北海道

礼文島最後のトレッキング & 利尻島一周 【日本一周No.64/北海道㉖】

2021年12月13日

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どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨

いよいよ、礼文島最終回。午前中は名残惜しくも最後のトレッキング、午後は利尻島に渡りバスツアーで島を一周。この日も天気に恵まれ、素晴らしい絶景に出会えました!

ぜひ最後まで、北端に浮かぶ島の風景をお楽しみください

それではいってみましょう!!

礼文島最後のトレッキング!

朝ホテルをチェックアウト、外に出てみると、目の前に広がるのはこの光景。

かなり雲がかかっていますが、利尻富士の山頂が顔を出しています

礼文に渡る前から、サロベツやノシャップ岬など、利尻島を望めるスポットには訪れていましたが、ここまで全体の形をしっかり見れたのは初めて!

だいき

こんなに近かったんだ😳!!

さて、最終日は、礼文島の締めとして、例の如くトレッキングです

この日のコースは、初日と同じく『桃岩展望台コース』。初日の曇天のトレッキングで美しい景色を堪能しましたが、やはり青空の元でどんな光景が広がっているのか見てみたい!!

とはいえ、多少の変化は欲しいので、初日とは逆回りで歩いてみることに。ホテル前からバスに乗り、まずは『北のカナリアパーク』を目指します。

初日のトレッキングの様子は、ぜひこちらの記事をご覧ください↓

1.北のカナリアパーク

ということで、この旅2度目の『北のカナリアパーク』

この晴天の元で、どんな光景が広がっているのでしょうか!?

ちなみに、初日に見た景色がこちら。島陰は見えていますが、利尻富士の全貌は全く見ることができませんでした。

【 礼文島滞在初日 】

その一方で、最終日に見れた景色がこちら!!

「利尻富士」といわれているだけあって、とても綺麗なシルエットです。幻想的すぎて、この風景に惚れた・・・。

【 礼文島滞在最終日 】

うわぁ!!綺麗😍

ゆの

風景のみならず、この校舎の雰囲気がとても好き!

だいき

こんな学校通ってみたい😳

こちらは初日に休憩した『カナリアカフェ』

早朝だったので、まだ営業していませんでした。この光景を見ながら飲むコーヒーは、さぞかし美味しいことでしょう…。

時間に余裕があったので、雲が晴れないか30分程待ってみたのですが、残念ながら快晴とはいかず。

とはいえ、これだけの景色を見ることができ、心は十分に満たされました

幸先もよく、この後のトレッキングにも期待が高まります。ウキウキで歩いていくっ!!

2.桃岩展望台コース

初日とは逆回りということで、島南部の『知床』からトレッキングコースへと入ります。

まずは緩やかな坂をひたすら歩く。

歩き出してすぐ、後ろを振り返ると感動の光景が広がっていました・・・

綺麗すぎる!!
さっきよりも島の形がよく分かるね😳

ゆの
だいき

後ろを見たくて、中々前に進めない笑

度々振り返っては感動を繰り返し、目の前の光景の美しさに、ただただ圧倒されます。標高が上がるにつれ、利尻島の雄大さをより強く感じることができる気がする。

利尻島は、もはや「海に浮かぶ島」ではなく、「海に浮かぶ山」ですね。

そんなこんなで景色に見惚れながら歩いていると、最初のポイント『元地灯台』に到着!

青空の元に佇む小さな灯台。このシンプルな景色に、なぜこんなにも心動かされるのでしょうか!?

この灯台可愛い😍

ゆの

灯台を過ぎ、崖っぷちを歩いていきます。ここから先は、進行方向が順光なので、海の青さと空の青さが際立っています。

崖下の海も透き通ったブルー。この日は風も弱く、海面も落ち着いてる!

お次の写真も初日との比較です。曇天に覆われ、辺境の孤独感を存分に味わえたこの景色も・・・。

【 礼文島滞在初日 】

晴天ともなれば、自然の楽園と化す。

【 礼文島滞在最終日 】

振り返れば、再び利尻島に圧倒され、絶景のサンドイッチ状態!!

この時が一番雲が晴れていた

お次は、緩やかな丘陵状の草原地帯が広がる『キンバイの谷』。

綺麗すぎて、スキップして進みたいくらい!

なんでそうしなかったって?
恥ずかしいからだよ。笑

海に突き出た展望ポイント

水平線が美しすぎる…。

ゆの

谷の端まで辿り着き、初日と同じ構図で撮影。

【 礼文島滞在初日 】
【 礼文島滞在最終日 】

全く雰囲気変わるね!!

