長野県

恐怖の雪中登山!? 白銀の八方池でリフレクション撮影【日本一周No.70/長野県③】

2022年1月16日

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どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

長野県第3弾は、前回に引き続きリフレクション写真の撮影に臨んだ様子。
その場所は、標高2,000mを超える山の上。しかも10月とは思えぬ白銀の世界。予想を遥かに超える積雪で恐怖!?それとも絶景!?

それではいってみましょう!!

お時間があれば、前回の記事もぜひチェックしてみてください!
(また、「カテゴリー」から各県の記事一覧に飛ぶことができます。)

八方池ってどんなとこ!?

まずはじめに、『八方池(はっぽういけ)とはどんなところかご存知でしょうか。

こちらのスポットは、白馬連峰の一峰である「唐松岳(からまつだけ)から延びる尾根「八方尾根(はっぽうおね)の途中、標高2,060mに位置する神秘の池です。

なぜ神秘といえるのか、その理由は2つ。

  • 自然が造り出した天然池であること
  • 周囲にそびえる美しい山々が池の水面に映し出されること

今回は、そんな神秘の池をご紹介するわけですが、まさかの積雪状況で「恐怖」と「美」が倍増することに・・・。

八方池へのアクセス

1.八方ゴンドラリフト『八方駅』

さて、いくら神秘的な池といえども、標高2,000mを越える場所までどうやって行くのか。

まさか、ガッツリ登山!なんて事ないよね…。

ご安心ください。幸いなことに、標高1,820m地点にある『八方池山荘(はっぽういけさんそう)までの道のりは、お金を払えば一切の労力必要無し!

ゴンドラ・リフト・リフトと2回乗り継いで、いとも簡単に高所へ。そこから約1時間の軽登山が必要になりますが、階段や木道が整備されており、道のりは至ってイージー!…のはずだった・・・。

ちなみに!

冬季登山をされる方も多いようですが、相応のスキル・装備が必要
私のようなお気軽トラベラーは、グリーンシーズンに訪れましょう。
※そもそも冬は、池が雪に埋もれています)


ということで、初めに乗車するゴンドラの駅『八方駅』がこちら。私が利用した『八方第3駐車場』からのルートも表示しておきます。

MAP|地図

ゴンドラ乗り場近くに有料駐車場(1000円/日)、周辺6箇所に無料駐車場(合計約1,100台収容可能)あり。

2.八方アルペンライン

気になる『八方池山荘』までの料金は、下記3つのリフト(総称:八方アルペンライン)を合わせた往復乗車券3,000円(大人)となります。

  • 八方ゴンドラリフト「アダム」
  • アルペンクワッドリフト
  • グラードクワッドリフト

それでは、いざ天空の世界へ。

最初に乗車する「アダム」はゴンドラなので、寒さもへっちゃら。

それにしても曇天だな…。

1回目の乗り換え地点「うさぎ平」に到着。

こちらにある『うさぎ平テラス』には、レストランやカフェ、お土産ショップがあるので、休憩や食事に便利。しかも、グリーンシーズンは、絶景テラスでゴンドラ型のサウナやジャグジーも楽しめるそう。(後から知った…。)


お次に乗車するのは「アルペンクワッドリフト」

ここからは、風にさらされ続けるむき出しリフト。当然寒い…。

なんだか雪も見え始めてきたぞ。

2回目の乗り換え地点「黒菱平」は、すでに白銀の世界。


最後に乗車するのは「グラードクワッドリフト」

ここで、まさかの30分程足止め。どうやら予想以上の積雪でまだ準備が整っていないとのこと。これだけ降れば仕方ありませんね。

多少時間はロスしたものの、無事乗車することができました。

だいき

あ〜、今日は絶景期待できないかなぁ😞

そんなことを思いながらリフトに揺られていると、いつの間にやら青空が顔を出し始めました

そんなこんなで、八方アルペンライン最終地点『八方池山荘』にとうちゃ〜く!

想像よりも立派な建物だった。

だいき

あれ?また雲がかかってきたかな…。

3.自然研究路(まさかの雪中登山)

ここまですんなりと上がってきましたが、いよいよトレッキングへ🥾

その道のりは、下の案内図の通り。八方池までの所要時間の目安は約1時間10分

立体図も参考までに。

本来であれば、八方池までは「自然研究路」という扱いなので、特別大変な道のりではないはずです。しかし、あいにくドカンと雪が積もっている模様で、どうなることやら・・・。


早速ですが、こちらが私が訪れた当時の道です。

予想を遥かに超える雪景色。

リフトの始発便だったこともあり、道が踏み固められているわけもなく、1組先導された方々の足跡を辿ってゆっくり登っていきます。

にしても、靴ミスったなぁ。登山靴にすればよかった。
ハイカットでもないし、ソールの引っ掛かりも弱い。防水なのがせめてもの救い。

気を抜けば滑落しそうな道。視界も悪く、ただただ恐怖…。

地道になんとか歩みを進めていると、またしても空が明るく、そして青くなってきました。

おやおや?
雲を抜けた先、とんでもなく快晴なのでは!?

