日本一周 北海道

【日本一周No.59】『ウポポイ』で味わうアイヌ文化と歴史 <北海道㉑>

2021年12月2日

どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

真冬ってどれくらいの寒さだったけ🤔?
と、思い出そうにも思い出せない今日この頃。
なぜ毎年やってくるのに、その感覚を忘れてしまうのでしょう…。笑

さて、今回ご紹介するのは、北海道白老町にあるアイヌ文化と歴史を発信する施設『ウポポイ』です☝️
メディアなどで取り上げられることもあり、その存在をご存知の方も多いのではないでしょうか!?
この親しみやすい名前は、知床のオシンコシンの滝と同じく、何度も口にしたくなります😁笑

この記事では、私が実際に見てきたものを中心にまとめていきたいと思います✏️

それではいってみましょう!!

◯ 『ウポポイ』ってなに!?

1.ウポポイとは

ところで、この『ウポポイ(民族共生象徴空間)』って一体どのような目的がある施設なのか、みなさんご存知でしょうか!?

まず、こちらの施設が整備されるに至った背景には、次のような課題がありました。

◯ アイヌ文化の継承者の減少
◯ アイヌ語や伝統工芸などの存立の危機
◯ アイヌ民族の文化・歴史についての国民理解が十分に進んでいない

言われてみれば、アイヌ民族のことについて、これまで学ぶ機会がほとんどなければ、そもそもこうした課題に直面していることさえも認識していませんでした。
では何を知っていたのかというと、「北海道にはアイヌという先住民族がいる」ということだけで、それ以上でも以下でもなかったように思います。
きっと、私と同じような状況の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした背景を踏まえ、2020年にオープンしたのがここ『ウポポイ』です。
その目的は、アイヌ文化の振興、そして復興・発展の拠点となること、また民族共生の象徴となること。

こうした目的を基に、豊富な展示物や体験プログラム、映像や伝統舞踊など、バラエティに富んだ施設となっており、五感を使ってアイヌ文化を味わうことができるのが魅力です✨

ちなみに『ウポポイ』とは、「(おおぜいで)歌うこと」を意味するアイヌ語だそうです。
この施設の愛称として相応しい意味を持っていますし、可愛らしい響きでやっぱり何度も言いたくなります😳

2.アクセス

『ウポポイ』の所在地は、北海道白老町(しらおいちょう)☝️

車の場合、新千歳空港から高速道路を利用して約40分とアクセスしやすい好立地です。
また、最寄駅である「白老駅」までは徒歩約10分、白老駅〜新千歳空港間は特急電車で最短約40分車でなくとも気軽にアクセスが可能です。

駐車場は、園内・園外にかなりのスペースが確保されており、普通車 500円/回で駐車可能です。

3.営業概要

■営業概要 (※2021年12月2日公式サイト参照)
< 開園時間 >
 ◯ 令和3年11月1日~令和4年3月31日:9:00〜17:00

< 閉園日 >
 ⽉曜⽇(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
 ◯ 年末年始(12⽉29⽇〜1⽉3⽇)

< 料金(一般)>
 ◯ 大 人:1,200円
 ◯ 高校生: 600円
 ◯ 中学生以下:無料
  ※別途料金のかかる有料プログラムがあります。

入園にあたっては、前日までに事前予約が必要です。
14日前から上記サイトでチケット購入が可能となります。
詳しい予約方法については、同じく上記サイトに掲載されているので要チェック!!
「国立アイヌ民族博物館」の見学をご希望の方は、予約と同時に整理券の入手が必要です


なお、ウポポイは再入場が可能です。
再入場の場合、下写真の券が必要になるので、一時退場する前にエントランスでもらっておきましょう!

◯ いざ、園内の散策へ

1.施設の全体像

それでは、いよいよ園内の散策へと移りましょう!

まずは全体像から☝️
こちらが園内の案内図です↓

大きな括りで、体験・博物館・伝統集落という3つのジャンルに分かれた配置となっています。
広い敷地ではありますが、歩いてみると案外あっという間に一周できます。


それでは、実際に歩いていきましょう🏃‍♂️

到着早々、駐車場からすでに見えている体験ホールを横目に、園内の入口へと向かいます。

園入口へと向かう道中には、「いざないの回廊」と呼ばれる森をイメージした道を通ります🦌

回廊を過ぎると、プレハブのような小屋でしっかり体温測定👍
問題なくクリアしたので、先に進みます。

次に現れた「歓迎の広場」には、スイーツなどを販売するショップ、アイヌ料理や軽食を食べれるカフェなどがありました。

そして、お次の写真がエントランス棟
ここから有料エリアへと入ることになります💁‍♂️

ちなみにエントランス棟にも、お土産ショップやフードコートなどが入っています🍴
こちらはいたって普通の麺類や定食↓

それでは、入口で受付を済ませ、いざ園内へ!!