ゆの

このコース2度目のトレッキングも、すでに終盤。1箇所1箇所の風景すべてが名残惜しい…。

そして、最後のポイント『桃岩展望台』に到着。これにて、礼文島トレッキング物語も完結です。

この日の予定は、『礼文岳』に登ることも選択肢の一つにあり、最後の最後まで悩んでいました。が、結果的に、2度目の『桃岩展望台コース』を選び、これほどの絶景を見れたので、心残りは全くありません

だいき

『礼文岳』は、次訪れる時の楽しみにとっておきます!!

最後に重要なこと

この美しい自然を、みんながこれからもずっと味わえるように、ルールを絶対守りましょう!

ついでに利尻島行っちゃお!!

1.礼文から利尻へ

さて、礼文島を存分に味わったので、一直線で稚内に戻る!

という予定でしたが、ここまで来て利尻島に上陸しないのはもったいないという気持ちが、日に日に増していく・・・。

てなわけで、稚内に戻る前に数時間だけ利尻島も行っちゃうことにしました!!


利尻島に向かうフェリーは午後一の出発

1時間ほど余裕があったので、この時間にお風呂へ。というのも、利尻に寄ってから稚内に戻ると、稚内市内の銭湯の営業時間に間に合わないので、先に済ますことにしました。

今回利用したのは、『礼文島温泉うすゆきの湯』

MAP|地図

離島とは思えぬほど、立派で充実した温泉でびっくりしました!!

入浴料も600円と安く、フェリーターミナルに近いので、利便性最高。トレッキング後の汗だくになった体もさっぱりです。


出発までもう少し時間があったので、フェリーターミナル内にある『武ちゃん寿司』というお店でランチをいただくことに!

礼文島まで来てるんだから、当然海鮮・・・。

ということもなく、「からあげ定食(850円)」

なんで🥴!?

ゆの
だいき

だって食べたかったんだもん🤔
むちゃくちゃ美味かったよ笑


そうこうしている内に、乗船のお時間です。

最後はバタバタしてしまいましたが、この3日間の滞在時間すべてが楽しく、幸せなひと時でした

だいき

ありがとう礼文!!
絶対また来るよ👋

🛳💨

船内で熟睡すること約40分、利尻島沓形港にとうちゃ〜く!!

礼文から見た時よりも、山の雲が晴れてるね!

ゆの

利尻島初上陸!!

一応自分が利尻にいることを確認。笑

さて、島に上陸したのはいいものの、私が滞在できるのはわずか4時間弱。はたして、その限られた時間でどうやって楽しんだのか!?

気になるぅ😳!

ゆの

2 .3時間で利尻島を一周!?

限られた時間で、利尻島をスーパー満喫する。

この大義を叶えるために見つけたのが、宗谷バスが運行している「定期観光バス」。簡単に言うと、観光シーズン(5月〜9月)に定期で催行されている観光バスツアーです。

当初は礼文島だけ周る予定だったところ、このツアーがあることを知り、利尻にも立ち寄ることを決断しました。バスツアーであれば、主要な観光地をある程度網羅できるので、短時間で雰囲気を感じるにはもってこい!!

下記の通り、利尻島における「定期観光バス」には、2つのコースがあります。

コース名発着場所所要時間料金
利尻Aコース鴛泊FT発/鴛泊FT着3時間10分大人:3,300円/小児1,900円
利尻Bコース沓形FT発/鴛泊FT着3時間10分大人:3,300円/小児1,900円

私が利用したのは「利尻Bコース」

礼文島から船で到着したのが『沓形(くつがた)フェリーターミナル』、最終的に稚内に戻るためには『鴛泊(おしどまり)フェリーターミナル』から船に乗る必要があるので、必然的にこのコースになりました。

MAP|地図

だいき

利尻の定期観光バスは、フェリーとの乗り継ぎを想定して発着時間が組まれているので、かなり効率的に時間を使えるよ👍

詳細はこちら

稚内・礼文でも「定期観光バス」が運行しています。各コースや料金、事前予約方法の詳細については、下記HPをご確認ください↓

 宗谷バス株式会社:http://www.soyabus.co.jp/

それではツアースタート!!

