長野県

紅葉の始まり、戸隠の大自然を歩く【日本一周No.69/長野県②】

2022年1月12日

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どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

本日の記事は、長野県第2弾
2021年10月、紅葉はじまりたての長野市戸隠(とがくし)を歩いた1日。
2つの絶景スポットをご紹介します。

それではいってみましょう!!

スマホでご覧の皆さん!
横画面にすると、写真の迫力がまた一段とアップするよ✨

『鏡池』が生み出す
絵画のようなリフレクション

この日はじめに訪れたのは、長野市戸隠の山奥に位置する『鏡池(かがみいけ)』

こちらのスポットは、新潟県と長野県に跨る戸隠連峰の麓にある農業用の溜池で、その名の通り、荒々しい山々が水面に映る幻想的な光景が一番の魅力です。また、周囲に広がる森の木々が、季節によって色を変え、四季折々の風景が楽しめます!

MAP|地図

アクセス方法は、公共交通機関(バス・タクシー)やマイカー、もしくは、戸隠神社から徒歩。駐車場は、鏡池横(10台程度)100mほど離れたところ(40台程度)に無料で駐車可能。

※ 紅葉シーズンには、マイカー規制が行われるなど、混雑期ならではの注意点があるので、事前の情報収集必須!


それでは実際に現地の雰囲気を味わっていただきましょう!(10月の様子ですが笑)

前日に車中泊した『道の駅北信州やまのうち』に別れを告げ、市街地を抜け、山をのぼっていく。

平野部では紅葉なんてまだ先の話ですが、何せさむ〜い長野の山の奥。10月中旬にして葉が染まり始めており、ついつい車を停めます。

より一層『鏡池』に期待が高まる・・・。

そんなこんなで車を走らせて1時間強、現地に到着です。

こちらが池周辺の案内図
後述する『戸隠神社奥社』を含む、ざっくりした位置関係、距離感がお分かりいただけるかと思います。

今回メインで撮影を行ったのは、案内図中央下部にある「どんぐりハウス」前の駐車場からすぐのところ。

そこにはどんな風景が!?
早速お披露目です。

荒々しい連峰、それを美しく映し出す水面、そして豊かな森。まるで絵画のようなこの景色、この時私の目の前に広がっていた現実の光景です

惜しくも紅葉真っ盛りとはいかず、ちらほら染まりつつあるかなという段階。訪れる前の期待は裏切られたものの、感動は遥か上を行っていました

案内図にも記されていたように、池を周回する散策路があったので、そちらにも足を踏み入れてみます。

先程の撮影場所には、多くの観光客やカメラマンがいたにも関わらず、散策路ではひとりぼっち。この静寂がたまらない…。

静寂を堪能しながら歩いていると、所々真っ赤になった葉を発見!

こちらは染まる過程の全てが詰まったような一枚。紅葉始まりたてだからこその光景ですね。

年季の入った木道を照らす木漏れ日も優しい。

こんな道で写真を撮りながら散策すること約40分、池の周りをぐるっと一周。

再び最初の撮影ポイントへ。
また違った雰囲気の写真を納得いくまで撮り続ける。そんな数多くの写真から、お気に入りを厳選しました!

一つの背景になっていた山々も、望遠レンズを使えば、その捉え方が全く変わります。一本一本の木、一つ一つの岩、それらのスケールがとても大きいことに気づく。

鏡池の雰囲気を味わっていただけましたでしょうか!?

今の時期に訪れるのはかなりハードルが高いですが、新しい葉が芽吹く春の季節に、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
私自身、また違う季節に行きたい!!

ということで、1スポット目おわり。

森林植物園から
戸隠神社「奥社」へ

続いてご紹介するのは、戸隠連峰の一峰である戸隠山の麓に創建されて以来、2000年余りの歴史がある『戸隠神社(とがくしじんじゃ)』

全部で5つの社からなるこちらの神社ですが、私が訪れたのは御本社である「奥社(おくしゃ)」です。約2kmに及ぶ長い長い参道は、奥に向かうにつれ、なんだか心が洗われていくような感覚になります。

今回は、奥社参道に隣接する『戸隠森林植物園(とがくししんりんしょくぶつえん)』と併せて、戸隠の大自然を堪能してきました。

MAP|地図

アクセス方法は、公共交通機関(バス・タクシー)やマイカー、もしくは、戸隠神社の各社から徒歩。奥社参道入口付近に有料駐車場があります。

私は、森林植物園を起点に歩いたので、植物園の無料駐車場を利用しました。(※数が限られているので、混雑期はすぐに埋まりそう。)

少し見にくいですが、戸隠神社五社の位置関係を示した案内図があったので、参考までに。


それでは散策の一部始終をご覧いただきましょう!
お見せしたい写真がたくさんあります。笑

まずは周辺の案内図から。
(図右下の赤字(現在地)が今回利用した駐車場および植物園入口、図上部の直線が奥社参道。)

現在地を起点に、はじめに参道入口へ向かい、そこから奥社まで一直線に歩きます。そして帰路は、参道には戻らず、森林植物園の中を歩いて帰るというプランで参ります!

どうやらこの地域一帯は、熊に注意が必要らしい。

早速プラン通り、植物園を抜けて参道入口を目指します。

その道中もまた綺麗なこと。

思っていたよりもあっという間に、参道入口に到着。
(この距離歩くだけで、駐車代浮いてラッキー!)

