どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
本日の記事は、静岡県川根本町の山奥にある2つの絶景秘境スポットをご紹介します。両スポット間は、車で30分ほどの距離なので、セットでの訪問がおすすめです!
それではいってみましょう!!
死ぬまでに渡りたい吊橋がある!?
自然と彩り豊かな『寸又峡』
1.寸又峡ってどんなとこ!?
はじめにご紹介するのは、南アルプスの麓に位置する『寸又峡(すまたきょう)』です。
こちらのスポットは、大井川の支流である寸又川が流れる深い峡谷で、全長は約16kmに及びます。その中でも、大間ダムに架かる「夢のつり橋」は、トリップアドバイザーが企画した「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋10」に選ばれた名所です。また、遊歩道の入口となる集落には、温泉街も広がっています。
寸又峡の魅力はなんと言っても、エメラルドグリーンに染まるダム湖、そして周囲を彩る原生林の美しさ。特に、新緑や紅葉の時期は、吊り橋を渡るのに行列ができるほど人気の絶景スポットです!
夢のつり橋について
開門時間:6:00~日暮前(夏期18:00/冬期16:00)
入場料金:環境美化募金あり(※公式サイトで金額の明記はありませんが、係員の方に500円の協力をお願いされました)
詳細は下記サイトへ!
【公式】夢のつり橋 寸又峡温泉:https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com
(※2022年8月8日時点調べ)
MAP|地図
アクセスについて
- 大井川鐵道大井川本線「千頭駅」から公共バスで約40分
- 寸又峡温泉入口に有料駐車場あり(500円/台)
※バス停・駐車場共に、夢のつり橋入口のゲートまで徒歩30~40分ほどかかります
2.「美」よりも「スリル」、強風の峡谷をゆく
それでは、死ぬまでに渡りたいと噂の「夢のつり橋」へ向かいましょう。
こちらが入口ゲートになります。ここから始まる遊歩道は「寸又峡プロムナードコース」といい、一周約90分で夢のつり橋周辺を散策できます。
看板に記載の通り、遊歩道には街灯がないため、日没前に戻って来れるように散策しましょう。
遊歩道については、大半はアスファルト舗装でアップダウンも少ないので、とても歩きやすいです。
歩き始めて早々、眼下に吊り橋が見えてきますが、こちらは「猿並橋」という別の橋です(※別ルートの遊歩道なので、今回は通りません)。
お次は、別世界に繋がってそうな「天子トンネル」をくぐり抜けます。
今回は曇り気味だったので光量が少ないですが、晴れた日にトンネル越しに見る新緑や紅葉は、とても絵になりそう!
トンネルを抜けると、夢のつり橋に向けて、一気に谷を降ります。
ここで何やら気になる看板が。
谷を降る以前に、120分待ちの案内板がありました…。この日は、紅葉シーズン末期の平日ということで閑散としていましたが、シーズン真っ只中の人気は凄まじいようです。
さて、この先降りの急坂にも注意が必要ですが、橋を渡った先には、約300段の急階段(登り)が待ち受けているので、覚悟して進みましょう。
谷を降りはじめ、徐々に近づくつり橋。
とうとう目の前までやってきました。想像よりも全長が長い!
ちなみに、この日は強風に加え、雪がちらつくほどの寒い日でした。グラグラと揺れる吊り橋を前に、もはや渡っている方々を見るだけで、スリルがあります…。笑
こんな貧弱そうなワイヤーに身を任せていいものなのか…。
写真では彩りに満ちていた「夢のつり橋」が、かなりの悪条件で、ただのスリルウォークと化しています。笑
渡る際に動画を撮ったので、実際の雰囲気を味わってみてください!
そんなこんなで無事渡り切りまして、待ち受けるは急階段…。
どうやら一連の坂は「くろう坂」、途中の休憩所は「やれやれどころ」というらしく、絶妙なネーミングセンスにクスっときます。
私の感覚的には、あっという間に登り切れました✌️
坂を登りきると、一方が展望台、もう一方が入口への迂回ルートになっています。
せっかくなので、展望台を見てみることに。
天気もあってか、正直眺望は微妙。すぐに折り返しました。笑
ちなみに、展望台の脇には、かつて資材運搬などで活躍した森林鉄道の機関車が展示されています。実は、今回歩いた遊歩道の大半は、古くは森林鉄道が走行していた道なんだそう。
さて、あとは道のりに沿って戻るだけ。道中最後の見どころ「飛龍橋」の眺望を見ていきましょう。
高さ70mに位置するこの橋から見えるのは・・・
圧巻の渓谷美!!
紅葉が大分散っていましたが、秋の面影を残す、とても美しい風景でした。
時折陽が差す山を楽しみながら、散策終了。
今回は条件が整わず、寸又峡のポテンシャルを最大限味わうことができませんでしたが、静かな渓谷美を堪能できました。
見頃の混雑期に行くか、落ち着いた閑散期に行くか、迷うところですが、いずれにしても楽しい散策ができるので、ぜひ一度足を運んでみてください!
まさに陸の孤島、秘境中の秘境
『奥大井湖上駅』
1.奥大井湖上駅ってどんなとこ!?
