どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本日の記事は、京都の夜に巡った2つの寺院についてご紹介します。私が訪れたのは2021年11月、葉が紅く染まり始めた秋の夜。ライトアップされた紅葉は、一段と美しい姿を見せてくれました。
今回の写真は、撮影時の設定をミスりまして、画質が粗く暗めになってしまいました😅
細部には目を凝らさず、どうぞ雰囲気を味わってください!笑
それではいってみましょう!!
静穏の中で浸る
『圓徳院』のライトアップ
1.圓徳院ってどんなとこ!?
まずはじめにご紹介するのは、京都市東山区に位置する『圓徳院(えんとくいん)』。
こちらの寺院は、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が19年間の余生を過ごし、終焉を迎えた地として知られています。寺院としてのはじまりは、ねねの没後、甥である木下利房により創建され、後述する「高台寺」の塔頭(たっちゅう)に位置付けられています。
規模こそ大きくはありませんが、かつてねねが眺めていたであろう美しき庭園を、ゆっくりと味わえるのが最大の魅力。夜間ライトアップは、春と秋の期間に催され、とても幻想的な光景が広がります。
拝観案内
拝観料:500円(高台寺共通拝観券900円)
拝観時間:10:00〜22:00(21:30受付終了)
※上記はあくまで、2021年秋の特別展・夜間特別展の情報です。訪問の際は、事前にHP等を確認しましょう。
MAP|地図
アクセスについて
- 京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約15分、もしくは公共バス・タクシーを利用
- 徒歩約1分に位置する「高台寺駐車場」が利用可能(※圓徳院拝観により1時間無料、高台寺拝観によりさらに1時間無料)
2.秋夜の庭園に浸る
いざ、園内へ。
ここ圓徳院は、基本的に建物内から庭園を見学するスタイル。比較的人が少ないスポット(※私が訪れたのは平日)なので、縁側に座り、その雰囲気に浸ることができます。
園内に入り、はじめに現れるのは「南庭」。
やはり、ライトアップはもみじの樹形を際立たせ、昼間とは全く異なる魅力を生み出します。加えて、もみじの手前には白砂に線引きが施され、それにより現れたコントラストがこれまた美しい…。
たっぷり南庭に浸った後、反対側にあるもうひとつのお庭「北庭」へ。
入口の裏手になるため、より静穏な空間が広がり、虫の音色がとても心地いい。部屋の照明も切られているので、その世界観に引き込まれるよう。
南庭とは異なり、大きな石組が目立ち、自然の迫力とスケール感を強く感じる印象的な庭園です。
最後に、出口付近にある「三面大黒天」を拝観。
その名の通り、三つの顔を持つ大黒天様が祀られています。それはかつて豊臣秀吉の念持仏(個人が身につけたり、身辺に置いて拝む仏像のこと)だったといわれています。
秀吉を天下に導いた強力なご利益にあずかれそうですが、そのいかにもなパワーに反して、優しく灯る提灯の雰囲気がとても素敵でした。
これにて、夜の圓徳院散策おわり。
見どころポイントは限られていますが、その一つ一つに見入ってしまう魅力が詰まっています。落ち着いた雰囲気で、ゆったりとライトアップに浸りたいという方にとてもおすすめなスポットです!
『高台寺』で味わう
圧巻過ぎるライトアップ
1.高台寺ってどんなとこ!?
続いてご紹介するのは、圓徳院のすぐお隣に位置する『高台寺(こうだいじ)』。
こちらのお寺は、豊臣秀吉を弔うため、先述の「北政所(ねね)」によって西暦1606年に創建されました。広大な境内には、創建当初から残る貴重な建物をはじめ、もみじに囲まれた池泉回遊式庭園など、見どころが多い寺院です。
春と秋の期間には、夜間ライトアップが催され、圓徳院の雰囲気とはまた異なり、大庭園に広がる圧巻の光景が味わえます!
拝観案内
拝観料:600円(圓徳院共通拝観券900円)
拝観時間:9:00〜22:00(21:30受付終了)
※上記はあくまで、2021年秋の特別展・夜間特別展の情報です。訪問の際は、事前にHP等を確認しましょう。
MAP|地図
アクセスについて
- 京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約15分、もしくは公共バス・タクシーを利用
- 敷地内に「高台寺駐車場」あり(※高台寺拝観により1時間無料、圓徳院拝観によりさらに1時間無料)
2.ダイナミックなライトアップを味わう
それでは、いざ園内へ。
圓徳院からねねの道を挟み、すぐ向かいにある「台所坂」(上写真)を登って入園しました。この坂も、両脇に植栽された紅葉のトンネルとライトアップが美しく、見どころポイントのひとつ!
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『ねねの道』やその周辺にも、昼夜を問わず、京風情が味わえるスポットがたくさんあります。以前の記事で紹介しているので、ご興味のある方はチェックしてみてください!
