
どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
今回の記事は、関東〜九州間の移動に便利な『東京九州フェリー』についてご紹介します。長期旅を計画されている方や車中泊旅ユーザーの方はもちろん、船旅未経験だけどいつもと一味違う旅行を楽しみたい!という方にもおすすめしたい内容となっています。
それではいってみましょう!!
※ 本記事の内容は、2022年11月3日時点の情報を基に執筆しています。
目次
東京九州フェリーについて
1.東京九州フェリーとは!?
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『東京九州フェリー』とは、神奈川県横須賀港と福岡県新門司港を約21時間で結ぶ、大型カーフェリーです。
運行会社は、国内をはじめ、アジア諸国との航路を展開する「SHKライングループ」(有名どころで言うと、新日本海フェリーや阪九フェリーなどが属する)に属しています。
2021年7月に就航した新しい航路で、船内には清潔感ある真新しい設備が整っています。長時間の行程となりますが、どなたでも安心して快適な船旅を楽しめます!!
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船旅に馴染みのない方は、充実した設備に驚愕するはず😳✨
2.営業概要(運航ダイヤ・料金)
東京九州フェリーは、毎週月〜土曜日に1日1便運行、日曜・祝日は運休というダイヤになっています(※祝日運行の場合もあるようなので、公式HPを事前にチェックしましょう!)。
フェリー発着時刻
- 横須賀港 23:45発 〜 新門司港 翌21:00着
- 新門司港 23:55発 〜 横須賀港 翌20:45着
乗船運賃については、時期や等級、船舶により異なります。そこで、いち参考として僕の乗船概要をご紹介します。
船舶 | それいゆ (旅客定員 268名 / 積載台数 約トラック154台・乗用車約30台) |
積載車区分 | 乗用車5m未満 (キャラバンNV350) |
客室等級 | ツーリストA(最安) |
乗船期間 | 期間A (A・Bの2種類、Aの方が安い) |
運賃 | 40,000円 |
補足ですが、車の航送費には、最安等級の客室料金が含まれており、グレードアップに伴い費用が加算されるシステムになっています。
当然身一つでの乗船も可能で、上記期間・等級の場合、運賃12,000円となります。
その他、詳細については公式HP「東京九州フェリー」をご確認ください!
3.発着港へのアクセスについて
フェリーが発着する両港の所在地とアクセス方法は、以下の通りです。
横須賀港
アクセスについて
- 横浜横須賀道路「横須賀IC」から車で約15分
- 京急電鉄「横須賀中央駅」からタクシーで約6分 or 徒歩約15分
新門司港
アクセスについて
- 九州自動車道「門司IC」から車で約15分
- JR「小倉駅」発・JR「門司駅」経由の連絡バスあり(無料)
- JR「門司駅」からタクシーで約20分
東京九州フェリーを利用した理由
1.前提となる旅の行程
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九州旅を開始したのは、2022年3月のこと。
冬の中断期間(12〜3月)を経て、久しぶりの旅再開となりました。九州(※沖縄を除く)にはじまり、中国・四国・関西の4地方を約5ヶ月で回っていきます。
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ちなみに、真夏・真冬は旅の弊害が多いので、一時帰宅してバイトやブログ執筆をしてました😆👍
本記事とは関係ないですが、5ヶ月間の旅に挑む車内の様子を載せておきます。
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季節の変わり目なので、荷物は比較的多め💁♂️
2.フェリーを利用した理由
さて、この項の本題である東京九州フェリーを利用した理由がこちら!
- フェリーと車でコスト差がほとんどない(最大の決め手!)
- 3月出発、かつ、スタッドレスを履いてないため、降雪や残雪が心配(たとえ高速でも早朝深夜の凍結がこわい)。
- 車の場合、体力的ダメージが大きい
- シンプルに船旅が好き
参考)フェリーと車のコスト差
参考までに、僕の相棒キャラバンちゃんにおける、フェリーと車のコスト差を載せておきます。ガソリン代165円・燃費8km/Lと仮定し、単純計算しています。(※あくまで、ざっくりした参考値としてご覧ください)
<フェリーを利用>
・都内自宅から横須賀港まで約50km、ガソリン代のみで約1,000円(所要時間約2時間)
・横須賀港から新門司港まで、フェリー乗船運賃40,000円(所要時間約21時間)
➡︎ 合計41,000円
<車を利用>
・都内自宅から新門司港まで約1,020km、有料道路を使い、料金は約22,000円(ノンストップで所要時間約12時間)
・ガソリン代は約21,000円(※高速を走るので、左記金額より安くはなるはず)
➡︎合計 43,000円
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コストはどっこい!!
これなら快適・安心な船旅を選ぶよね🤔✨
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いざ、ロマンある21時間のクルーズ旅へ
1.乗下船の流れ
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いざ、九州に向けて出発!!
当日の様子は、横須賀港からご紹介します。
はじめてのカーフェリーとなると、乗船の流れなど、いろいろ不安があると思いますが、港に着いてしまえば、スタッフの方に誘導してもらえるので、緊張しなくて大丈夫!