入場してすぐ目の前には、もりもりの森に囲まれた『ポロト湖』が広がっています✨
この日は、あいにくの雨で残念でしたが、こんな自然豊かな湖畔にあったんですね〜😊

この先は、それぞれの施設ごとにご紹介していきます!!

2.国立アイヌ民族博物館

エントランスから一番近いエリアにあるのが、こちらの「国立アイヌ民族博物館」

新しい施設なだけあって、建築物としても凝ったデザインでとても綺麗✨

入口の自動ドアには、アイヌ模様が装飾されています😳

ちなみに、前述した通り、博物館の展示室を観覧するには、整理券が必要になりますのでご注意ください。
ということで、整理券で指定された時間帯に入場🚶‍♂️

早速、展示室のある2階へと上がります。

外観と同様、館内もシンプルで洗練されたデザイン✨
2階の窓からはウポポイ全体を見渡すことができるパノラマ風景が広がります。

この2階にある展示室は、「基本展示室」「特別展示室」の2種類✌️

展示室の見学にあたっては、下記の注意事項があります⚠︎
半分はコロナ関連ですね。

ちなみに、先程の案内図もそうですが、園内の至るところにある表示や看板には特徴があります👇
それは、日本語や外国語に加えてアイヌ語の読み方も記載されていること!
このちょっとした試みも面白い😳

2-1.基本展示室

それでは、基本展示室の中へ!

室内は、かなり広いスペースになっており、祭具や生活用品などの道具、そしてパネルや資料映像など豊富な展示内容です✨

パネル展示については、アイヌ民族の生活や住居、歴史は当然のことながら、アイヌ民族の概念的な部分も丁寧に説明されており、新鮮で興味深いです🤔

こちらは、「イオマンテ」といわれる儀礼の際に、子熊に施される装飾を再現したもの
この儀式は、アイヌ民族にとってとても重要な儀礼だったということで、アイヌの方々にとって、いかにヒグマの存在が身近であったのか伺えます。

こちらのモシャモシャのものは、「イナウ」と呼ばれる儀礼の必需品
どうやら祈りの対象によって、その形を変えるようです🤔

続いては、カムイが出入りするための「神窓(かみまど)」の装飾で、こちらも儀礼の際に使用されるもの。
伝統的なチセ(家屋)では、このような神窓が設けられており、川の上流を向いた位置にあることが多いそうです。

こちらは衣装👇
やっぱり、アイヌ模様は美しさと個性を兼ね備えていて、とても魅力的😊
好きです!笑

とはいえ、いつもこのような衣装を羽織っているわけではなく、作業や時期によって当然いろいろなパターンがあるようです。

基本展示室のご紹介はこれにておわり!

以上の写真は全体の一部に過ぎませんが、このような数々の展示物を見ることができます✨
知らないことばかりで楽しいので、せっかくウポポイに訪れるのであれば整理券の事前取得を忘れずに✌️

2-2.特別展示室

さて、普通展示室の見学が終わった後は、お隣の特別展示室へ💨
※別途観覧料が必要

私が訪れた8月下旬には、漫画「ゴールデンカムイ」を題材にした展示となっていました✨
※現在の特別展示とは異なります

『ゴールデンカムイ』とは!?
日露戦争後、明治時代の北海道を舞台に、アイヌの金塊を巡って繰り広げられるサバイバル漫画で、2014年から「週間ヤングジャンプ」で連載されています。
シリアスとコメディの要素が混じり合い、それにアイヌ文化・歴史などが相まって、一度読んだらその世界観にすぐに引き込まれました😳
それぞれのキャラクター性がむちゃくちゃに濃く、個性のある?いやサイコパス感が強すぎるキャラも多く登場しますが、全部引っくるめて面白い✌️
また、北海道の至るところが登場するので、自分の旅の思い出と重ねてさらに楽しめました!
間違いなく、最近一番ハマった漫画です✨

とはいえ、この当時はゴールデンカムイを全く見たことがなかったので、見学するか迷いましたが、せっかくなので覗いてみることに!
よくやったぞ、この時の自分🤔
元々興味のある漫画だったので、この展示が最後の決定打となり、この後Kindleで全巻購入しました笑

展示室の中はこんな感じ💁‍♂️

ゴールデンカムイの原画の数々、そして主要キャラクターの衣装や身に付けていたものなどが展示されていました。
また、ゴールデンカムイのストーリーに注目し、その裏にある歴史的背景やアイヌ文化について紹介されており、漫画を全く読んだことがなかった当時の私にとっても興味が湧く内容でした✨

もう少しご紹介したいのは山々なんですが、もっと写真があると思っていたら、これしか撮ってなかった…。
何やってんだ当時の自分😑笑

まあ、これを決め手にこの面白い漫画にハマることができたので良しとしましょう👍


特別展示室の出口付近には、こんな看板もありました👇

うわぁ、アイヌ文化を知れる施設って各地にたくさんあったのか。
もう少し色んなところ、立ち寄ればよかったなとちょっぴり後悔😔

また次の機会に色々行ってみよ!!

