どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
今回の記事から、3日間滞在した北端の離島「礼文島」での様子をご紹介します。あまりにも楽しくて、美しくて、思い出に残った場所なので、1日1記事3回に分けてお送りします。
ということで、今回は1日目。島へと渡るフェリー内の様子から、到着早々のトレッキング、そして贅沢な宿の様子をまとめました!
それではいってみましょう!!
念願の礼文島に上陸!!
さて、念願だった礼文島に行くためには、船を利用します。
てなわけで、早朝から出発地となる『稚内フェリーターミナル』へ。このターミナルから「ハートランドフェリー」に乗船します。
MAP|地図
私が乗船したのは、AM6:30発の始発便。
料金は、一番安価な2等自由席で片道2,850円でした。車ごと乗船することも可能でしたが、今回はトレッキングが目的、かつ、コスト的なことも考慮した結果、身一つで行くことにしました。
チケットは、当日購入。2等自由席については、電車の切符のように、券売機で簡単に購入可能です。
ターミナルもかなり綺麗!
そして、今回乗船する船が「アマポーラ宗谷」という、2020年に就航した真新しい船です。
搭乗が始まったので、私もボーディングブリッジを通って船内へ。
ワクワクっ!!
乗船後、早速2等自由席の部屋へ向かいます。
こちらが今回確保したポジション。雑魚寝スタイルで、ガッツリ寝れるぜい!!
おねむタイムの前に、船内散策行ってみよう!
客室は2層に別れていて、思ったよりも小ぢんまり。とはいえ、この航路でこの規模だったら、十分大きい気がします。
何よりもむちゃくちゃ綺麗。
甲板に出ることも可能です。
あいにくの曇天ですが、礼文島の天気はどうでしょうか!?
なんでしょうかね、北の端という先入観だけで、曇天といえども、それはそれでいい雰囲気を醸し出しています。笑
端っこマジック🪄
🛳💨
船に乗ること約2時間、いよいよ上陸!!
マップを確認して、改めてすごいとこに来たな〜と実感。
この辺境の島を3日間じっくり堪能します!!
礼文島といえばトレッキング
さて、礼文島観光といえば、やはりトレッキングですよね!?
礼文島には、数々のトレッキングコースがあり、時間や体力に合わせて組合せし放題!
各コースマップ・所要時間など、詳細の内容については、礼文島観光協会HPで確認できます。
礼文島観光協会:http://www.rebun-island.jp
他の観光情報も豊富なので、チェックしてみてね!!
1.桃岩展望台コース
さて、到着早々ですが、島南部の「桃岩展望台コース」を歩いていきたいと思います。
まずは、港からバスに乗って「桃岩登山口」を目指します。かなり荷物があったので、本当はホテルに預けて行きたかったのですが、到着10分後のバスだったので、ターミナルのコインロッカーを利用(300円)。
無事バスに間に合い、約5分で目的のバス停に到着しました(※ターミナルから歩いて行くことも可能です)。
このバス停の先には、「桃岩トンネル」がありますが、現在はコンクリートブロックで覆われ、通行止めとなっています。
かつては、この細いトンネルを利用して反対側の街に行くことができたそうですが、2015年に立派な「新桃岩トンネル」が開通し、その役目を終えた模様。
正直、歩行者専用にしてでも、残して欲しかったところ。そうなれば、元地の方もついでに行けたんですが、老朽化とか色々問題があったんでしょう。
そして、トンネルの左手から伸びる道がトレッキングコースです(※桃岩展望台のみ行く方も同様)。
歩みを進めて早々、あたり一面木々がほとんどない草原地帯が広がっています。
礼文島は、高い山がないにも関わらず、「高山植物の宝庫」と言われています。北端の島ならではの冷涼な気候や複雑な地形など、特有の環境が生み出したまさに絶景です。
それにしても、ギリギリで道と認識できるほどの散策路。長ズボンでないと、痒くてしょうがないと思います。笑
遊歩道の足元には、カタツムリが所狭しと歩いています。踏まないように気をつけなくては!!
サロベツ湿原でもそうでしたが、やはり花の見頃ではなかったですね。見頃には高山植物の花が咲き乱れ、「花の浮島」と称されるほど綺麗らしい。
少ないですが、ちょうど見頃の花も見つけました。最初はホタルブクロかと思ったのですが、この花は「ツリガネニンジン」という高山植物らしい。
そんなこんなで不思議な光景を楽しみながら歩いていると、最初のポイント『桃岩展望台』に到着!
