滋賀県

近江八幡を観光するなら外せない!! 1日で巡る3つの名所。 【日本一周No.91/滋賀県③】

2022年3月20日

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どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

本日の記事は、滋賀県のほぼ真ん中『近江八幡市(おうみはちまんし)』にある3つの観光名所をご紹介していきます。歴史的な遺産から絵本のような世界観まで、幅広い世代の方が楽しめるスポット満載です。最後までぜひご覧ください!

それではいってみましょう!!

織田信長天下統一の拠点
『安土城(跡)』

1.安土城跡ってどんなとこ!?

はじめにご紹介するのは『安土城跡(あづちじょうあと)』

こちらのスポットは、かつて織田信長が天下統一の拠点として築城させた安土城の跡です。安土城といえば、日本人なら誰しも一度は授業で聞いたことのあるお城ではないでしょうか。その「跡」というだけに、城そのものは現存していませんが、各所に石垣や史跡が残っており、かつての城の姿を思い浮かべるのが楽しいスポット!

ちなみに、このお城は標高199mの「安土山」に築かれた山城です。急勾配な階段が続きますので、散策には歩きやすい靴がおすすめ。

営業概要

入山料:大人700円/小人200円
開門時間:
8:30~17:00(入場最終受付16:00)
※開門時間は、季節により変動あり

MAP|地図

アクセスについて

  • JR安土駅から徒歩約25分
  • 城跡入口付近に広い駐車場あり(無料)

2.いざ、安土山を歩く

それでは現地を散策していきましょう!

お城といえば、豪華絢爛というイメージを持つ方も多いと思いますが、城跡なので当然といえば当然、シンプルに「小高い山じゃん!」という第一印象。ですが一歩足を踏み入れると、山の斜面に広がる石階段や石垣。まさに「山城」という言葉が相応しい様相です。

山の中腹には、武家屋敷の跡がなどがありますが、残っているのは基礎石のみ。ですが、その岩々を見ることで、かつて建っていた屋敷がいかに大きな建物であったか、容易に想像がつきます。

上写真は羽柴秀吉(豊臣秀吉)邸があったと伝わる場所

なぜか、カエルの置物たちが並んでいたところがあったので、思わずパシャリ。

ここは徳川家康邸跡に建てられた「摠見寺(そうけんじ)」というお寺の入口なのですが、なにかカエルにゆかりがあるのでしょうか。

だいき

こんなお金の持ち方があるとは…。今度やってみよう。笑

しばらく階段を登り、後ろを振り返ってみると・・・。

眺めがいいこと! この景色は、城があった当時と比較して、どれほどの違いがあるのでしょうか。

開けたところから一転、天主に近づくにつれ、道が複雑に折れ曲がり、かつ、山が深まっていくような気がします。

お次の2枚の写真は、天主の一段下にある「信長公本廟(のぶながこうほんびょう)」という、いわゆる織田信長のお墓。といっても、本能寺の変の後、信長の遺体は見つからなかったとされ、全国各地に供養するためのお墓が存在するようです。

この本廟には、羽柴秀吉によって、信長の太刀や烏帽子などの遺品が埋葬されているそう。城跡の中でも、一味違う雰囲気が感じ取れる場所でした。

それにしても天主付近は特に入り組んでいて、何度か迷いそうになる。笑

やっとの思いで辿り着いた先には・・・。

ようやく「天主跡」が現れました!

先述の武家屋敷跡とは比較にならないほど大きな基礎石が並んでいます。なおさら、かつての姿を拝みたくなる・・・。

この天主跡からは、近江八幡市内や琵琶湖が一望できます。かつて信長が見ていた景色と近いものがあるのかと思うと、なんだか感慨深いですね。

それでは山を降りていきましょう。帰路は、また別の道が用意されており、その道中には貴重な文化財が残されています。

その一つが、こちらの「三重塔」。先述の摠見寺の関連施設にあたります。かつては、この塔の周辺に本堂を含めた主要な建物があったそうですが、焼失してしまったようです。

これまで各地で見てきた三重塔とは異なり、それぞれの屋根の四方に鬼瓦が施されているのが特徴的でした。(ちょっと可愛らしい鬼)

また、この場所の眺望も良く、琵琶湖の内湖のひとつ「西の湖」を見渡すことができる!

