どうも、クレヨンぶろぐです✌️
今回は、日本屈指の温泉地『ゆふいん』で、温泉とは全く関係ない観光名所5選をご紹介します。本記事は、次のような疑問を抱える”ゆふいん初心者”の方向けの内容になっています!
- 「ゆふいん」て名前はよく聞くけど、イマイチどんな観光地か分からない
- 温泉以外の魅力があるの??
”ゆふいん”ってどんなとこ!?【大分県由布市】
今回ご紹介する『ゆふいん』は、大分県由布市湯布院町のことを指し、厳選数と湧出量で全国2位を誇る日本屈指の温泉地です。
お隣の別府と1位・2位を独占👏
さすが、日本一のおんせん県✨
そんなコテコテの温泉地でありながら、”九州の軽井沢”とも称される小洒落た雰囲気で、観光地としても人気が高い街です。中心地には、グルメ・ショッピング・プチ自然スポットなどが集約しており、街歩き好きの方にとっては絶好のスポット!!
さらに、街並みの背景にそびえる「由布岳」の迫力たるや、興奮すること間違いなし!
ややこしい漢字表記の真相
一般的に使用される”ゆふいん”には、「湯布院」と「由布院」、2つの漢字表記があります(※温泉の正式名称は「由布院温泉」)。
明確な表記基準がなくてややこしいのですが、その背景には、次のような合併の歴史が関係していました。
- 観光地として栄えるエリアは、元々「由布院町」という名前
- 昭和30年、お隣の「湯平村」「由布院町」が合併、「ゆ」の漢字を変換して「湯布院町」が誕生
- 平成17年、「庄内町」「挟間町」「湯布院町」が合併、「由布市」が誕生(先の湯布院町の場所は「由布市湯布院町」となる)
- 現在は、昔からの住民以外、使い分けに決まりはなく、表記がバラバラ(公共交通機関で言うと、JRは「由布院駅」、高速ICは「湯布院」と表記)
こうしたややこしさから、最近では、ひらがな表記で「ゆふいん」とされることも多いよ💁♂️
ゆふいんの街歩きで立ち寄りたい
観光名所5選
1.湯の坪街道
ゆふいん観光のメインストリート『湯の坪街道(ゆのつぼかいどう)』。
昔ながらの建物が多く、風情が残るこの通りには、飲食店やお土産屋さん、雑貨屋さんなど、豊富なジャンルのお店が軒を連ねています。
日中は多くの観光客で賑わいますが、高い建物が一切なく、遠景には由布岳を望めるので、とても開放的な気分で楽しめます!!
そんなメインストリートも、早朝はこの静けさ。この雰囲気もまた落ち着いてていい・・・。
お店が開店し始めると、だんだんと観光客の数が増えてきます。とはいえ、平日午前中の早い時間であれば、特に混雑を感じるほどではありません。
さて、街歩きといえば、ご当地グルメですよね!!
飲食店が本当に数多くありますが、その中で僕が訪れたのは、サクッと気軽に味わえる2軒のお店です。
1軒目は、かつて全国コロッケコンクールで金賞を受賞したことが店名の由来になっている「湯布院金賞コロッケ」。
看板商品の「金賞コロッケ(180円)」をいただきました(※2022年3月当時の価格)。
中がホクホクというコロッケの固定概念を覆し、グラタンのようなトロッとした感触、そして濃厚な味。羨ましそうに見つめてくる猫を片隅に、美味しくいただきました。
可愛いっ🥺!
美味しそ🤤!
2軒目は、地元産牛乳を使ったスイーツが味わえる「由布院ミルヒ」。開店前からお客さんが並びはじめていて、人気の高さがうかがえます!
僕がいただいたのは、またしても看板商品である濃厚チーズケーキ「ケーゼクーヘン(180円)」です(※2022年3月当時の価格)。
HOTとCOLDを選択でき、僕は前者を注文。ふわっとした生地に、とろっ、というかどろっとするほど濃厚なチーズが幸せを届けてくれました、最高。
🤭(食レポの語彙力…笑)
こうした食べ歩きグルメに限らず、多種多様なお食事処があるわけですが、僕のような旅人はしょっちゅう贅沢もしてられないので我慢です…。
読者の皆さんが訪れる際には、存分に味わってほしい😂
(そして美味しかったところを教えて欲しい笑)
こちらはジブリグッズが買えるお店「どんぐりの森」。
日本各地にあるお店ですが、ゆふいんの街並みに調和した、そしてジブリらしい、古民家のような素敵な佇まいでした(※全体像撮り忘れました)。
お店の前には、ついつい写真を撮りたくなるポイントがいくつもあるので必見です!