あいにくの曇天ですが、この秘境感満点の光景はなんとも素敵ですね〜。ようやく、礼文島来れたんだなと感動・・・。
この先は、山を登るというより、稜線をひたすら歩いて行く感じ。結構強い風が吹いていますが、思ったより寒くはない!
所々、危なそうな箇所は、こうして木道が整備されていました。新しくて、かなり丈夫なので安心!
ちなみに、今回のルートは礼文島西側を歩くのですが、そのほとんどが崖っぷち。どうやら、礼文島の西海岸は、厳しい偏西風により、このように切り立った崖が形成されているようです。
なだらかなアップダウンを繰り返し、広大な草原を歩いて行きます。
礼文島を歩く際は、とんでもなくポジティブで前向きで「後ろなんて振り返らねー」って人も、ぜひ後ろを振り返ってください。
360°絶景だから!!
さてさて、コースの中盤あたりまで来たでしょうか。
今回のコースで一番見たかった『キンバイの谷』の入口に到着しました。
見てください、これぞ礼文島という光景。曇っていても、海の青さが際立っています。
写真を見ているだけで、あの時の高揚感が戻ってきます。自分より写真上手い人なんていくらでもいるけど、やっぱり自分で撮った写真は思い出も詰まってるから大好き。
あ〜!また行きて〜!!
キンバイの谷の中心部に到着!
晴れていれば利尻島、時期があえば一面のお花畑が広がっていることでしょう。
さらに歩みを進めていきます。
時折振り返れば、雰囲気がガラッと変わるも、そこが絶景であることに変わりなし!!
そろそろ島南部の端っこあたり。
そして、最後の大きなポイント『元地灯台』に到着。灯台があるところは、大抵絶景ですね笑
いよいよコース終盤!
灯台から終着点の『知床』までは、ほぼ一直線のなだらかな坂道。
この道は、晴れていれば目の前に利尻島が見えるスポットです。
目の前のだだっ広い草原とその先に広がる日本海を堪能し、『知床』の集落にとうちゃ〜く!!
若干、利尻島の片鱗が見えていますね。
桃岩登山口からここまでの距離約5.7km・所要時間約1時間50分。
パンフレットでは3時間要する道のりでしたが、まさかの大幅短縮。こんなお手軽トレッキングで、あれだけの光景を見れるというのは幸せすぎる!!
長い時間歩き続けること、山を登ることが苦手な方にもおすすめのコースですし、何より綺麗すぎて苦痛を感じる余裕はありません。宿が多く、フェリーターミナルのある香深からもアクセスしやすく、稚内からの日帰りでも十分に楽しめると思います。
ということで、初日のトレッキングはこれにて終わり!!
2.北のカナリアパーク
知床に到着した後は、もう少し歩みを進め『北のカナリアパーク』に向かいました。
こちらのスポットは、2012年に公開された映画「北のカナリアたち」の撮影用校舎が保存・公開されています。たとえ映画を知らなくても、単純にビュースポットとして、また休憩場所として最適な場所です。
知床の集落からだと、徒歩10分くらいでたどり着きます。
MAP|地図
いざ、現地に到着すると、その人気ぶりを表すかのように、すごい広い駐車場が出現!
そして、撮影用に建てられたという校舎がこちら。晴れていれば、背景に利尻島を一望することができるそうですが、この日はあいにくの天気…。
コロナ対策で校舎内を見学することもできませんでしたが、外観だけ見てもその精巧さがよく分かります。
リアルすぎて、撮影用とは思わないよね😳
また、校舎のお隣には、この風景を楽しみながら一息つける「カナリアカフェ」というお店があります。
トレッキングが早く終わってしまい、乗ろうと思っていたバスがまだまだ来ないので、ここで休憩することに。
わ!まさか北端の島にこんなおしゃれなカフェがあるとは・・・。
私が注文したのは、あんバターパンとコーヒー。
あんことバターは安定したおいしさでしたが、何といってもこのパンが一番おいしい。
出来立てほやほや🤤
さてさて、しばらくまったりと休憩していたのですが、バスの時間までまだまだある。結局、そんな遠くもないし、フェリーターミナルまで30分かけて歩いちゃいました。笑
島の生活を垣間見れて、これはこれで良かった!
ということで、今回は利尻島をはっきり望むことはできませんでしたが、素敵なカフェでまったりできていい時間でした。
礼文に訪れる際は、絶景&おしゃれカフェのダブルタッグをぜひご堪能あれ!!
豪華な海鮮にホテル、
贅沢しすぎてしまった…。
・豪華海鮮定食を食す!
港町に戻ったのは、ちょうどお昼時。せっかく礼文に来たのだから、新鮮な海鮮料理を食べなくては!!
