どうも、クレヨンぶろぐ(@crayonblog1990)です!
- 青森県全体をぐるっと観光予定。青森市中心地の見どころも押さえておきたい!
- 新幹線で青森へ出張に。その隙間時間を狙ってサクッと観光したい!
こんなご希望がある方に向けて、本記事では、青森駅を起点に半日で観光できる ”お手軽モデルコース” をご紹介します。僕自身が足を運んで魅力に感じた、3つのスポットを厳選したので、青森にお出かけの際はぜひ参考にしてみてください。
お手軽モデルコースのスケジュール
今回ご紹介する ”お手軽モデルコース” は、次のようなスケジュールになります。
- 【START】青森駅
- 移動|徒歩5分
- 『青森魚菜センター』で朝食 or 昼食(30〜60分)
- 移動|徒歩6分
- 『ねぶたの家 ワ・ラッセ』であの”祭り”を擬似体験(30〜60分)
- 移動|
・公共バス or シャトルバスで約30分(※青森駅発)
・車で約15分 - 『三内丸山遺跡』で縄文時代の文化に触れる(1〜2時間)
- 移動|
<青森駅まで>
・公共バス or シャトルバスで約30分
・車で約15分
<新青森駅まで>
・シャトルバスで約15分
・車で約6分 - 【GOAL】青森駅 or 新青森駅
最短2時間20分ほどで周り切れるコースなので、観光時間が限られた方にも最適です。また、公共交通機関が発達したエリアなので、気軽に行けるという点も魅力の一つ!
本記事では、上記でマークした3スポットをそれぞれ深掘りしていきます。
自分だけの究極海鮮丼が味わえる
『青森魚菜センター』
1.青森魚菜センターってどんなとこ!?

『青森魚菜センター』は、自分好みの海鮮ネタを盛って作り上げる海鮮丼「のっけ丼」 が味わえることで有名な市場です。
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夢にまで見た ”究極” のオリジナル海鮮丼🤤✨
魚介の新鮮さや美味しさは、さすが海に囲まれた青森県、文句のつけようがありません。それに加えて、自分自身でネタを選ぶというエンターテイメント性の高さも大きな魅力です!
もちろん、のっけ丼用のネタだけでなく、お土産に買って帰りたい海産物や加工品、青森の特産物なども数多く揃っています。
2.スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | 7:00~16:00(※のっけ丼は、ご飯がなくなり次第終了) |
休業日 | 毎週火曜日(※GW・8月ねぶた祭開催期間・お盆・年末年始は定休日変更の可能性あり) |
料金 | のっけ丼:200円(1枚券)/2,000円(10枚券) |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
元祖 青森のっけ丼
MAP|地図
アクセスについて
- JR『青森駅』から徒歩約5分
- 専用駐車場なし(近隣のコインパーキング等を利用)
3.現地レポート

市場内は、上写真と同規模のレーンが3本、全部で25軒ほどのお店が並んでいます。
僕が入店したのは、日曜日の朝7:00(開店時間)。観光客はそれなりにいましたが、特に混雑した様子はなく、ネタの選択から実食までスムーズに楽しめました!
食べログの口コミを見ると、1日の中で混雑しやすいのはお昼時、期間でいえばGWなど長期休暇の際に混雑する傾向が見られます。お昼を過ぎるとネタが少なくなっていくといったコメントも散見されたので、なるべく早い時間帯に行くのがベストでしょう。
肝心な「のっけ丼」の作り方はこちら!
のっけ丼完成までのステップ
- 案内所で食事券を購入
・200円(1枚)/ 2,000円(10枚) - 丼のベースになるご飯を入手
・案内所の方に指定された店舗で、食事券と引換にご飯を入手
・並盛(1枚)/ 大盛(2枚) - 好きな店舗で好きなネタを入手
・種類や大きさは、店舗でさまざま
・汁物などのメニューもあり
・ネタごとに引換枚数は異なる
・いろいろな店舗のネタを組み合わせ可能
・店員さんに欲しいネタを伝えると、半券と引換に丼に乗っけてくれます! - 実食
・市場1・2階にいくつか設けられている休憩所でいただきます!
「のっけ丼」は、保健所指導に基づく決まりで、テイクアウトはできません。
まさに字の如く「食を楽しむ」素敵すぎるシステム✨
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さてさて、お待ちかね。
そんな素敵システムで、僕の理想を叶えたオリジナル海鮮丼がこちらです!