案の定、見事な快晴。

だいき

やはり晴れ男か🤔

雪が眩しい。美しい。

とはいえ、歩くのがとても大変。本来なら歩きやすそうな木道も凍りついてツルツル。木道を避ければ膝上まで足が埋まるほどの積雪。

寒いはずなのに、内なるエネルギーを燃やしすぎて暑い。笑

大変!恐怖!

とは言いつつも、滅多に味わえない大冒険感、そしてこの先待つであろう絶景を思うと、ニヤケが止まらない。

長い傾斜を乗り越えた先、目の前に広がる景色に絶句・・・。

この瞬間の高揚感は言葉にし難い。

純粋にここに来れたこと、この光景が見れたことへの感謝と共に、テンションが爆上がり。

空が澄み切っているためか、青がとんでもなく濃く、宇宙まで連想させます。

白馬連峰展望図

見えた山々は、図の左半分

途中からお話しさせていただいたお二人と感動を共有。男3人で盛り上がる。

その勢いのまま写真を撮ってもらいました。(※恥ずかしいので顔はすり替えます。)

お面付けてるみたい。笑

ゆの

そんな絶景も、ものの数分で雲に遮られてきました。物理的に「暗雲立ち込める」。
山は天気が変わりやすいが故に、一瞬一瞬の光景の価値がとても高い。

通過地点の「第2ケルン」には、綺麗に石が積まれていました。これもまた山らしさ満点の光景。

さらに高所まで上がると、積雪の境界をバッチリ確認できました。

次の通過地点『八方ケルン』もまた、綺麗な石積み。両側が切り立っていることもあり、道が凍りついていて危険。

風吹く木道を通過。

フッカフカで歩きにくい傾斜を這うように、なんとか登りきり。その先には・・・。

八方池!!ん?

幸いなことに、ここは八方池ではありませんでした。笑

着いたぞ『八方池』!!

ようやく着きました、正真正銘の『八方池』!!

八方池山荘から歩くこと約1時間。雪中行進にしては、意外と早い時間で到着です。

最初のうちは雲の霞が多かったですが・・・。
(これでも十分過ぎるほど美しい)

時間が経つにつれ、空気が澄んできました。

目の前の現実にただ圧倒される。
3つの色で構成された神秘的な光景。

訪れる前まで、色とりどりの秋の様相だと想像していましたが、そんなものすっ飛ばし白銀の世界。真冬には、雪で池も埋もれるそうなので、限られた時期にしか見えない光景です。

風景もさることながら、そこを歩く人も綺麗に映し出す水面。躍動感ある写真が撮れました。

しばらく同じ場所で撮影した後、池の周囲を周ってみることに。この頃には、大分雲に覆われてしまいました。

池が眼下に見えるポイント
先ほど対岸に見えた祠

別の撮影ポイントまで来ると、雪も降り始め、レンズにも付着していました。

あっという間に雲に包まれる。

しばらく待ちましたが、近いうちに好転する雰囲気がないので、今回の撮影は完了とします!

何はともあれ、また素晴らしい絶景に出会えたことに感謝。

帰路も慎重に・・・

これで終わりじゃない。

最後に、帰路につくわけですが、視界も悪く、下りも多くなるので危険。より慎重に進みましょう。

だいき

よちよち歩き🚼

階段がもはや滑り台と化している…。

雪だと思っていたところが、半熟の水溜りになっており、見事にハマる…。防水の靴も中から濡れてしまえばおしまいです。

そんな悲惨な帰り道でも、自然が造り出した美しい模様を発見!

大きな風景の美しさにも感動させられますが、こうした足元にも自然の美が詰まっています。

こうして、悲惨と楽しみを交互に、何とか山荘まで帰還。

山荘の眼下には、谷を流れる一筋の川がとても美しく流れていました

再びリフトに乗り、元の世界に戻ります。

どうやら麓は晴れているよう。
危険から遠のいたためか、妙に強く感じる安心感。

駐車場まで戻る途中、スイスを彷彿とさせる建物を発見。どうやらホテルのようです。

これにて、八方池探検おわり!

おわりに

『八方池』の美しさ、そして雪山の恐さを感じとっていただけましたでしょうか!?

多少トレッキングを必要とし、条件に左右されてしまいますが、それを乗り越えた先に待つのは「美しき神秘の池」
来シーズン、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは本日はこの辺で!!

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