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目指せ九州!! 東京九州フェリーでゆく、21時間の快適クルーズ

2022年11月3日

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「東京九州フェリーって、どんな船なの?」
「東京九州フェリーの乗り方や過ごし方を知りたい!」

こんな声にお応えするべく、実際に利用したことがあるぼくが、隅々まで解説します。

だいき

どうも、日本全国47都道府県をたっぷり362日で旅した ”だいき”(@crayonblog1990)です!!

本記事では、関東〜九州間の移動にとっても便利な『東京九州フェリー』について、みっちりご紹介していきます。

概要はもちろん、こんな内容を一気に網羅!

  • 乗船から下船までの流れ
  • 船内の施設
  • 船内での過ごし方

船旅がはじめてという方に安心してもらえるよう、細かく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

本記事は、2022年3月乗船時の様子、2023年7月時時点の情報を基にまとめています。

東京九州フェリーについて

はじめに、東京九州フェリーの概要を、3つの項目ごとに解説します。

この内容はバッチリだよ!という方は、早速クルーズ当日の様子まで、飛んじゃってください。
▶︎21時間のクルーズ旅を徹底解説!

1.東京九州フェリーとは!?

『東京九州フェリー』は、神奈川県横須賀港と福岡県新門司港を約21時間で結ぶ、大型カーフェリーです。

運行会社は、国内をはじめ、アジア諸国との航路を展開する「SHKライングループ」(有名どころで言うと、新日本海フェリーや阪九フェリーなどが属する)に属しています。

2021年7月に就航した新しい航路で、船内には清潔感ある真新しい設備が整っています。長時間の行程となりますが、どなたでも安心して快適な船旅を楽しめるでしょう!!

だいき

船旅に馴染みのない方は、充実した設備に驚愕するはず😳✨

2.運航ダイヤ・料金

東京九州フェリーは、毎週月〜土曜日に1日1便運行、日曜・祝日は運休というダイヤになっています。

※例外もあるので、公式HPの配船表を事前にチェックしましょう!

フェリー発着時刻

  • 横須賀港 23:45発 〜 新門司港 翌21:00着
  • 新門司港 23:55発 〜 横須賀港 翌20:45着

乗船運賃については、時期や等級、船舶により異なります。

ひとつの参考として、ぼくの乗船概要をご紹介!

船舶それいゆ
旅客定員 268名 / 積載台数 約トラック154台・乗用車約30台
積載車区分乗用車5m未満
キャラバンNV350
客室等級ツーリストA(最安
乗船期間期間A
A・Bの2種類、Aの方が安い
運賃40,000円

車の航送費には、最安等級の客室料金が含まれており、グレードアップに伴い費用が加算されるシステムになっています。

当然身一つでの乗船も可能で、上記期間・等級の場合は、運賃12,000円

3.発着港へのアクセス

フェリーが発着する両港の所在地・アクセス方法は、次の通りです。

横須賀港

アクセスについて

  • 横浜横須賀道路「横須賀IC」から車で約15分
  • 京急電鉄「横須賀中央駅」からタクシーで約6分 or 徒歩約15分

新門司港

アクセスについて

  • 九州自動車道「門司IC」から車で約15分
  • JR「小倉駅」発・JR「門司駅」経由の連絡バスあり(無料)
  • JR「門司駅」からタクシーで約20分

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21時間のクルーズ旅を徹底解説!

いよいよ、長い長いクルーズ旅の当日!

本章では、船に乗ってから降りるまでの流れを、徹底解説していきます。

だいき

本記事の見どころ💁‍♂️✨

1.乗下船の流れ

いざ、横須賀港から九州に向けて出発!!

はじめてのカーフェリーって、乗船の流れなど、いろいろ不安がありますよね。

けれども、港に着いてしまえば、スタッフの方が誘導してくれるので、緊張しなくて全然大丈夫!