2-3.館内のその他施設

博物館2階は全て展示室となっていますが、1階には映像プログラムを上映するシアター、ミュージアムショップ、休憩エリアなどがありました。
なお、1階部分は整理券がなくても入館・鑑賞が可能です👍

シアターでは、「アイヌの歴史と文化」「世界が注目したアイヌの技」という2プログラムが交互に上映されています。
私は前者のプログラムを鑑賞しましたが、やはり映像で見聞きすることは、文章を読むのが苦手な私にとって短時間で理解しやすかったです!
(ブログ書いてるヤツが何言ってんだよって感じだけど笑)

3.伝統的コタン

さて、博物館のお次は、外の施設へ💨

こちらは「伝統的コタン」があるエリア💁‍♂️

見ての通り、昔のアイヌ民族の家屋「チセ」が再現されており、常時室内の見学ができるほか、アイヌ語学習口承文芸(アイヌ民族の日々の暮らしの中で語られてきた物語等の実演)といったプログラムが用意されています。

私はというと、ちょうど何もプログラムがやっていない時間帯だったので、室内の見学だけしました👇

室内は案外近代的な雰囲気で、期待しすぎていたためか少し残念。
個人的には、遠くから見る外観の雰囲気の方が好きかな🤔

4.体験交流ホール

最後にご紹介するのは、序盤の写真で登場したドーム型の「体験交流ホール」☝️

今回ウポポイを周ってみて一番楽しかったのが、このホールで鑑賞したプログラム
私が鑑賞したのは、下記の2つです!!
※上映中の撮影はできません


「シノッ 〜アイヌの歌・踊り・語り〜」
アイヌの伝統芸能演目で、どんなものかというと、まさに下写真のようなイメージ!
伝統的な歌や踊り、ムックリが奏でる個性ある音色✨
言葉で表現するのは難しいですが、見ていてものすごく落ち着きました😊

また、映像技術を組み合わせることで臨場感も出て、良い意味で「今どき」
伝統とエンターテイメントが組み合わさって、多くの人にとって親しみやすい演出だなぁと感じました!
シンプルに楽しめます👍


「カムイ ユカラ」
アイヌに伝わる物語を題材にした、短編アニメーション2作品!
下写真がパンフレットですが、もしかしたら絵の好みは分かれるかも

スクリーンだけではなく、床にも映像を映すことで、立体感と迫力のある映像を楽しむことができました✨
そもそもが物語なので、アイヌ民族の概念というか考え方というか、それらを分かりやすく自然に捉えることができた気がします🤔


ということで、今回ご紹介する内容はこれでおわり!!

それぞれ浅めのご紹介になってしまいましたが、この施設の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです✌️

ご興味のある方は、ぜひ訪れてみてください!
アクセスも良いので、他の観光地とも組み合わせやすいと思います。
最低でも半日はあったほうが、ゆったりじっくり楽しめますので、参考までに👍

◯ アイヌ工芸品ならコタンがおすすめ!

これまでご紹介したウポポイには、ショップがいくつかあり、お土産を買うにも苦労しません!

が、もしアイヌ模様の工芸品が欲しいなぁと思っている方に、本当におすすめしたいのはコタンで買う手作りの一品☝️
以前の記事でご紹介した北海道最大級のアイヌ集落『阿寒湖アイヌコタン』がその一例↓

一つ一つ手作りされたキーホルダーやアクセサリー。
色や模様も世界に一つだけで、ものすごく愛着も湧きます✨

とはいえ、ウポポイに行ってから阿寒湖まで行くという方は、ほぼいないですよね😅
なので、『ウポポイ』をきっかけにアイヌ模様が好きになった方は、ぜひ次の機会にコタンにも行ってみてほしいなと思います✌️

◯ おわりに

アイヌ文化と歴史を味わう施設『ウポポイ』、いかがだったでしょうか!?
今回訪れてみて、知らないことばかりだなぁと実感しましたし、何よりシンプルに楽しむことができました✨
そして、やっぱりアイヌ模様好き😍!!

ぜひ一度は足を運んで欲しい場所の一つです✌️

ちなみに、このウポポイを楽しんだ翌日、2回目のワクチン接種のために飛行機で一時帰宅✈️
次回の記事では、再び北海道に戻り、北の果て『稚内』に向かう前に立ち寄った札幌の様子をご紹介する予定です。
引き続き、読んでいただけたら嬉しいです😊

それでは本日はこの辺で!!

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