そのほか、湯の坪街道周辺には、「SNOOPY茶屋」や「みっふぃーの森のきっちん」など、キャラクターがモチーフになった店舗を多く見かけました。
風情ある街並みの中で、こうした多彩なジャンルを楽しめるので、街歩きにはもってこいのスポットです。
「九州の軽井沢」といわれることにも納得!!
スポット情報
所要時間 | 1~2時間(街歩き好きはもっとかも) |
営業時間 | 店舗により異なる(※通りは24時間開放) |
休業日 | 〃 |
料金 | 〃 |
各店舗の詳細は、下記サイトにてご確認ください。
ゆふいん湯の坪商店会|由布市湯布院町
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「由布院駅」から、街道入口まで徒歩約20分
- 周辺にコインパーキングが点在
2.金鱗湖
ゆふいんを代表する自然スポット『金鱗湖(きんりんこ)』。
湖畔に散策路が整備されているほか、カフェやレストランもあり、湯の坪街道とはまた違い、落ち着いた雰囲気を楽しめます。大きさについては、”湖” より ”池” という方がしっくりくる規模なので、気軽に散策可能!
なお、この湖は、冷水に加えて温泉が湧出していることから、1年を通して水温が高く保たれています。ゆえに、冬の冷え込んだ朝には、湖面から湯気が立ち込める幻想的な光景を見ることができます。
僕もその光景を見たかったけど、この日の湯気はごくわずか😂
条件が整えば、こんなにハッキリと湯気が発生します。ここに朝日が差し込めば、さらなる幻想世界へと移り変わるでしょう。
ちなみに、湖上に佇む鳥居は、湖畔の一角に鎮座する「天祖神社」のもの。
本殿の裏手に回ると、間近で鳥居を見ることができます。
湖面に映える水鳥が1羽。鳥居と同じく、美しい佇まいでした・・・。
スポット情報
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「由布院駅」から徒歩約20分
- 周辺にコインパーキングあり
3.湯布院フローラルビレッジ
完全異国情緒が楽しめるテーマパーク『湯布院フローラルビレッジ』。
小さな施設ではありますが、世界一美しい村と称されるイギリス「コッツウォルズ地方」の街並みが再現されています。
コッツウォルズは、ハリーポッターのロケ地としても知られているよ😳✨
建物内には、雑貨屋さんやキャラクターショップのほか(入場無料)、猫カフェやフクロウと触れ合える施設(有料)があります。
正門から入ってすぐ左手に、コッツウォルズの街並みが出現。20mにも満たないであろう長さですが、異国情緒が凝縮されています。
ちなみに、本場コッツウォルズの写真がこちら。
再現度に関しては、正直まったく分かりません。とはいえ、まるで”絵本の中に入ったような”世界観としては、見事に作り込まれていると感じました。
建物内は、ひとつひとつがキャラクターグッズのショップになっています。
たとえば、こちらの「KIKI’S BAKERY(キキズベーカリー)」には、魔女の宅急便関連のグッズが並んでいました。
数年前までは、本当にパン屋だったらしい🤔✨
その他のエリアは、ヴィンテージな雰囲気が漂う雑貨屋さんがあったり。
大々的な「アルプスの少女ハイジ」のショップがあったり、個性溢れる園内になっています。
今回、猫やフクロウと触れ合える有料エリアには入場していませんが、園内の所々で飼育されているカモやヤギ、リスなどの小動物達を見ることができました。
スポット情報
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | 9:30~17:30(※時間表記にばらつきがあるため、前後する可能性あり) |
休業日 | 不定休 |
料金 | 入場無料(一部施設有料) |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
湯布院|観光・旅行に|YUFUIN FLORAL VILLAGE
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「由布院駅」から徒歩約15分
- 周辺にコインパーキングあり
4.大杵社の大杉
ゆふいんの小高い森の中、ひっそりと佇む神社『大杵社(おおごしゃ)』。
その境内には、複数の大木があり、中でも社殿の横に立つ御神木の存在感たるや、言葉にできない力を感じます・・・。
樹高38m・根本周囲13.3m・胸元周囲10.9mの大きさを誇り、樹齢は1,000年以上といわれていますが、正確な数字は分かっていません。
御神木の裏側に回っていくと・・・。
根本間近まで近づくことができます。少し見えにくいですが、うっすら見える格子の中には、畳3畳分の空洞が広がっており、神像が安置されています。
すごい!!