指定されたレーンに車を停め、次の誘導が始まるまで待つのみです。

車で待つもよし、ターミナルで待つもよし。僕は、早めに着いたので、ターミナルの中を覗いてみることに。

ターミナルの中は、小さな空港のような雰囲気。軽食やドリンクの売店があるので、待ち時間ものんびりくつろげます。

ほんとに空港みたい😳!

ゆの

館内の電光掲示板には、乗船時間が表示されているので、ターミナル到着後に一度確認しておくと良いでしょう。乗船方法によって、時間が異なるのでご注意ください。

少し見にくいですが、車両による乗船は、船にドッキングされた大きな桟橋を利用します。

一方、徒歩による乗船は、飛行機と同じようなデッキを利用することになります。

※船内から撮影

こちらが船の全貌!と言いたいところですが、大きすぎて一部しか見えず・・・。

ターミナル内に模型があったので、こちらで全貌を確認。

※こちらは姉妹船である「はまゆう」の模型ですが、今回乗船する「それいゆ」と同規模の船です。

いよいよ乗船のお時間。

誘導に従い、あっという間に乗船完了。必要な荷物を持って、客室フロアに向かいます。

航行中は、車両デッキに戻ることができないので、忘れ物がないようご注意を。

甲板から、いざ船内へ
船内が広くて、どこにいるのか分からない。笑
良質な睡眠を取るために、My枕は欠かせない!
だいき

これ持って歩くのちょっと恥ずかしかった🫣笑

ここまでが乗船の流れになりますが、下船については特筆すべきことはありません!

到着間際のアナウンスに従い、車両デッキに戻って乗車。例によって、誘導通りに下船し、特に手続きの必要もなく、そのまま次の目的地に向かうことができます。

2.船内施設について

お次は、船内施設を見ていきましょう!

今回乗船した「それいゆ」は、フロア割が3層に分かれています。船内は広くて複雑なので、最初に案内図をチェックしておくのがおすすめ。

また、船内のレストランや大浴場は、利用時間が決まっているので、合わせて確認しておきましょう!

だ、だだ、大浴場!!??

と思われた方もいらっしゃると思います。そうなんです、最近のフェリーって、もはや快適すぎて動くホテルなんすよ!笑

中央には3フロア分の吹き抜けがあり、とても船内とは思えない空間が広がります。

見ての通り、エレベーター完備なので、足腰の悪い方も安心。

お土産や軽食の「売店」もあり、小腹が空いた時にはありがたい!

ガッツリ食事をしたいという方は、こちらの「レストラン」がおすすめです。

メニューが豊富で、お値段も特別高いわけではありません。

こちらは「男子トイレ」の様子です。

ランドリーまである充実っぷりで、何よりその清潔感の高さが最高。

お次は、僕がこの船旅で一番楽しみにしていた「大・浴・場」!!

当然浴室内の撮影はできないので、ぜひ公式HPで覗いてみてください。大海原のど真ん中でお風呂に入れるのは、こうした大型フェリーの特権ですね。

特筆すべきは、サウナがあるということ。先ほど、動くホテルと言いましたが、動くスパでもあるんです。笑

そしてこちらが、この船旅で一番長い時間を過ごした、ぼくの「客室」です。

ライトやコンセント、寝具まで整っているので、手ぶらで乗船できます。向かいにもう一室ありますが、今回は空室。

だいき

悠々自適な船の旅😌✨

最安グレードでこの設備は、十分過ぎるほど!

注意点としては、このグレードの客室は、どなたでも出入りできるところ。貴重品は持ち歩くか、コインロッカーを利用するのもおすすめです。

ちなみに、「屋外デッキ」にも出られるので、長旅の息苦しさをリフレッシュできます!
※天候次第では立入禁止

屋外デッキも階層がいくつか分かれています。お散歩がてら、広い船内を散策してみるのも楽しいですよ!