ということで、「香深マリンストア」の2階にある『海鮮処かふか』に入店。
MAP|地図
1階の「香深マリンストア」は商店なので、滞在中の食料や飲み物などを買い揃えるのに便利です✌️
今回注文したのは、「ほっけのチャンチャン焼き定食(うに付)」(1,850円)。これまでの旅で最も高いランチです。笑
やっぱ、焼き魚つったらほっけだよね、美味すぎた!!
旅していると、焼き魚を食べることがほとんどないので、かなりレアなんです。写真で見るより、実物はかなり大きく、しっかり満腹になりました。
こちらがセットのウニちゃん。
私はよく知らなかったのですが、礼文島のウニってかなり有名らしい。みなさんご存知でしたか!?
正直な話をすると、わたくしウニは好きでも嫌いでもない人間でして、普段全く食することがないんですよ…。ですが、せっかく礼文の名物ならということでいただきました。
お味は、新鮮で一切クセがなく、色んな海鮮の味を凝縮した感じで、すぐに溶けていく。とはいえ、個人的には先程のほっけの方が好き。笑
こんな味の分からないやつが食べてしまってすいません🙇♂️笑
本当だよ😏
ウニがびっしり乗っかったウニ丼なんてものもあるので、好物の方はぜひご賞味あれ!!
そこまで好物でもないという方は、私のようにセットで味わいましょう。真面目な話、本当にクセがないので、苦手な方も印象が変わるかも。
・素敵すぎる豪華宿『花れぶん』に泊まってみた!!
さて、最後にご紹介するのは、今回お世話になったお宿『花れぶん』!!
MAP|地図
礼文島の中で、かなりハイクラスなお宿だと思うので、お値段もそれ相応…。今回は、平日2泊3日素泊まり・一番安価な部屋タイプという条件で、お値段は26,700円でした。
貧乏旅人が何してんねん!と自分でも思いますが、これには理由(言い訳笑)があります。
- 直前まで礼文に渡る日程が定まらず、予約できる宿が少なかったこと
- 民宿でもそれなりの値段だったこと
- 車ごと島に渡った場合の金額と大差ないこと
- 花れぶんの評価が抜群に良かったこと
まとめると、「せっかく念願の礼文島に来たんだから」という甘えです。(少しでも節約すべく、前述のランチ以外、全てインスタントやパンで過ごしたことは言うまでもない笑)
とはいえ、これは貧乏旅人ゆえの理由なので、そこはご理解いただきたい。写真を見ていただければ、値段相応、いやそれ以上に素晴らしい宿だということがお分かりいただけると思います!!
忙しくてたまにしか行けない旅行先が礼文島ならば、それこそ「せっかくの礼文島」という考えで、ぜひこのホテルに泊まってみてほしい。
さて、前置きが長くなりましたが、今回宿泊したお部屋をご覧いただきましょう。
本来は、山側の普通の部屋だったのですが、なんと角部屋に変更していただきました。1人で使うには、もったいないほどの広さ、そして綺麗…。
ありがてぇ😭
山側の角部屋ですが、海もバッチし見渡せる!!
トイレも広く、もはやこの広さで泊まれるわ!笑
お風呂も広く、晴れれば利尻島を望める眺望の良さ。
といっても、今回の2泊で部屋のお風呂は使っていません。なぜなら、最上階にオーシャンビューで利尻島がバッチリ見える「展望大浴場」があるから!!
当然、大浴場の写真は撮れなかったので、ぜひ下の公式サイトで見ていただきたい。
花れぶん:https://www.hanarebun.com
そもそも、離島で高いビルの上から景色が見れて、お風呂も入れるって、こんな贅沢なことあっていいのか…。ただただ素晴らしいお風呂でした。
そして、こんな素晴らしいホテルで何より素敵だったのが、スタッフの方々の接客です。
冒頭のお部屋の変更はもちろんのこと、チェックインの際の丁寧さや、出入りの際の声かけなど、全部があたたかかった。私の名前を覚えていてくださったり、些細な点かもしれないけど、そういう積み重ねにシビれました。
念願の礼文に来て、素晴らしい景色を見れるだけで最高に幸せだったけど、このホテルに泊まれたことで、さらにこの島が素敵な思い出として私の中に残りました。
あらためて言っておきます。
本当にこのホテルおすすめ!!
おわりに
礼文島1日目の旅路、いかがだったでしょうか!?
天気はイマイチでしたが、礼文らしい光景を満喫し、豪華海鮮とホテルで贅沢、私はなんて幸せ者なんでしょう…。
礼文シリーズはあと2回、2日目と3日目は天気も期待していてください。お楽しみに!
それでは本日はこの辺で!!
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