日本一周 滋賀県

世界遺産『比叡山延暦寺』で触れる、日本仏教の永き歴史と豊かな自然 【日本一周No.93/滋賀県⑤】

2022年4月1日

どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

本日の記事は、世界文化遺産である『比叡山延暦寺』をご紹介します。このお寺については、詳しくは知らずとも、多くの方が耳にしたことがある名前ではないでしょうか。そんな有名なお寺をめぐった1日の様子をまとめました。

だいき

延暦寺の全体像や雰囲気を知りたい方におすすめの記事です💁‍♂️

それではいってみましょう!!

比叡山延暦寺ってどんなとこ!?

1.世界遺産『比叡山延暦寺』とは

今回ご紹介するのは、天台宗の総本山『比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)』

その名の通り、滋賀県と京都府にまたがる比叡山(標高848m)の全域を境内とする大変大きな寺院です。その歴史は古く、西暦788年に天台宗の開祖・伝教大師「最澄(さいちょう)」によって創建されました。宗派は天台宗ですが、その長い歴史の中で、日本仏教各宗派の名僧が修行をした場所であることから「日本仏教の母山」ともいわれています。

長い歴史もさることながら、日本の伝統建築や自然豊かな境内、そして琵琶湖や京都を見渡す眺望など、多彩な魅力に溢れており、多くの観光客が訪れるスポットでもあります。

1994年には、こうした美しい自然環境の中で育まれてきた約1200年にも及ぶ歴史と伝統が評価され、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。

2.アクセスについて

アクセス方法はかなり複雑ですが、ざっくりお伝えすると以下の通り(詳細は、後述するサイトをご確認ください)。

公共交通機関の場合

【滋賀大津方面から】
・電車・バス・ケーブルカーを利用

【京都市内方面から】
・京都駅からの直通バスを利用
・電車・ケーブルカー・ロープウェイを利用

※山内各所への移動はシャトルバス(有料)

マイカーの場合

比叡山ドライブウェイ「田の谷ゲート」から入場
奥比叡ドライブウェイ「仰木ゲート」から入場

※道中に数カ所料金所があり、通行区間によって料金が変動
※山内各所に駐車場あり(無料)

MAP|地図

3.拝観について

広大な敷地を有する延暦寺は、大きく3つのエリアに分かれており、それらを総称して「比叡山延暦寺」といいます。

  • 東塔(とうどう)
  • 西塔(さいとう)
  • 横川(よかわ)

そして、上記3エリアの拝観概要は、次の通り。

  • 東塔・西塔・横川共通券:大人1,000円/中高生600円/小学生300円
    ※国宝殿は別途拝観料あり
  • 拝観時間:期間および各エリアによって異なりますので、詳細は後述するサイトでご確認ください。

4.詳細は公式サイトを要確認!

先述の通り、アクセス方法や拝観概要が少々複雑です。実際に訪れる前には、公式サイト等を確認の上、事前に計画を立てて楽しみましょう!

いざ、境内散策へ

1.「東塔」エリア

それでは、実際の境内散策の様子を見ていきましょう。

まずは、延暦寺発祥の地とされ、3つのエリアでもっとも訪れる人が多い「東塔」エリアから。

「東塔」案内図

大講堂

東塔エリアに入場し、最初に現れるのは「大講堂」

大日如来を本尊とし、その周りには比叡山で修行した各宗派の宗祖たちの木像などが安置されています。紅白のコントラストがとても美しいこの建物は、国の重要文化財に指定されています。

根本中堂

お次は、延暦寺の総本堂にして国宝でもある「根本中堂こんぽんちゅうどう

見ての通り、2016年から始まった改修最中のため、お堂全体が覆われています(※内部の参拝は可能)。約10年の歳月をかけての改修ということで、外観全体を見ることができず残念ですが、この光景の方がレアなわけですから、むしろラッキーなのかもしれません。笑

内陣を見学してみると(撮影不可)、ちょうど祈りを捧げる僧侶の姿を目にすることができました。中はろうそくの光のみで薄暗く、とてつもなく厳かな雰囲気・・・。

唯一撮影可能だったのは、改修中の屋根の上に設置されたステージ。

この視点で見れるのは、本当に貴重な機会ですね。この光景を目に焼き付けて、改修後の姿を見に来れるたらいいなぁとつくづく思います。

文殊楼

続いては、またまた重要文化財の「文殊楼(もんじゅろう)」

根本中堂のすぐ目の前の階段を登った先に位置しています。この階段は、「梯子かっ!」とツッコみたくなるほど急なので、登る際にはご注意を。

こちらの建物は、延暦寺の山門にあたり、どうやらここをくぐって本堂に向かうのが、正規の参拝ルートのようです。門とはいえ、中には文殊菩薩が祀られており、学業に御利益があるとのこと。

紅葉に囲まれた佇まいがなんとも美しい・・・。

東塔・阿弥陀堂

東塔エリア最後に立ち寄ったのは、「法華総寺院東塔」(左)と「阿弥陀堂」(右)。

左の法華掃除院東塔は、全国6ヶ所に宝塔を建立し、日本を護るという最澄による「六所宝塔」計画の中心的役割を担う塔です。一方、右の阿弥陀堂は、先祖の回向(えこう)道場として1937年に立てられたお堂です。

どちらの建物も、朱色が色落ちしたことで生まれた風合いがとても美しくて好み!

下写真は、両建物を繋ぐ回廊部分を撮影したもので、その重厚感と異世界に迷い込んだような世界観に圧倒されました。

2.「西塔」エリア

続いては、豪華絢爛な印象のある東塔とは異なり、静寂と木々に包まれた「西塔」エリアの様子です。

「西塔」案内図

箕淵弁財天

まずは、参道最初の分岐点に現れる「箕淵弁財天」

小ぢんまり、そしてひっそりと佇むこの社は、来訪者も比較的スルーしがちの様子。ですが、ちょうど横に差し掛かった時に光が差し込み、とても素敵な雰囲気を放っていたのでパシャリ!