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指定されたレーンに車を停め、次の誘導が始まるまで待つのみです。
車で待つもよし、ターミナルで待つもよし。僕は、早めに着いたので、ターミナルの中を覗いてみることに。
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ターミナルの中は、小さな空港のような雰囲気。軽食やドリンクを販売する売店があるので、待ち時間ものんびりくつろげます。
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館内の電光掲示板には、方法別の乗船時間が表示されているので、港到着後に一度確認しておくと良いでしょう。
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少し見にくいですが、車両による乗船は、船にドッキングされた大きな桟橋を利用します。
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一方、徒歩による乗船は、飛行機と同じようなデッキを利用することになります(※下写真は船側から撮影)。
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こちらが船の全貌!と言いたいところですが、大きすぎて一部しか見えず。
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ターミナル内に模型があったので、こちらで全貌をどうぞ!
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今回乗船する「それいゆ」と同規模の船です。
いよいよ乗船のお時間です。誘導に従い、難なく乗船完了!
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必要な荷物を持って、客室フロアに向かいます。航行中は、車両デッキに戻ることができないので、忘れ物がないようご注意を。
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良質な睡眠を取るためには、My枕は欠かせない!
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これ持って歩くのちょっと恥ずかしかった🫣笑
ここまでが乗船の流れになりますが、下船については特筆すべきことはありません。
到着間際のアナウンスに従い、車両デッキに戻って乗車。例によって、誘導通りに下船し、特に手続きの必要もなく、そのまま次の目的地に向かうことになります。
2.船内の施設紹介
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お次は、船内紹介!!
今回乗船した「それいゆ」は、3層に分かれたフロア割になっています。船内は広くて複雑なので、最初に案内図をチェックしておくと良いです。
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また、船内のレストランや大浴場の利用時間も決まっているので、合わせて確認しておきましょう!
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だ、だだ、大浴場!!??
と思われた方もいらっしゃると思います。そうなんです、最近のフェリーって、もはや快適すぎて動くホテルなんすよ!笑
中央には3フロア分の吹き抜けがあり、とても船内とは思えない空間が広がります。見ての通り、エレベーター完備なので、足腰の悪い方も安心して移動できます。
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こちらはお土産や軽食を販売するショップで、小腹が空いた時に便利。
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ガッツリ食事をしたいという方には、こちらのレストランがおすすめです。
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メニューが豊富で、お値段も特別高いわけではありません。
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こちらは男子トイレの設備です。ランドリーまである充実っぷりですが、何よりその清潔感の高さが最高!!
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お次は、僕がこの船旅で一番楽しみにしていた大浴場!
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当然浴室内の撮影できないので、ぜひ公式HPで覗いてみてください。大海原のど真ん中でお風呂に入れるのは、こうした大型フェリーの特権ですね。
特筆すべきは、サウナがあるということ。先ほど、動くホテルと言いましたが、動くスパでもあるんです。笑
そして、こちらがこの船旅で一番長い時間を過ごす、僕の客室です。
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ライトやコンセントなどの設備に加え、寝具も整っているので、手ぶらで乗船できます。向かいにもう一室ありますが、今回はどなたもおらず、悠々自適に過ごせました。
最安のグレードでこの設備は、十分過ぎるほど!
注意点としては、このグレードの客室は、どなたでも出入りできるので、貴重品は持ち歩くようにしましょう。コインロッカーもあるので、空いていればそちらを利用するのもおすすめです。
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ちなみに、屋外デッキにも出られるので(※天候次第では立入禁止)、長旅の息苦しさをリフレッシュできます!
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屋外デッキも階層がいくつか分かれているので、お散歩がてら、広い船内を散策してみるのも楽しいですよ!
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3.僕の船内の過ごし方
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今回の船旅は21時間…。
有り余りそうな時間ですが、僕個人的には快適すぎてもう少し長くていいのにという意見です。昼寝・PC作業・読書などをしていると、意外とあっという間なんですよね。
食事については、船内にレストランがありますが、僕は船旅の際には事前に食事を買っておき、多少なりとも節約しています。
荷物棚があったので、綺麗にストック↓↓笑
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ちなみに、船酔いしやすい方や初船旅の方は、酔止めを飲んでおくのがおすすめ💁♂️
私も、なぜか船だけ酔いやすいので、毎回飲んでます✌️
たとえ暇になったとしても、屋外デッキで海を眺めたり、サウナで整ったり、船内のエンタメイベントに参加してみるのも楽しいと思います!
僕は、シアタールームで開催していたプラネタリウムに行ってみました。
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正直大それたものではありませんでしたが、心地よいBGMと暗い室内のおかげで、よく眠れます。笑
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寝るんかい🤣!!
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毎度のことながら、とても快適なクルーズ旅でした!!
今回のご紹介は以上となりますが、船旅にご興味がある方は、2021年に利用した三井商船フェリー「さんふらわあ」の記事もまとめているので、ぜひ覗いてみてください↓↓
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こっちもサウナ付いてるよ😁ニヤッ
おわりに
東京九州フェリーでゆく船旅の雰囲気、味わっていただけましたでしょうか!?
このような船の旅は、多少時間的な余裕が必要になる反面、快適性や利便性は言うことなし。特に、まだ船旅をしたことがない方には、電車や飛行機とは全然違う魅力を、ぜひ一度ご自身で体験していただきたいなと思います。
それでは本日はこの辺で!!
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