すごいとこに住宅があるね😳!

ゆの

続いては、三重塔からさらに降った先にある「二王門」。三重塔同様、焼失から逃れて残った貴重な建物です。

門をくぐって麓側から見てみると、この日の天気も相まって、その荘厳さが際立っています。この雰囲気、とても好き。

こうしてどんどん階段を降り、最後に林道を通過すると・・・。

最初の武家屋敷跡まで帰還。

これにて安土城跡散策おわり!!

3.かつての安土城の姿を知る

現地の写真を見てみて、焼失前のかつての安土城の姿を知りたいと思った方も多いのではないでしょうか。そんな方には、こちらの2つの施設がおすすめ!

1つ目は、同じ近江八幡市内にある『安土城天主 信長の館』。原寸大かつ内部まで復元された天主の姿を見学することが可能です。【料金:一般610円】

画像提供:photoAC

2つ目は、三重県伊勢市にある『伊勢忍者キングダム』。時代考証に基づき、天主のみならず、城全体が原寸大で再現されています。【料金:大人4,900円(パーク入場料)】

画像提供:photoAC
だいき

ちなみに、私はどちらも行ってない🥴

え…😅笑

ゆの

伊勢忍者キングダムのお城は、車で走行中に見かけましたが、まさか安土城の再現とは思わず…。今思えば、信長の館を見学して、当時のイメージを目に焼き付けてから城跡を見れば、さらに面白さが増したかも!と、ちょっぴり後悔しております…。笑

ご興味のある方は、ぜひ城跡見学前後に訪れてみてはいかがでしょうか!

時代劇の雰囲気漂う『八幡堀』

1.八幡堀ってどんなとこ!?

続いてご紹介するのは『八幡堀(はちまんぼり)』

こちらのスポットは、戦国時代に琵琶湖と市街地を結ぶために造られた水路です。この水路によって、周囲の街の発展、近江商人(日本三大商人のひとつ)が生まれる要因になりました。現在でも、堀沿いに白壁の蔵や旧家が立ち並び、時代劇のロケ地としても使われる古き良き景観が広がっています。

とはいうものの、戦後は運河としての機能が廃れ、見る影もないほど汚染され、雑草が生え、といった状況になったそう。しかし、かつての姿を取り戻そうという気運が高まったことで、地元の方々の自主清掃をはじめ、さまざまな活動を通して、今の賑わいある姿に至ったわけです。

シンプルに美しいのはもちろんですが、こうした違う視点で見ても、その貴重な景観に感動を覚えると思います!

MAP|地図

アクセスについて

  • JR近江八幡駅からバス・タクシーで10分弱、徒歩約30分
  • 周囲に無料 or 有料の駐車場が点在
    (好立地かつ無料の「日牟禮八幡宮前駐車場」がおすすめ)

2.いざ、タイプスリップ

それでは実際に現地の様子を見ていきましょう。

こちらの写真は、八幡堀の中心地と言っても良い「白雲橋」から見た光景。

現代的な要素が少なく、まさに江戸の時代劇に出てくるような景観です。ちなみに、上写真のような屋形船で堀をめぐることもできます!

また、堀沿いに降りて歩くことも可能。今回は昼間の訪問でしたが、夜にはより一層時代を遡ったような感覚に陥りそう・・・。

こちらは、お隣の「明治橋」から撮影した1枚。白壁の家屋や枝垂れ柳が、また雰囲気を演出していますね。

枝垂れ柳って、古い雰囲気すごい醸し出すよね🤔✨

ゆの

堀沿いに限らず、周囲の街並みも時代を感じさせる景観です。夜にはとてもノスタルジーな世界に変貌しそう。

中にはこんな建物も!