【START】
A.沓形港フェリーターミナル

13時35分、利尻島『沓形港フェリーターミナル』に到着。早速、予約していた乗車券をターミナル内の窓口で受け取り、観光バスに乗り込みます。

バスの出発は、13時45分。到着してわずか10分後の出発で少々不安でしたが、全然余裕でした

大型の観光バスで40〜50名くらいは乗れそうですが、この日の同乗者は私を入れて10名程度。饒舌な添乗員さんとともに、いざ出発!

B .神居海岸パーク

最初の立ち寄りスポットは『神居海岸パーク(かむいかいがんぱーく)』

うにむき体験(別途有料)ができるほか、展望エリアからは『利尻富士』や『礼文島』を望むことができるスポットです。

だいき

ここでの滞在時間は30分⏳

施設案内図がこちら。

現地での過ごし方

バスツアーだと時間の関係上、体験できるものが限られます。

一方で、個人で訪れる場合には、カニ釣りや利尻島昆布を使ったお土産づくり体験などができるそうです。(※営業期間は、6~9月に限定されるので注意!

私はというと、うにむき体験は特に興味がないのでスルー。

見たいのは風景なので、真っ先に『カムイテラス』という展望施設へ!

ここで早速、山頂丸出しの『利尻富士』を一望。礼文島から見るとかなり雲がかかっていたので、まさかここまで見れるとは思いませんでした!

近くで見ると、すごく横に長いんだね🤔

ゆの

一方、反対側の海岸に目を向ければ、先ほどまで滞在していた礼文島が望めました。目の前に見えるのは、この日歩いた島南部あたりですね!

海岸線は火山島らしさが伺える溶岩の塊

まだ時間に余裕があったので、望遠レンズを取り出して、山を撮りまくります。数ある中で、お気に入りの2枚がこちら!!


むちゃくちゃかっこよくないですか!?

レタッチも自分のイメージ通りになって、納得のいく仕上がり!!最初のスポットからいい写真が撮れて、すでに満足度が高まっております。

C.人面岩・熊の寝岩

続いて立ち寄ったのは『人面岩』『熊の寝岩』

立ち寄ると言っても、大型バスを停められるほどの駐車スペースはないので、車窓からの観賞となります。(※見やすいように一時停車してくれました)

こちらが『人面岩』。ハチマキをした男性の横顔に見えませんか、見えますよね!?笑

割と見える😳笑

ゆの

お次が『熊の寝岩』。先端に2つポコっと盛り上がった部分が耳で、熊が海に伏せているように見える岩。

写真だとイマイチですが、生で見るとこれが結構リアルなんですよね

ということで、観賞は一瞬で終わりましたが、こちらの2スポットはこれくらいでちょうどいい。笑

D.利尻町立博物館

次に立ち寄ったのは『利尻町立博物館』

こちらの博物館は、小ぢんまりとした施設ではありますが、利尻島が形成されるに至った経緯や生息する生物、この島が辿ってきた歴史など、様々な資料や展示物を見学することができます。

特に、利尻島の文化的な内容・展示物が多い印象を受けました。

館内に入ると、エントランスには「川崎船」という船と漁師たちの模型がありました。

明治から昭和の時代、タラ漁などに使用された船だそう。この船で冬の漁をこなしていたと思うと、想像するだけで身が凍りそうです…。

こちらは「番屋」を再現したもの。漁師のおっちゃんたちの模型がリアルすぎる。笑

お次は、島民と捕獲されたヒグマの写真。

だいき

あれ?利尻にヒグマはいないはず🤔

説明文を見て驚愕。明治時代のこと、なんと利尻の沿岸を泳いでいたヒグマを通りがかった漁師さんたちが捕獲したらしい

本道と一番近いところでも20キロはあるのに、そんなことありえんの!?と今も思っていますが、調べたら2018年にも同様の騒動があったらしい。しかも、上陸したヒグマの姿が無人カメラにも映っていたらしく、泳いで渡ったことが明白。その一件は、前述の明治時代以降初で、実に106年ぶりだったそうです。

可能性が低いということはわかりますが、野生動物のパワーと体力は人間の想像を遥かに超えるもんですね・・・。

最後に博物館の外に展示されている「最後の船」を見学。

明治から昭和にかけて、ニシン漁が盛んだった利尻島で、最後に残ったニシン舟だそうです。当時は一攫千金を夢みて、多くの人がこの島に渡ったんだとか・・・。

全ての見学が終わり、外に出てみると、またまたかっけー利尻富士を捉えました。

島のどこにいても、その姿を確認できますが、当然見るポイントによって表情が変わります

道路も離島らしいのどかな風景。

南の離島と違うものがあるとすれば、道路境界を示す標識の有無ぐらい。夏はこんなにのどかな島も、冬はどれほど厳しい環境になるのでしょうか。

E.仙法志御岬公園

お次のスポットは『仙法志御崎公園(せんぽうしみさきこうえん)』

こちらのスポットは、海抜0mから標高1,721mにもなる利尻富士の山頂まで、途切れることなく続く稜線を一望できる場所

ちょうど雲がかかり始め、稜線全てを見ることはできませんでしたが、そのスケールを十分味わうことができました!