大きさは然程ありませんが、この鳥居の雰囲気が直感的に好きです。(ちなみに、鳥居左手に見えるカメラマン軍団は、どうやら野鳥を撮影している模様。皆さんすごい装備…。)

それでは鳥居を抜けて、永遠と続きそうな参道を進んでいきましょう。

こちらの参道は全長2kmもあるらしく、中々進んだ気がしません。後ろを振り返るとよく分かりますが、最初の方は少し傾斜があります。

進んだ気にならない道も、両脇に木々が茂り、天気にも恵まれ、暖かくて気持ちいい。

鏡池同様、所々で紅葉が始まっています

ず〜っと続く参道の途中、「随神門(ずいしんもん)」という立派な門が待ち構えていました。
少し手前、門の一部が顔を見せはじめた時に撮影した写真がこちら。元の雰囲気・撮影した写真・後の編集、全てが上手く噛み合い、魅力を表現できた一枚です。

いざ、目の前にすると、なおさら風格が漂っています。そうは言いながらも、温かい光で優しさも感じる。

脇にいた門番の狛犬もパシャリ!
iPhoneで撮ったけどいい感じ。優秀。

そして、門をくぐった先には、また別世界。
人間がちっぽけに感じるほど、とても大きな杉が立ち並んでいます。

陽があたり温かい雰囲気にも引き込まれますが、陰った時の厳かな雰囲気にもまた魅力を感じます。

上を見上げれば、その大きさを改めて感じる。
私より遥かに長く生きているであろう先輩たちに囲まれています。

こちらは、根が祠のようになっていますが、御神木なのでしょうか。人ひとり、余裕で入れそう。

そんな並木を抜け、最後に待つのはまさかの階段…。クライマックスらしく、結構きつい。

こうして、奥社に到着です。

九頭龍社(くずりゅうしゃ)
奥社(御本社)

奥社の真後ろには、断崖絶壁の山が佇んでおり、この神社の威厳を表しているかのよう

無事お参りを済ませ、またしても長い参道を戻ります。

往路とは見え方が変わるので、同じ参道でも違った美しさを感じます。

再び「随神門」まで戻った後は、脇道に入り、植物園の中へと足を踏み入れます。(案内図再掲)

植物園の入口には、改めて熊注意の看板が。しかし、北海道でヒグマの恐怖を体験した私は、なぜだか落ち着いている。良いのか悪いのか…。

散策路を進むと、これまたとても素敵な雰囲気の森がウェルカム状態。

参道は平日でもかなりの人がいたのに、こちらは誰もおらず、自然の音が心地いい。穴場を見つけてしまったかもしれない。

深々とした森というよりは、低い高さの木々が並び、光がよく届き、明るく落ち着いた雰囲気。なぜこちらに人が来ないのか疑問に思う美しさです。

朽ちたベンチがもはやアート。

お次は、本記事3回目の同構図。
木を見上げる構図が大好きなのかもしれない。

何気ない1ショットがとてもエモい1枚になる、そんな散策路でした。

そんなこんなで、駐車場のある最初の入口付近まで帰還。

最後に立ち寄ったのは、「八十二森のまなびや」という施設。戸隠の自然環境や生物に関する情報が展示されており、イメージとしては小さなビジターセンター。(※入館無料)

規模は小さいながら、豊富な情報量で、常駐されているスタッフの方もいらっしゃいました。

脇に貼ってあるポスターで、久々に見た三歩。そうか、長野の山は岳の舞台がいっぱいだよな。

この施設の中で、特に面白いなと思ったのは、入口右手に進んだところにある「体験ジオラマ 戸隠の森林探検」というゾーン。

写真だと見にくいですが、ジオラマ内部に入ると、戸隠の森が再現されています。照明や音声を巧みに使って、森の1日の変化、そして季節の移り変わりを体験することができます。

夜を再現する時間になると、さまざまな動物の鳴き声が聞こえ、その動物がライトアップされていきます。

単純なジオラマとは違い、どんどん変化する様に、大人でもワクワクさせられました。戸隠散策の前後に立ち寄るとより一層楽しめるかと!

この日もよく歩いたなぁ。
そしてまた美しい風景に出会いました。

戸隠神社奥社、すごく気持ちの良い場所です。ぜひ、一度その雰囲気を味わっていただきたい。それと併せて、お隣の森林植物園も散策すれば、きっとその1日は幸せいっぱいになれることでしょう。

ということで、2つ目のスポットおわり!

ちょっぴり恥ずかしかった話

最後にどうでも良い話を記録しておきたいと思います。

戸隠を楽しんだ翌朝のこと。車中泊した道の駅のど真ん中、一部剥がれかけていたサンダルがついに崩壊。

こんな壊れ方をすると、もう普通に歩く術がありません。車がたくさん停まっている中、躍動感のあるケンケンで車に戻り、ちょっぴり恥ずかしい思いをしました。

以上。笑

おわりに

戸隠の大自然、そして歴史ある神社で見る風景、いかがだったでしょうか!?

紅葉の見頃!とまではいきませんでしたが、天候にも恵まれ、たまたま足を踏み入れた道も美しき場所でした。
我ながら、素敵な風景に遭遇する運が高いんだろうな〜と自画自賛。笑

次回はどんな風景に出会えるのか・・・。
お楽しみに!

それでは本日はこの辺で!!

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