
どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本記事では、別府観光の定番『別府地獄めぐり』についてまとめました。全7つの地獄をレポートしつつ、僕の独断と偏見でランク付もしているので、全体の雰囲気を知りたい方はもちろん、厳選して効率的に回りたいという方にも、参考になる内容となっています。
それではいってみましょう!!
目次
別府観光の代名詞
『別府地獄めぐり』とは

『別府地獄めぐり』は、別府温泉のある一帯に集結した7つの「源泉(地獄)」巡りのことをいい、別府観光の代名詞ともいえるコースです。
それぞれの地獄では、激しい噴気が見れる場所もあれば、熱泥や熱湯が噴出する場所もあり、「地獄」と称されるのも納得する独特な景観が楽しめます。
全国各地に「〜地獄」と呼ばれる源泉地がありますが、これほどバリエーション豊かな景観が一度に見れるのは、源泉数・湧出数日本一の別府温泉ならではといえます。
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ちなみに、別府の地獄めぐりって、江戸時代には風習として始まってたんだって🤔!
【独断と偏見】
7地獄の現地レポート&ランク付け
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さて、いくら定番の観光、歴史ある風習といえど、7つも地獄があれば、そりゃあ満足感にバラつきが・・・。
7地獄すべてを巡ることに満足する方もいれば、時間が限られているから絶対満足できるポイントに絞りたいという方など、人それぞれの基準があることでしょう。
本項では、どなたにも参考になるように各地獄を紹介しつつ、次の3ランクに分けてまとめています。
- ★★★|絶対に外せない最上ランクの地獄
- ★★|時間があるなら寄っておきたい中堅ランクの地獄
- ★|時間問わず行っても行かなくてもいい最下ランクの地獄
あくまで僕の独断と偏見に基づいたランクなので、その点はご理解ください。最下ランクになってるけど、こんな魅力があるんだぞ!など、反論がある方はぜひ僕にアピールしてください!!笑
意義あり🙋♀️
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★★★|
絶対に外せない最上ランクの地獄
海地獄
(国指定名勝)
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別府地獄最大を誇る『海地獄(うみじごく)』。(所要時間:20分〜30分)
「地獄」という言葉のイメージとは違い、コバルトブルーの池がとても美しいスポットです。とはいえ、実態は100度近い熱湯が煮えたぎり、凄まじい噴気が立ち込める地獄そのもの。笑
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美しさと迫力を兼ね備えていて、僕の中では、7地獄で最も満足度が高く感動した地獄です。
池の目の前には、売店やカフェなどが入る綺麗な建物が併設しているので、食事やお土産探しにも便利!
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源泉池の他にも、大きな蓮の池や温泉熱を利用した温室、ひと休憩に便利な足湯など、広い敷地内にさまざまな施設が点在しています。
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血の池地獄
(国指定名勝)
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日本で一番古い天然の地獄『血の池地獄(ちのいけじごく)』。(所要時間:10分〜20分)
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別府温泉といえばここ!っていうイメージ😳✨
意外にも静かで迫力こそありませんでしたが、おどろおどろしい赤い池は圧巻で、「血の池」・「地獄」という名に相応しい光景を楽しめます!
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赤さの要因は、地下から酸化鉄や酸化マグネシウムを含んだ赤い熱泥が噴出・堆積しているためなんだそう。
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高台まで散策路が続いていて、池を見下ろすことも可能です。
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「海地獄」同様、観光施設としても充実しており、売店やお食事処、足湯なども楽しめスポットです。
★★|
時間があるなら寄っておきたい中堅ランクの地獄
鬼石坊主地獄
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特徴的な熱泥が噴出する『鬼石坊主地獄(おにいしぼうずじごく)』。(所要時間:10分〜20分)
「海地獄」に隣接する比較的小さな地獄で、インパクトはないですが、そのユニークさゆえ、時間に余裕があるのなら見学したいスポットです!
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ユニークな光景は、ワンルームくらいの小さな区画の中に出現します。
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それは、名前の由来にもなった灰色の熱泥。不定期にポコポコと湧き出るそのとき、一瞬だけまん丸な形が現れ、それが坊主頭に似ていたことから「鬼坊主」と呼ばれるようになったそう。
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坊主頭になった瞬間を収めたかったのですが、どうしてもタイミングが合わず断念しました…。笑
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惜しい!
