長野県

気軽に標高2,600mの世界へ!? 積雪の千畳敷カールを散策【日本一周No.78/長野県⑪】

2022年2月2日

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どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

今回ご紹介するのは、気軽に行ける中央アルプスの絶景『千畳敷カール』です。雪に覆われた千畳敷をたくさん撮影してきたので、その雰囲気を存分に味わっていただけたら嬉しいです!

それではいってみましょう!!

白銀の『千畳敷カール』を歩く

1.千畳敷カールってどんなとこ!?

『千畳敷カール(せんじょうじきかーる)』とは、中央アルプス「宝剣岳」の直下に広がる氷河地形のことをいいます。

「カール」とは

氷河地形の中でも、山の頂上付近によく見られるもので、氷河の重みによってお椀型に侵食されているのが特徴。

千畳敷カールの魅力は、短い夏に見頃を迎える豊富な種類の高山植物にはじまり、秋の紅葉、空気が澄み渡る冬、まだまだ雪が残る春にはゲレンデへと姿を変え、四季折々の景色が楽しめます。

ちなみに、このカールが位置するのは、約2,600〜2,900mの高所。さぞかし行くのが大変なのかと想像されるかもしれませんが、バスとロープウェイを使って気軽にアクセスできちゃうんです!

詳しいアクセス方法は、次の項目へ👉

2.アクセス方法

千畳敷カールへのアクセスは、路線バス&ロープウェイを利用します。

ロープウェイ乗車駅となる『しらび平駅』まで山岳道路が続いていますが、マイカー規制があるため、必然的にバスを利用する必要があります。路線バスについては、電車でアクセスする場合は『駒ヶ根駅』、マイカーでアクセスする場合は『菅の台バスセンター』からの乗車が便利です。


この記事では、『菅の台バスセンター』からの流れをご紹介します。

MAP|地図

駐車場は、平面300台収容可能(臨時駐車場あり)。普通自動車800円/1日(24h)で利用可能です。
場内にトイレもあり、徒歩5分の場所に日帰り入浴施設「早太郎温泉こまくさの湯」があるので、登山前後の車中泊にも便利。

まずは、バスセンターで路線バス&ロープウェイの往復乗車券(大人4,200円)を購入!
(※駒ヶ根駅発は、大人4,640円)

目の前のバス停から、しらび平駅行きのバスに乗車。

所要時間は約30分。道中の山道はちょうど紅葉が広がって綺麗でした。ただ、ぼーっと見惚れて写真は撮っておらず・・・。

だいき

ごめんなさい🥺

ブーン🚌💨💨💨

ということで、『しらび平駅』に到着。

ここでロープウェイに乗り換え、約7分半の空中散歩です。その高低差は950m、一気に標高2,600mの世界へ参ります!

はい、あっという間に『千畳敷駅』

反対側には、南アルプスが壁のように佇んでいます。

さて、正面にはどんな光景が待っているのでしょうか・・・。ワクワク。

3.いざ、雪中散歩

きたぁぁぁ、一面白銀の世界。

だいき

長野で見た山、ほぼ雪山。笑

ここ千畳敷は、木曽駒ヶ岳をはじめとした登山口となるほか、千畳敷カールの麓をぐるっと周る散策路が整備されています。この散策路は、約40分で一周することができ、高低差も少ないので、どなたでも気軽にハイキングが楽しめます。

とはいえ、この日はかなりの積雪でしたので、登山靴で挑みます。笑

この日は快晴で、見た目より全然暖かくて気持ちいい。

ただ、雪による反射で目がおかしくなりそう。サングラス持って来ればよかった…。

それはさておき、目の前の景色が美しすぎる! 長い時間をかけて生まれた地形なんだと想像すると、より一層感動が大きいですね。

氷河による侵食で麓は緩やか、山頂にかけて急斜面になっており、お椀型をしているのがよく分かります。水の流れによる侵食はV字の谷になりますが、それとは全く違いますね。

時折振り返れば、一直線に連なる南アルプス。

散策路を半分ぐらい歩いて振り返れば、ロープウェイ駅のある建物も見えてきます。ちなみに、駅舎の横にある横長の建物は、なんとホテルなんです!

こんなところで宿泊できたら、朝夕の空のグラデーションや真夜中の星空など、1日で数多の絶景を満喫できるんだろうなぁ。(※昼間は、その一部がレストランやカフェ、お土産ショップとして営業しており、誰でも利用可能です。)

泊まってみたい😍!!

ゆの

そして、再び正面を向けば、宝剣岳直下の急斜面が目の前に!!

その迫力と出立ちがかっちょえぇ

そんな大迫力の宝剣岳の右手をよく見てみると、「八丁坂」と呼ばれる登山道が見えます。雪で見にくいですが、ジグザグと道が続いているのがお分かりいただけますでしょうか。

かなりの急斜面…
急すぎて坂の上部が見えない

ポイント

ここを越えた先には、木曽駒ヶ岳(標高2,956m)や他の山々へ登山道が続いています。木曽駒ヶ岳までは、千畳敷駅から往復4時間、初心者でも楽しめる登山コースとして人気があるようです。

今回は、かなりの積雪と装備が不十分ということで断念しましたが、ぜひともグリーンシーズンにチャレンジしてみたい!

散策路も残りわずか!

相変わらず、南アルプスは壁のような圧倒的存在感。この日は山頂付近に雲がかかってしまっていますが、快晴の日には富士山を望むこともできるそうです。

望遠レンズでズームしてみると、面白いくらいに積雪地帯と雲の境が重なっています。

平面的(いい意味で)で絵になる
雲が晴れたこの山は間ノ岳かな!?

望遠の次は広角でも遊んでみる。カールのお椀型が見事に収まりました。

お次は、かろうじて残っていたナナカマドの赤い実を発見。慌ただしくレンズを変えて撮影。笑

なんかトウガラシみたいのも付いてる。

そうこう歩いているうちに、先ほど見えた『ホテル千畳敷』の近くまで戻ってきました。本当にすごいところに建ってるんですね。

最後に現れたのは『駒ヶ岳神社』。小さい神社ですが、立派な造りと木の風合いがとても素敵です。

最後にお参りし、この絶景を見れたことに感謝。

これにて、千畳敷カールの散策おわり!

おわりに

白銀の千畳敷カール、いかがだったでしょうか!?

本当に誰でも気軽に行けてしまうので、長野に旅行される際は目的地の一つとして訪れてみてください!
私が次訪れる際には、彼女と一緒に登山をしたいと思います👍

それでは本日はこの辺で!!

聞いてない…🙂

ゆの

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だいき

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