本当に全部見えるんだね😍

ゆの

F.オタトマリ沼

最後に立ち寄ったスポットは、このツアーで一番楽しみにしていた『オタトマリ沼』!!

こちらのスポットは、利尻島最大を誇る湖沼であり、島随一の観光地です。しかもこの場所は、北海道の超定番土産「白い恋人」のパッケージとほぼ同じアングルの利尻富士を見ることができます。(※実際の風景は、このスポットからほど近い『沼浦展望台(白い恋人の丘)』だそうです。)

あのパッケージ、勝手に海外だと思ってた🤔
利尻富士だったんだね!

ゆの

そして、私がここに一番来たかった理由は、最高のリフレクション写真を撮りたかったから。この沼では、晴天で風のない日には、水面の反射で「逆さ利尻富士」が現れるんです

その期待を胸に、いざ訪れてみると・・・。

だいき

ガーン😱
そもそも山の全貌が見えず。笑

しょうがないので、売店で熊笹とバニラのミックスソフトを食べながら、少しでも雲が晴れないか願いながらぼーっと待ちましょう。

だいき

むちゃうまっ🤤!

ちなみに、こちらが沼の裏手。人気観光地というだけあって、広い駐車場と売店が並んでいました。

刻一刻と迫るタイムリミット。残念ながら最後まで変化はありませんでした…。

とはいえ、これだけ美しい景色。周囲の原生林に光が差し込み、なんとも神秘的な光景です。

この景色を見て、満足できないのであれば、私の心も荒んだものです。自分でも安心しました、まだ荒んでない。笑

リフレクションは、次の機会まで楽しみにしておきましょう!!

【GOAL】
G.鴛泊港フェリーターミナル

16時20分、終点『鴛泊港フェリーターミナル』に到着。

人数が少なくスムーズだったためか、本来の行程より30分ほど早いゴールです。これにて利尻島一周バスツアーもおしまい!!

基本的にバスツアーは、自分の性に合ってないのですが、効率的に周れるし、場合によってはありだなと感じました。

今回は下見感覚で訪れたので、次訪れる時は、今回立ち寄ったところも、そうでないところも、時間をかけてみっちり周りたいと思います!

3.利尻から稚内へ

さて、あとは17時35分の出港まで待つのみ。

ターミナルから見える『ペシ岬』に登りたいなぁとは思ったものの、さすがに時間が微妙なので断念。

あたりをうろちょろしながら待っていたら、あっという間に乗船の時間。4時間前に来たばかりなのに…。笑

名残惜しいので甲板に出ると、雲が半分なくなり、夕陽に照らされた利尻富士が見送ってくれました。

陽が傾き、コントラストがはっきりしているので、山並みの美しさが際立ってる!

最後の最後まで、絶景を見せてくれました。
ありがとう利尻島。

🛳💨

船に乗ること約1時間40分。
3日ぶりの稚内に到着。

連日のトレッキングで疲れが溜まり、自炊が億劫。そんな時は、みんな大好きセイコーマート!笑

買い出しを済ませ、『道の駅わっかない』へ。

到着して外に出ると、駐車場にエゾシカが出没している…。

稚内市内は、鹿も一緒に住んでるんかと思うくらい、街中にたくさんの鹿がいます。笑

こうして、長く充実した1日もおわりを迎えました。

おわりに

これにて礼文島編完結。最後まで読んでいただきありがとうございます!

初めての礼文・利尻。特に礼文に行くのは、かねてからの念願。天気にも恵まれ、贅沢もしちゃって、今まで見たことのない絶景の数々を見て、濃厚すぎる3日間でした。次回は、宗谷エリアを巡ります。引き続き、読んでいただけたら嬉しいです。

それでは本日はこの辺で!!

前回の記事をまだ読まれていない方は、ぜひチェックしてみてください。言葉にできない絶景づくしです↓

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