ったら、漁港の朝はとっくに明けていたみたい。
観光案内所付近から道の駅までは、徒歩で行くことも可能ですが、高台に位置しているため車での移動をおすすめします(駐車場無料)。
3.ほかにも色々、舟屋の楽しみ方
限られた範囲を徒歩で周るだけでも、十分すぎるほど舟屋の魅力を味わうことができますが、ほかにも一味違う楽しみ方があります!
・レンタサイクル
伊根の舟屋群は、約230軒も連なるため、想像以上に広範囲です。とはいえ、車でぐるぐるするほど道路も広くないので、隅から隅まで巡りたいという方にはレンタサイクルがぴったり!
観光案内所であれば、なんと無料(保証料1組2,000円)で借りることができるのでおすすめ。
・遊覧船 or 海上タクシー
伊根町には、海から舟屋をめぐることができる遊覧船や海上タクシーが運行しています。
小型船は地元の漁師さんなどが運行されているので、ならではの濃いお話が聞けるはずです。ただし、乗船は2名以上からなので、私は乗ることができませんでした…。
一人旅あるあるの悲しみ😭笑
大型の遊覧船もあったのですが、なぜか小型モードだった私は諦めてしまいました。だって、小型の方が舟屋に近づけそうやん??
・舟屋に宿泊
数ある舟屋の中には、宿として改装された建物が結構あります。しかも、写真で見る限りオシャレなところばかり!!
伊根の町全体や舟屋の内部まで、すべてを堪能したいという方には、これ以上ない楽しみ方です。
気になる方は、ぜひ観光協会のHPをチェックしてみてください↓↓
伊根町観光協会:https://www.ine-kankou.jp
4.訪問する際に気をつけるべきこと
それぞれの舟屋は、個人の所有物であり、その多くが住民の方々の生活の場です。当然、無断で舟屋に入ることは厳禁、写真を撮影する際には住民の方々のプライバシーに配慮しなければなりません。
ここに住まわれている方々がいらっしゃるからこそ、守られている「暮らし」という魅力。
訪れる際には、この点をしっかり押さえた上で、伊根町の雰囲気を存分に楽しんでください!
観光案内所でGETできるパンフレットに、注意事項(皆様へのお願い)が詳細に書かれているからチェックしてみてね✌️😊
【おまけ】
日本の渚百選 × 鳴き砂 =『琴引浜』
1.琴引浜ってどんなとこ!?
おまけにご紹介するのは、京丹後市に位置する『琴引浜(ことひきはま)』。
こちらのスポットは、日本の渚百選の一つ、かつ、鳴き砂で有名な砂浜です。全長約1.8kmにわたる白砂青松の景勝地として、国の天然記念物・名勝にも指定されています。
先述の「伊根の舟屋群」から車で約50分と近い距離ではありませんが、せっかく京都北部まで足を伸ばしたのであれば、立ち寄ってみてもいいかもしれません!(※砂が湿っていると音が出ないので、雨が降った後はおすすめできません)
MAP|地図
アクセスについて
- 京都丹後鉄道「網野駅」から公共バス約15分&徒歩約15分
- 有料駐車場あり(1,000円)
2.大人も楽しく砂遊び
それでは、現地の雰囲気をかんたんにご紹介!
あいにく天気は雲多め。とはいえ、砂の美しさ・白さ・キメ細かさが良く分かります。
時折陽が差し込めば、彩りが増し一層美しきこと。11月中旬とは思えぬ夏の陽気です。
そして、お目当ての鳴き砂については、動画でご覧ください。ちなみに、砂を鳴かせるには若干コツがいるのですが、常駐のスタッフの方が実演して教えてくれます!
音出して聞いてみてね!!
鳴き砂で大いにはしゃいだ当時25歳の成人男は、海を目の前に黄昏れモードに突入。砂浜にできた水溜りが、見事なリフレクションを演出してくれました。
水たまりの淵からだとこんな写真も!
ちょっとウユニっぽい😍!!
ご紹介以上!
あっけないといえばあっけないスポットですが、はじめて鳴き砂を体験するのなら、予想以上に興奮します。
また、「通年駐車料金1,000円は高いよ〜」と思われる方(当初の私)も多いと思いますが、鳴き砂を保全するための行動に貢献していると思えば負担とも思いません。ゴミのない美しい浜だからこそ、砂が鳴くんです!!
ご興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
おわりに
伊根の舟屋群が生み出す独特な絶景、いかがだったでしょうか!?
個人的には、京都観光のおすすめスポットを一つしか挙げられないというなら、京都市内の神社仏閣なども差し置いて、この伊根町を推します。まだ訪れたことのない方には、ぜひとも一度足を運んでいただきたい。
それでは本日はこの辺で!!
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