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たしか、こんなラインアップ🤔
・まぐろ赤身
・まぐろ大トロ
・ねぎトロ
・鯛
・かんぱち
・いか
・だし巻き卵
・味噌汁(あおさ)
かなり色味は偏ってますが、それも好きなものづくしの「のっけ丼」ならでは!!
今回は、食事券10枚を使って、楽しく悩みながら作り上げました。”いただきます”から”ごちそうさま”まで、ずっと大好きな味が口に飛び込んでくる至福の時間・・・。
青森市内でグルメを求めるなら、ぜひあたなにもこの至福の時間を味わってほしい!
あの ”ねぶた” が一年中見れる
『ねぶたの家 ワ・ラッセ』
1.ワ・ラッセってどんなとこ!?
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日本を代表する祭りのひとつ ”ねぶた祭り” の雰囲気を1年中楽しめる『ねぶたの家 ワ・ラッセ』。
こちらの施設では、ねぶたの歴史や制作過程を学べるほか、実際に祭りで出陣した山車そのものが展示されています。しかも、それを季節問わず見れるのです!
「”ねぶた祭り” に憧れはあるけど、開催期間にタイミングよく行けそうもないよなぁ…」
なんて残念がってる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、ここに行かない理由はありません。きっとあなたを満足させてくれるはずです!!
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僕的に、今回ご紹介する3スポットの中でイチオシ😆👍
2.スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 30~60分 |
営業時間 | 5~8月 9:00~19:00(最終入場18:30) 9~4月 9:00~18:00(最終入場17:30) ※ショップや食事処については、下記HPをご確認ください。 |
休業日 | 8月9・10日(展示ねぶた総入替)、12月31日、1月1日 |
料金 | ねぶたミュージアム・ねぶたホール:大人620円/高校生460円/小・中学生260円 ※ほか観光施設との共通券も販売(詳細は下記HPへ) |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
MAP|地図
アクセスについて
- JR『青森駅』から徒歩約1分
- 隣接の有料駐車場あり(普通車は、最初の1時間まで220円・以降30分超過毎に110円)
※ねぶたミュージアム観覧者は1時間無料
※夜間駐車等の詳細は、先述HPをご確認ください
3.現地レポート
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施設の外観は、デザインが特徴的で、建築マニアの方にも好まれそうな雰囲気。
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中に入ると、エントランスから早速小さな ”ねぶた” がお出迎えしてくれました。はじめて見るその姿にテンションが上がります!
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入場チケットを購入し、いざミュージアムへ。
まずは、”ねぶた祭り” の歴史や ”ねぶた” が出来上がるまでの過程などについて、資料による解説や写真展示がありました。
次の写真は、歴代の大賞を受賞した ”ねぶた” の一覧です。
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壁一面にずらっと並んでいて、その歴史の長さを実感できたよ🤔
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写真からでも祭りの熱気と迫力を感じるね!!
その先には・・・。
1・2階が吹抜けになったホールに、どデカいモノホン ”ねぶた” たちが待ち受けていました!!
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凄まじい躍動感、細部までこだわり抜かれた精巧さに、ただただ圧倒されてしまいます。
それぞれの”ねぶた” でテーマが異なり、テイストもさまざま。
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中には、こんな可愛らしい ”ねぶた” も!
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そのほか、”ねぶた” の構造が見て取れる、顔・腕・足などパーツごとの展示もありました。
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角材・針金・紙だけで、これだけのスケールと迫力を出せるとは、まさに職人技ですね。
実際のお祭りで見たいのは当然ですが、こうしてゆっくりじっくり見ることでも、その素晴らしさを実感できました。それと同時に、 ”ねぶた祭り” を見にいきたい気持ちがより一層強くなりました。
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いつか絶対に🏃♂️!!
あらためて言うけど、マジでおすすめのスポットです!
『三内丸山遺跡』で
縄文時代にタイムスリップ
1.三内丸山遺跡ってどんなとこ!?
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日本最大級の縄文集落跡『三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)』。
こちらの遺跡では、1992年に始まった発掘調査で、縄文時代前期〜中期(今から5,900〜4,200年前)の大規模集落跡が発見され、当時の建物跡や数多くの出土品が見つかりました。
その重要性から遺跡の保存が決定して以降、整備や公開が行われ、1997年に国の特別史跡に指定、2021年には三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されています。
発掘現場の見学はもちろんのこと、当時の建物・集落が復元された「縄文のムラ」が大きな見どころになっています!
2.スポット情報(料金・アクセス等)
所要時間 | 1~2時間 |
営業時間 | GWおよび6~9月 9:00~18:00(最終入館17:30) 10~5月 9:00~17:00(最終入館16:30) |
休業日 | 毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日) |
料金 | 一般410円/高・大学生200円/中学生以下無料 |
その他、詳細は下記サイトをご確認ください。
特別史跡「三内丸山遺跡」
MAP|地図
アクセスについて
- JR『青森駅』から公共バス or シャトルバスで約30分/タクシーで約15分
- JR『新青森駅』からシャトルバスで約15分/タクシーで約6分/徒歩で約35分
- 無料駐車場あり(収容台数約500台)
3.現地レポート