3.船内でのぼくの過ごし方

今回の船旅は21時間…。

有り余りそうな時間ですが、ぼく個人的には快適すぎて、もう少し長くていいのにという意見です。昼寝・PC作業・読書なんかしていると、意外とあっという間なんですよね。

たとえ暇になったとしても、屋外デッキで海を眺めたり、サウナで整ったり、船内のエンタメイベントに参加してみるのも楽しいと思います!

僕は、「シアタールーム」で上映していたプラネタリウムに行ってみました。

正直大それたものではありませんでしたが、心地よいBGMと暗い室内のおかげで、よく眠れます。笑

寝るんかい🤣!!

ゆの

食事については、事前にスーパーなどで買って、持ち込みました。船旅の際はいつも、多少なり節約しています。

荷物棚があったので、綺麗に陳列。笑

ちなみに、船酔いしやすい方や初船旅の方は、乗船前に酔止めを飲んでおくのがおすすめ!

だいき

ぼくも、なぜか船だけ酔いやすい体質だから、毎回飲んでる✌️

地上の喧騒から離れ、時間がゆったりと流れる船旅。ただひと言「さいこうっ」

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ぼくが東京九州フェリーを
利用した理由

さいごに、ぼくが東京九州フェリーの利用を決めた理由について、解説します。

利用を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください!

1.前提となる旅の行程

九州旅を開始したのは、2022年3月のこと。

冬の中断期間(12〜3月)を経て、久しぶりの旅再開となりました。九州(※沖縄除く)にはじまり、中国・四国・関西の4地方を約5ヶ月で回っていきます。

だいき

ちなみに、真夏・真冬は旅の弊害が多いので、一時帰宅してバイトやブログ執筆をしてました😆👍

本記事とは関係ないですが、5ヶ月間の旅に挑む車内の様子をチラ見せ!

キッチンラック
キッチン下収納
ベッド下収納(洋服類)
ベッド下収納(日用品類)
だいき

季節の変わり目で荷物多め💁‍♂️

2.フェリーの利用を決めた理由

旅の行程踏まえ東京九州フェリーの利用を決めた理由がこちら!

  • フェリーと車でコスト差がほとんどない
  • 3月出発ゆえに、まだまだ雪や凍結が心配
    (何せ、スタッドレスを履いてないもので…)
  • 車の場合、体力的ダメージが大きい
  • シンプルに船旅が大好き

特に重要視したのは、コストと安全面。言わずもがな、フェリーに軍配が上がりました。

参考)フェリーと車のコスト差

参考までに、ぼくの旅の相棒キャラバンで概算した、フェリーと車のコスト差を載せておきます。

ガソリン代165円・燃費8km/Lと仮定し、単純計算しています。(※あくまで、ざっくりした参考値としてご覧ください

フェリーを利用する場合

  • 都内自宅から横須賀港まで、車で約50km /ガソリン代のみ約1,000円
    【所要時間約2時間】
  • 横須賀港から新門司港まで、フェリー乗船/運賃40,000円
    【所要時間約21時間】

 ➡︎ 合計41,000円

車のみを利用する場合

  • 都内自宅から新門司港まで、約1,020km、【所要時間約12時間(ノンストップ)】
  • 有料道路料金 約22,000円
  • ガソリン代 約21,000円
    (※高速走るので、多少安くなるはず)

 ➡︎ 合計43,000円

だいき

コストはどっこい!!

これなら快適・安心な船旅を選ぶよね🤔✨

ゆの

さて、今回の解説は以上ですが、船旅にご興味を持っていだだけた方いらっしゃいますか!?

そんな方には、三井商船フェリー「さんふらわあ」の乗船記もおすすめ!

だいき

よかったら、覗いてみてください😆!

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おわりに

本記事では、東京九州フェリーの全貌を解説してきました。

船の旅は、時間的な余裕が必要である反面、快適性や利便性は言うことなし。21時間という一見長そうな時間が、あっという間に過ぎていきます。

まだ船旅をしたことがない方には、電車や飛行機とは全然違う魅力を、ぜひご自身でも体験していただきたいなと思います!

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