続いてご紹介するのは、まさに陸の孤島を体現したかのような不思議な駅『奥大井湖上駅(おくおおいこじょうえき)』です。
こちらのスポットは、大井川鐵道井川線の駅であり、ダム湖(「接岨湖」)に突き出る半島状の尾根に位置しています。その駅と線路を結ぶのは、尾根を貫くように架かる「レインボーブリッジ」と呼ばれる鉄橋です(ちなみに、東京の同名橋より先に命名されたそう笑)。
一番の見どころは、駅と周囲の風景を俯瞰できる展望所(駅対岸山中に位置)で、目の前には唯一無二の絶景が広がります!!
要チェック!!
せっかく訪れるなら、電車が走る光景を見てみませんか!?
時刻表を下記URLでチェックしておきましょう。
時刻表|大井川鐵道【公式】:https://daitetsu.jp/ft/timetable
1日に走る電車はわずか6本のみ😳!
MAP|地図
アクセスについて
- 大井川鐵道井川線「奥大井湖上駅」下車
- 駅の対岸に無料駐車場あり(25台程度)
2.ところで、この駅誰が使うの!?
そもそもこの駅ができた理由は、長島ダムの建設に起因します。
ダムができる事で、井川線の一部区間が水没することから、レインボーブリッジが建設され、1990年に現在のルートに移設されました。そして、移設と共に新駅として開業したのが、この奥大井湖上駅というわけです。
駅の利用者については、周囲に民家もないため、地元住民の生活手段としてではなく、観光客が主のようです。駅の周囲にハイキングコースが設けられているなど、一観光スポットとして確立されている印象を受けました。
3.1日6回の限られたチャンス、秘境駅と電車を撮ってみた
それでは、現地の撮影風景をご紹介していきます。
案内図を見ての通り、駐車場(左下)から遊歩道が伸びており、展望所まで軽い山道を登ることになります。また、意外にも駅へも徒歩で渡ることが可能でした(実態は陸の孤島じゃなかった!)。しかも線路真横に歩道があるため、迫力の絵が撮れそう!
ということで今回は、合計2回電車の通過を待ち、展望所と鉄橋のそれぞれで撮影していきます。
まずは、一番撮りたかった展望所の風景を目指して、遊歩道を登っていきます。
途中の分岐点までは、階段状になっているので歩きやすいです。
分岐以降は、ある程度山道らしくなってくるので、歩きやすい靴がおすすめです。
とはいえ、所要時間は10分程度だよ👍
遊歩道を登り切ると、アスファルト舗装の道が出現するのですが、この道そのものが絶景ビューポイント(展望所)となります。
電車の通過時間はまだですが、ひとまずパシャリ。
お〜、見たことあるぞこの絵面。本当に尾根上にポツンとホームがあるんですね。
てか、むちゃくちゃ曇天やん😂
なんとか陽が差してくれないかと期待しながら待っていると、警笛とともに電車が走ってきます。
それと同時に差し込む光。
コントラストで迫力が増し、この唯一無二の風景に感動しました・・・。
我ながらもっている男だ🕺
そうだね☺️
(自分で言うな)
ホームに停車し、走り去る頃には、ちょうど尾根の突端を照らすように陽が差し、神々しささえ感じる光景に。
撮りたい絵をGETできて大満足!
お次は、実際にあのホームに降り立ってみましょう。遊歩道を分岐点まで戻り、案内に沿って進んでいきます。
途中、急階段を降っていくと、鉄橋の真上に到着します。
ここから撮影するのも良さそう🤔!
鉄橋まで降りて行くと、かなり間近に線路が並走しています。
線路の下はスケスケ。にも関わらず、何の気なしに作業されている方がすごい!
鉄橋に降りて振り返るとトンネルも覗けます。さすがに電車が通過する際は危険なので、注意してください。
そして、とうとうホームに到着。
特に何があるわけではありませんが、あらためて立地の凄さを実感します。
ホームの裏手には、休憩所になっているコテージが一棟だけ建っているだけで、他には何もありません。それでも、川根本町の一大観光地というだけあって、平日にも関わらず、観光客は絶えません。
ぶらぶらしている内、電車が到着する時間になったので、急いで先ほど見つけたポイントに戻ります。
再び警笛がなり、手前から電車が登場!
ゆっくりとした走行ですが、これだけ間近だと迫力があります。
山岳鉄道みたいでかっこいいね😳✨
さらに、もうひと構図撮りたかったので、急いで階段を駆け上る!!
ぎりぎり、いいところを撮影できました。これにて秘境駅撮影おわりです!
次の機会には、実際に電車に乗って、車窓風景も楽しんでみたいと思いました。ちなみに、季節限定・期間限定で「星空列車」という夜間走行も実施されているようです。
山奥ならではの魅力がたくさん詰まった秘境駅、ぜひ足を運んでみてください!
おわりに
静岡の秘境スポット、いかがでしたしょうか!?
かなり山奥ということで、ハードルが高く感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、時間が許すならば一度は訪れてみるべき絶景です。静岡県に遊びに行く際には、ぜひ一候補として検討してみてください!
それでは本日はこの辺で!!
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