空洞の広さからも、この御神木の大きさがよく分かるね🙄
こちらのスポットは、個人的に「ゆふいん」でイチオシの場所なのですが、大事な注意点があります。
それは、駐車場が狭いということ。
収容台数わずか2台で、アクセス道が狭い上に急傾斜のため、すれ違いができず、切り返しも慎重に行う必要があります。
混雑しそうな休日、運転に自信がない方、切り返しが難しい大型車などの場合は、無理をせず徒歩での訪問をおすすめします。
スポット情報
所要時間 | 15~30分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「由布院駅」から徒歩約20分
- 無料駐車場あり(2台)
※注意点は先述の通り
5.蛇越展望所
由布岳と由布院盆地を一望できる『蛇越展望所(じゃこしてんぼうじょ)』。
ゆふいんから阿蘇方面に向かう県道11号(やまなみハイウェイ)沿いにある展望所で、ドライブ時の小休憩にもおすすめなスポットです。
駐車場から階段を登ると、展望スペースと東屋が立つ、至ってシンプルな展望所(※トイレもありません)。
見晴らしが良い日の展望は一級品。
山脈の入り組みや盆地の田園風景など、すべてが「由布岳」を引き立たせるような、この地形と奥行き感が素晴らしいっ!
また、前回記事で取り上げた「狭霧台(さぎりだい)」と同様、由布院盆地にかかる朝霧観測に絶好の場所としても知られています。条件が整った秋冬の早朝には、多くのカメラマンが集結するんだとか。
こんな光景見てみたかったぁ😂
また次の機会に👍
「狭霧台」の情報はこちらの記事へ!
スポット情報
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | 24時間開放 |
休業日 | なし |
料金 | 無料 |
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「由布院駅」からタクシーで約15分
- 無料駐車場あり(※無区画・未舗装)
【おまけ】九州”夢”大吊橋
おまけに紹介させてください、『九州”夢”大吊橋(ここのえ”ゆめ”おおつりはし)』。
所在地が孤立している故、比較的近い「ゆふいん」をご紹介する本記事で取り上げた次第です。
九酔渓(広くは鳴子川渓谷)にかかるこちらの橋は、2006年に開通した歩道専用の吊橋です。その大きさは、高さ173m・長さ390mあり、歩道専用としては日本一の高さを誇ります。
橋上の通路は、中央が網目状になっており、日本一の高さを存分に楽しめます!
何よりも魅力なのは、360度の大パノラマ!!
眼下の渓谷美はもちろんのこと・・・。
日本の滝百選に選ばれた名瀑「震動の滝(雌滝・雄滝)」など、とにかく大スケールの絶景を楽しめます。
橋から少し離れた場所にある「白鳥神社展望台」では、大吊橋の全貌を望めます!
ちなみに、この渓谷は紅葉の名所としても知られています。想像してみてください、一面彩られた風景を・・・。
想像で感動できる🥺✨
スポット情報
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | ・11~6月 8:30~17:00(16:30入場券販売終了) ・7~10月 8:30~18:00(17:30入場券販売終了) ※2020年7月から当面の間、営業終了17:00 |
休業日 | なし(※悪天候などにより、入場制限の可能性あり) |
料金 | ・中学生以上:500円 ・小学生:200円 ・小学生未満:無料 |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
九州”夢”大吊橋公式サイト
地図・アクセス
アクセスについて
- JR「豊後中村駅」からコミュニティバスで約20分
- 無料駐車場あり(橋の両側)
おわりに
あえて白状しますが、僕は日本屈指の温泉地であるここ「ゆふいん」で、温泉に入りませんでした。ゆえに、物足りなさがあったことが否めません。
じゃあ入れよ!
と自分でも思いますが、それはさておき😂笑
「ゆふいん」は、いい意味で使い勝手が良い観光地だという考えに至りました。なぜなら、半日で回りきれるその手軽さから、別府観光や由布岳登山、やまなみハイウェイのドライブなど、他の観光と組み合わせやすい利点を感じたからです。
温泉旅行ではメインを張れる、観光旅行では気軽に立ち寄れる、そんな二つの良さを持つ『ゆふいん』。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
それでは本日はこの辺で!
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