こちらが三内丸山遺跡のエントランスとなる「縄文時遊館」という建物です。まずは、こちらで受付を済ませ、遺跡内部へと進んでいきます。

縄文時遊館の館内には、資料・出土品の展示をはじめ、シアタールーム(遺跡の紹介映像を上映)、出土した土器等を保管する収蔵庫などがあり、”縄文文化の博物館” といったところ。
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土偶作りやまが玉作りなどが体験できる「体験工房」もあるよ💁♂️
そんな施設を通り抜け、いよいよ遺跡に潜入です!
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遺跡がある「縄文のムラ」エリアには、復元された建物が点在しており、その時代の集落が再現されています。また、上写真に写っているような白いドーム型の建物内には、発掘された遺跡そのものが保存されています。
まずは、こちらの「大型竪穴建物」を覗いてみましょう。
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外から見ても大きい建物ですが、内部は床が地面より掘り下げられてるので、想像以上の大空間が広がっていました。
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素人目ながら、支柱や梁の組み方などを見ると、当時の建築技術が高かったことが分かります。
続いては、三内丸山遺跡のシンボルとも言える「大型掘立柱建物」です。
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スケール感が分かりやすいように、彼女に柱横に立ってもらいました。
縄文時代にこんな大きな建物があったとは・・・🙄!!
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大きさに対する驚きはもちろんのこと、これらの大きな材料をどのように調達・運搬して、組み上げっていったのか、非常に好奇心がそそられます!
ちなみに、本来は屋根があるようですが、さまざまな説があることから、今のところ復元はされていません。
復元建物の横には、実際に発掘された建物跡が保存されていました。先述の通り、発掘現場はドーム型の建物で覆われており、保存状態を保つために空調が整えられています。
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この柱跡は、両腕を広げたくらいの直径があり、まさに先ほどの復元建物のようなバカでかさがあったことがうかがえます。
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(プチ情報)真夏に入るととても涼しい!!笑
続いては「掘立柱建物」、いわゆる高床式の建物です。規模は小さいものの、その作りはやはり精巧そのもの。
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こちらは「竪穴建物」。
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僕がイメージする縄文時代の建物はこれだった🤔
同じ時代に2種類の建物があるわけですが、どのような用途で使い分けていたのでしょうか!?
調べてみると、どうやら縄文時代においては、住居のほとんどが「竪穴建物」、一方「掘立柱建物」は倉庫や神殿などの用途で建てられることが多かったようです。
一番数が必要な住居は量産型の「竪穴建物」、重要度が高い用途には「掘立柱建物」というような使い分けなのかもしれませんね。
遺跡っていろんな興味が湧いてくるね✨
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以上のように、三内丸山遺跡では、遺跡や復元建物を見ながら縄文時代の文化に触れることができます。普段の生活では中々関わらない分野なので、興味がないと思って訪れた方でも、その新鮮な体験になにか開花するかも!!
余談ですが、三内丸山遺跡には絶妙に緩いマスコットキャラクターがいます。その名も ”さんまる” くん。笑

遺跡内の案内板など、至るところに出現するので探してみてください(ぬいぐるみも販売されてました笑)。
おわりに
本記事では、青森駅発・半日で周れる ”お手軽観光モデルコース” をご紹介しました。
- 新鮮魚介を自分好みに盛り尽くす ”のっけ丼” が味わえる『青森魚菜センター』
- 青森の夏の象徴 ”ねぶた祭り” の雰囲気と ”ねぶた” の迫力に魅せられる『ワ・ラッセ』
- 縄文時代の ”ムラ” と ”巨大建築” に好奇心をくすぐられる『三内丸山遺跡』
僕自身今回のコースで周ってみて、非常に充実した半日を過ごすことができたので、自信を持っておすすめできる3スポットです。
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特に『ワ・ラッセ』では、はじめて見る”ねぶた” の虜に🥺✨
青森駅、新青森駅周辺に訪れる際は、ぜひ足を運んでみてください!!
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