江戸、ではなく明治の時代を感じさせるこちらの建物は『白雲館』と呼ばれ、かつて学校として建てられたもの。現在では、観光案内所や多目的ホールの機能を要しています。


短いですが、これにて八幡堀散策おわり!!

八幡堀周辺には、日牟禮八幡宮や八幡山ロープウェイをはじめとした観光スポットが点在しています。ゆえに、この近辺だけでも1日楽しめてしまう町です!

絵本から飛び出したような世界観
『ラ コリーナ近江八幡』

1.ラ・コリーナ近江八幡ってどんなとこ!?

最後にご紹介するのは『ラ コリーナ近江八幡』

見るからに個性が溢れ、人を惹きつけるこちらの施設は、バームクーヘンが有名なクラブハリエをはじめとした和洋菓子を製造・販売する「たねやグループ」のショップやカフェ、農園などが集約された複合施設です。

有名な菓子の数々を求めて!というよりか、今回はこの施設の建物を見たくて現地を訪れました。テーマパークのような施設ですが、入場料などはなく、気軽に立ち寄ることができます(※ただし、休日はとてつもない混雑になる模様)。

MAP|地図

アクセスについて

  • JR近江八幡駅からバス・タクシーで10分弱、徒歩約40分
  • 敷地内に広い駐車場あり(無料)

2.いざ、絵本の世界へ

早速ですが、上写真は一番見たかったメインショップの建物。建築家・藤森照信氏が手がけた建物で、その形はさることながら、屋根一面を覆うのは芝生という、まさに絵本から飛び出たような世界観。人の目を引かないはずがない個性満点の建物です。

それでは施設の中を覗いてみましょう!

施設マップ

この絵かわいい!!
すごく好き🥺

ゆの

外観とは打って変わり、屋内は白が基調の洗練されたデザイン。平日だというのに、多くのお客さんがいらっしゃいました。

こちらのガラス張りのエリアでは、バームクーヘンの製造過程を見学できます。お客の立場としては楽しいけど、働く身としては正直やりにくそう…。笑

そして、メインショップを抜けた先には、農園やカフェの建物があります。メインショップに負けないくらい特徴的な、奥の茶色い建物はオフィスということで、一般の方は入れないようです。

だいき

あの宇宙船のコックピットのような部分には、なにがあるのでしょう😳?

どこを見渡しても、ほとんどの建物が植物に覆われているので、季節によって全然印象が変わり、おもしろそうですね。

こんな不思議なオブジェも発見。大人にはとても通れなさそうなドアの先には、本当に絵本のような世界が広がっていたりして・・・。

お次は、ギフトショップの建物です。周りにはクラシックカーが並び、おしゃれ要素を詰めこみました!みたいなエリア。笑

建物は飛行機庫のような形をしており、当然店内も素敵な雰囲気。お土産を買うのも楽しくなっちゃいますね。

施設を回りきった後は、メインショップ2階のカフェでゆっくりアフタヌーンティーといきたかったのですが…。かなり混雑しており、そもそも贅沢もしてられないということで、気になる和菓子2つ購入!

左が栗大福、右がどらバター(あんことバターが入ってる)。お味は美味しくないわけがない。甘さが強いですが、全然くどさがないお上品なお味!

あぁ、バームクーヘンも買えばよかった…。笑


これにてラコリーナ散策おわり!!

先述のとおり、特に入場料金もなく施設を楽しめるので、その雰囲気を味わうだけでも行く甲斐があるスポットです。とはいえ、行ったらきっと食欲には勝てないはず・・・。

おわりに

近江八幡が誇る3つの観光名所、いかがだったでしょうか!?

近江八幡は、滋賀県の新幹線停車駅「米原駅」から電車で30分ほど。遠い県からでも比較的アクセスしやすい観光地なので、1泊2日の小旅行や休日のお出かけに最適です。ぜひ気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは本日はこの辺で!!

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