かなりお気に入りの一枚。

にない堂

次に現れたのは、回廊により同形のお堂が2棟連なっている「にない堂」(国重要文化財)。

個別の名称は、向かって左手が阿弥陀如来を本尊とする「常行堂」、右手が普賢菩薩を本尊とする「法華堂」になります。

下写真は、回廊をくぐり裏手から撮影した一枚。深い緑に囲まれ、かつ、建物の風合いも相まり、とても荘厳な雰囲気を醸し出していました・・・。

釈迦堂

お次は、西塔の本堂にあたる「釈迦堂」

正式名称は「輪法輪堂」ですが、釈迦如来を本尊とすることから、釈迦堂の名で呼ばれています。こちらの建物は、延暦寺において現存する建築の中で最古であり、国の重要文化財に指定されています。

その重厚感と風合い、そして屋根の曲線が見事!

浄土院

西塔エリア最後は、最澄の御廊がある「浄土院」

東塔と西塔の境目に位置しており、西塔からのアクセスがしやすく、西塔の案内図に記されている建物ですが、属するのは東塔になるそうです。

目の前には、純白で眩しい枯山水、そしてどこもかしこも美しい状態が保たれており、神聖な雰囲気が漂う場所でした。

3.「横川」エリア

続いては、延暦寺三塔の中で最北に位置する「横川」エリア

西塔と同じく、豊かな自然に囲まれたこのエリアは、かつて各宗派の開祖となった名僧たちが修行に入った地です。

「横川」案内図

横川中堂

まず見えてきたのは、横川の本堂にあたる「横川中堂」

聖観音菩薩を本尊とし、京都の清水寺や前回記事でご紹介した石山寺本堂のように、舞台造り(懸造り)が特徴のお堂です。旧堂は1942年に落雷により焼失、現在のお堂は1971年に再建されたものです。

その佇まいと色鮮やかな朱色がとても印象的!

恵心堂

続いては、恵心僧都という僧が修行したとされる「恵心堂(えしんどう)」

恵心僧都は、このお堂の中で「往生要集」といった書物を著し、日本浄土教の基礎を築いたといわれています。

横川エリアの奥地に位置しているので、とても静かな場所。お堂自体も派手さは全くなく、周囲の落ち着いた雰囲気に溶け込んでいました。

元三大師堂

お次は、元三大師という僧の住居跡と伝わる「元三大師堂(がんざんだいしどう)」

この場所で、四季ごとに法華経が論議されたことから「四季講堂」とも呼ばれています。静けさのある落ち着いた雰囲気の中で、美しい紅葉を堪能することができました。

ちなみに、今や全国の神社仏閣で普及しているおみくじは、かつて元三大師が考案したといわれており、「おみくじ発祥の地」の石碑が建てられていました

だいき

ちなみに私は、おみくじ無関心系男子なので買ってません🙃笑

根本如法塔

横川エリアで最後に立ち寄ったのは「根本如来塔」

横川中堂の反対側にある石階段を上がると現れるこの塔には、慈覚大師が書写したとされる経文が安置されています。その立地的に、ポツンと立っている感は否めませんが、とても威厳のある佇まい、かつ、横川中堂と同じく鮮やかな朱色が美しい建物です

4.比叡山 / 奥比叡ドライブウェイ

最後にご紹介するのは、車でアクセスする際に必ず利用するドライブウェイから望む絶景!

冒頭にも書いた通り、比叡山は滋賀と京都の県境に位置しています。故に、琵琶湖や京都市内を一望するポイントがドライブウェイ各所に存在します。その内、私が立ち寄った2つの絶景ポイントの写真をご覧いただきましょう!

夢見が丘

1つ目のポイントは、琵琶湖・大津市街地を見渡すことができる「夢見が丘」

構図は限られてしまいますが、思わず声が漏れてしまうほど美しい眺望です。

また、時期によって異なりますが、ドライブウェイは夜まで営業しているので、夜景を見にくるというのも一つの楽しみ方です。もはや昼間の写真を見ただけで、夜景が美しいことは明確ですね・・・。笑

登仙台

2つ目のポイントは、手前に京都市街地、遠くは大阪まで一望できる「登仙台」

ここまで登り、初めて京都側の眺望が開けるため、比叡山がまさに県境に位置していると実感できるポイントです。

上写真の中心に佇むのは、日本で一番高いビル「あべのハルカス」この写真1枚で、眺望の良さを実証できたのはもちろんのこと、雲の隙間から降り注ぐ光がとても神秘的で感動・・・。


ということで、これにて境内散策おわり。

ちなみに、今回延暦寺三塔を巡るのに要した時間は、約2時間半です。

主要な建物の見学はしっかり抑えつつ、少々早歩きでサクサク回ったので、比較的最短に近い所要時間かと思います。つまりは、各所じっくり見学したい場合でも、十分一日で巡れる規模といえます。参考までに。

おわりに

世界遺産『比叡山延暦寺』の雰囲気、味わっていただけましたでしょうか!?

正直私は、仏教の文化や歴史にとても疎いです・・・。そんな私でも、数々のお堂の建築美、お寺そのものの規模、境内に広がる自然など、様々な魅力を堪能できました。その結果言えることは、『比叡山延暦寺』は、仏教徒か否かに関係なく、日本の一文化・歴史・自然景観を味わえる場所として、どなたにもおすすめできる場所だということ!

ご興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

それでは本日はこの辺で!!

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