とんがり坊主だ😯
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園内には、小さな休憩所と足湯があるほか、併設して温泉施設があります(別途有料)。
かまど地獄
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バリエーション豊富な源泉を楽しめる『かまど地獄』。(所要時間:10分〜20分)
1〜6丁目と呼ぶ全6種類の源泉があり、ポップな装飾やコンセプトも魅力的。他の地獄にはない雰囲気を楽しめるので、満足感が高いスポットです。
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「かまど」という名は、同市内に鎮座する「八幡竈門神社(はちまんかまどじんじゃ)」の大祭に際して、昔からこの地獄の噴気で御供飯炊いていたことに由来します。
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かなり近距離にも関わらず、全く特徴が異なる源泉が湧出する、不思議な光景。
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次の写真は、かまど地獄最大の池。
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撮影当時は青みがかっていましたが、年に数回、緑になったり、薄くまたは濃くなったり変化するそう。その理由は未だ解明されていない、なんとも神秘的な池です。
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地獄以外には、足湯や手湯、飲泉が体験できるほか、小さいですが売店もありました。
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龍巻地獄
(国指定名勝)
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別府市の天然記念物に指定されている間欠泉『龍巻地獄(たつまきじごく)』。(所要時間:10分〜20分)
間欠泉をまだ見たことがないよ!という方におすすめしたい地獄。
大体30~40分の間隔で熱湯が吹き上げます。安全のために岩の屋根でせき止められていますが、本来であれば50mにも達するほど威力があるんだとか。
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入口となる建物に売店がありましたが、年季が入っていて、ひと昔前の雰囲気でした。
ひと昔前知らないでしょ!!笑
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★|
時間問わず行っても行かなくてもいい最下ランクの地獄
鬼山地獄
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100度近い熱湯が湧出し、湯けむりが勢いよく立ち上る『鬼山地獄(おにやまじごく)』。(所要時間:10分〜20分)
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そんな源泉ではなく、この地獄で注目したいのは約80頭も飼育されているワニの大群。
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別名で「ワニ地獄」とも呼ばれるらしい…。
恐ろしいほどワニが密集した光景には、きっと目を疑うことでしょう!
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インパクトは文句なしにありますが・・・。
最下ランクにした理由は、ハマる人とハマらない人が結構分かれそうだったため。加えて、レイアウトや見せ方にあまりこだわりを感じず、飼育されているだけという印象を持ったからです。
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ただし、毎週土日の10時には、餌付けが公開されていて、それはそれは迫力の瞬間が見れそう!
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僕は平日に訪れたので、見れませんでした😅
白池地獄
(国指定名勝)
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和風庭園にある池から白い湯けむりが上がる『白池地獄』。(所要時間:10分〜20分)
青みがかった白い池は、お肌に良さそうな「THE温泉」という雰囲気。
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園内には、美術品を展示している建物があるほか、熱帯魚館があり、どデカいピラルクが泳いでいました。


この地獄は、インパクトが薄くて、いまいちコンセプトがよく分からない印象。中途半端に付加施設がなく、純粋に池だけ楽しめた方が良かったかなと、個人的には思いました。
行くか行かないかはあなた次第!笑
別府地獄めぐり方ガイド
1.基本情報(営業時間・料金等)
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所要時間 | 2~3時間(7地獄・移動込) |
営業時間 | 8:00~17:00 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | ① 共通観覧券:大人2,000円/小人(小中学生)1,000円 ② 地獄ごとの入園料:大人400円/小人(〃)200円 |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
2.大きな2つのエリア
別府地獄は次の2つのエリアに分かれています。
- 海地獄周辺エリア
(海地獄/鬼石坊主地獄/かまど地獄/鬼山地獄/白池地獄) - 血の池地獄/龍巻地獄エリア
エリア内は徒歩で散策可能、エリア間は自家用車(約10分)・公共交通機関(約15分)での移動が望ましい位置関係にあります。
3.アクセス・駐車場
アクセスについては、海地獄・血の池地獄を起点にしてまとめました。(※公共バスの場合、降りるバス停によって、近しい地獄が異なる場合あり)
- 海地獄を起点にする場合
・JR別府駅から公共バスで約25分/タクシーで約15分
・JR亀川駅から公共バスで約25分/タクシーで約15分 - 血の池地獄を起点にする場合
・JR別府駅から公共バスで約30分/タクシーで約20分
・JR亀川駅から公共バスで約10分/タクシーで約10分 - 自家用車の場合
・各地獄に無料駐車場あり
4.地獄めぐりの手段
さすが定番の観光地だけあって、各地獄を巡る手段は充実しています。
- 徒歩(エリア内)& 公共交通機関(エリア間)
- 徒歩(エリア内)& 自家用車(エリア間)
- シェアサイクル
- 自家用車(※駐車台数が少ない地獄もあるので要注意)
- 定期観光バス(7地獄を巡るガイド付バスツアー)
定期観光バスの詳細はこちら!
[公式]亀の井バス株式会社
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一般的なのは1・2だよ✌️
5.おすすめコース(7地獄制覇)
さいごに、7地獄制覇を目指すあなたに、僕が考えたおすすめコースをご紹介します。
一般的な「徒歩&公共交通機関」または「徒歩&自家用車」という手段を前提に、各地獄のポテンシャルと立地を踏まえて考えたベストコースがこちら!
- 血の池地獄(★★★)
【ファーストインパクト】 - 龍巻地獄(★★)
- エリア間移動
- 白池地獄(★)
(※自家用車の場合、最初に少し歩くことになるが、海地獄の駐車場に停めてから回ると後々楽) - 鬼山地獄(★)
- かまど地獄(★★)
- 鬼石坊主地獄(★★)
- 海地獄(★★★)
【クライマックス】
スタートの「血の池地獄」で別府らしさを満喫して気持ちを高めつつ、一度ランクを下げて落ち着かせ、中間からランクを上げていき、ゴールは華々しい「海地獄」でクライマックスを!
一応現地を見てきた人間の意見として、今後訪れる方は参考にしてみてください。笑
おわりに
『別府地獄めぐり』といえば大分観光の定番中の定番。ゆえに、すでに情報が充実した既存のサイトがたくさんあるので、今回は僕なりの評価を付けてまとめてみました。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
地獄つながりで、北海道登別の大スケール地獄「地獄谷」の記事を載せておきます。ご興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
それでは本日はこの辺で!
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