坂を登りきり、光に誘われるように有料エリアに入場。入口の雰囲気から期待が高まります。
いざ、足を踏み入れてみると、道ゆく道のほとんどにライトアップが施され、園路を進むほどにワクワクがさらに膨らんでいく・・・。
少し園路を進んだ先、暗くて全貌が分かりにくいですが、「方丈」(本堂)の内部も見学が可能です。
格子越しに映る影が「むかしばなし」みたい😳✨
また、方丈の外廊下に立つと、「波心庭」という枯山水の前庭を一望することができます。しかも、その庭を舞台として、プロジェクションマッピングが投影されているではありませんか!?
見入ってしまう美しさはもちろんのこと、由緒あるお寺でありながら、近代的要素も取り入れる柔軟さや発想力にも思わず感動してしまう。
そんな方丈を後にし、次に現れるのは「開山堂」。その建物を挟み込むように広がる池泉回遊式庭園は、まさにライトアップのメインを飾るポイント!
そのダイナミックさと、別の世界に入り込んだような感覚は、テーマパークにいるような高揚感に似ています。この言葉だと、どこか古都の雰囲気に欠けるので、「古の夢見世界」とでも称しておきましょう。
逆にちゃっちいかもしれない🥴笑
何より美しいのが、池の水面に生まれたもう一つの世界。感動が大きすぎて心が無になる・・・。
周囲にいた皆さんも同じ気持ちなのか、人が多いのにも関わらず、静かで落ち着きのある雰囲気に包まれていました。
最後に、寺院の一番奥にある竹林へ。こちらも和の絶景を味わうために絶対外せないポイント!
なんだこの究極の風情は・・・。ライトアップで輝きを増した竹の緑は、まるで竹取物語かのよう。
竹林のライトアップ自体、写真でもあまり見たことがなかったので、とても新鮮な感動を味わえました。
これにて、夜の高台寺散策おわり。
広い境内を余すことなくライトアップされた光景に加え、プロジェクションマッピングなど特徴的な仕掛けも楽しめる、とてもバリエーションに富んだお寺です。
ダイナミックなライトアップを味わいたいという方にむちゃくちゃおすすめ!!
【おまけ】京都市内観光の宿泊事情
1.車中泊で京都観光ってどうなの!?
最後におまけ!!
まず前提として、私の日本一周旅は車中泊を基本としています(※特に縛りを決めているわけではありません)。そのため、京都市内観光も例外なく車中泊を検討しましたが・・・。
事前に車中泊スポットを調べた限り、立地条件や駐車料金、時間的拘束性を考慮すると車中泊は望ましくないと判断しました。そもそも京都市内は、駐車場がないスポットや混雑する道が多く、逆に非効率な観光になりかねないため、ホテル泊に方向転換!
とはいえ、ホテルの宿泊代結構かかりそう😥
そんな不安もありましたが、京都市は日本有数の観光地。国内観光客はもちろんのこと、多くの外国人観光客が訪れる場所です。そのため、ホテルの母数が桁違いに多く、競争率が激しいからか、安い値段で宿泊できる場所も多いのです。
安くても選択肢が多いのは、すごくありがたい🥺
2.私が宿泊した安・便利・快適なホテル
参考までに、私が利用した『Hotel The point 清水五条』の様子をご紹介します。
宿泊料金は、2泊で6,200円(別途宿泊税200円)という安さ。さらに、楽天トラベルの10%OFFクーポンが適用されたので、かなりのお得感!!
こちらのホテルは、京都観光の代表的エリア「東山」が徒歩圏の好立地。各所への所要時間は下記のとおりです。
各所への所要時間(徒歩)
- 京阪本線「七条駅」まで約6分
- 京阪本線「清水五条駅」まで約8分
- JR「京都駅」まで約20分
- 清水寺まで約20分
- 八坂神社まで約25分
MAP|地図
ホテルに駐車場はないので、スタッフの方に周辺の最安コインパーキングを教えていただきました✌️
ROOM|お部屋
ダイニングテーブルあり・Wi-Fiあり・コンセント数も豊富で、PC作業も快適✨
かなり遠いいけど。笑
300mm(35mm換算450mm)の望遠レンズで撮影しました📸
3.ホテル泊のメリットまとめ
あらためて、車中泊旅でもホテルに宿泊するメリットをまとめました↓↓
- 車移動(駐車)を考える必要がない
- 時間的拘束がほとんどない
- 気兼ねなく夜の散策・撮影に行ける
- 別途お風呂代が必要ない
- 自分で調理・洗濯することで節約可能
(※コンドミニアムの場合) - 意外に宿泊代が安い
車中泊で京都市内観光を検討されている方は、ぜひ一つの選択肢として参考にしてみてください!
おわりに
秋夜の寺院の雰囲気、堪能していただけましたでしょうか!?
このライトアップというものは、間違いなく想像を超える感動が得られます。これひとつで余裕で京都に訪れる目的になる。
ご興味のある方は、ぜひライトアップ期間の訪問を検討してみてください!
それでは本日はこの辺で!!
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