どうも、こんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
前回の記事では、旅中の電力確保の方法とポータブル電源についてご紹介しました。今回はその続き、充電の要となるソーラーパネルの選定・取付方法をまとめています。
それでは早速行ってみましょう!
ソーラーパネルの選び方
大前提として、ソーラーパネルを導入する際に最も重要なのは、供給先のポータブル電源の仕様に合わせて、最適なパネルを選ぶことです。
とはいえ、この点は理系チックで非常に細かい話になるので、またいつか記事にしたいと思います(たぶん…笑)。
私自身は、文系頭なので、うまく説明できる自信がないのです😂笑
さて、一概にソーラーパネルと言っても、大きく以下のタイプに分けられます。
ソーラーパネルのタイプ
① フレームタイプ(一般的なパネル)
メリット | ・アルミフレーム枠とガラス板で保護されおり、耐久性が高い ・比較的安価な商品が多い |
デメリット | ・重量があり、持ち運びには向いていない ・キャリアに固定するため、車高が高くなる ・別途キャリアを購入するコストがかかる |
固定方法 | 車のキャリアに固定 |
② フレキシブルタイプ
メリット | ・薄くて軽く、持ち運びもしやすい ・パネル自体に柔軟性があるため、曲面でも取付可能 ・直接車体に固定することで、車高の高さを抑えられる |
デメリット | ・①に比べて耐久性が劣る ・高価な商品が多い ・固定方法によっては、車体に接着剤等が付着する |
固定方法 | コーキング剤や強力マグネットにより、車体に直接固定 |
③ 折りたたみタイプ
メリット | ・ポータブル電源メーカーの純正が多いため、特に仕様の適合を気にする必要がない ・コンパクトで持ち運びやすい |
デメリット | ・高価な商品が多い ・常設での使用ができない |
固定方法 | 固定用途のパネルではない |
さらに細かい話をすると、パネルの素材自体も、シリコン系・化合物系・有機系と大きく3種類に分けられます。その中でも、一般的に流通しているのはシリコン系です。
さらにさらに、シリコン系の中でも、製造工程により、2種類のパネルに分類されます。一長一短なので、購入を検討されている方は参考にしてみてください。
単結晶 | ・純度の高いシリコンを使用しているため、発電効率が高い ・多結晶に比べると価格がやや高い |
多結晶 | ・再利用シリコンを使用しているため、単結晶に比べて発電効率が劣る ・単結晶よりリーズナブル |
以上の中で、最終的に私が選んだのは、①フレームタイプ/単結晶のこちらのパネルです。
◯ RENOGY 単結晶ソーラーパネル 100W (×2)
他メーカーを含め、いくつか候補がありましたが、会社の信頼性やコストパフォーマンスの高さを鑑み、このパネルに決めました。
「RENOGY」というメーカーは、元々アメリカで設立された会社で、ソーラー製品を多く取り扱っており、車のDIYをされる方もよく使用されているのをお見かけします。さらに、アメリカ発といえど、「RENOGY JAPAN」も存在するので、問い合わせなどをする際の心配もありません。
そして、このパネル1枚からどれくらいの電力を生み出すことができるのかというと、夏晴れかつ太陽とパネルが向き合った最良条件下で最大80~85Wぐらいです。(※あくまで、パネル能力を最大限発揮する接続方法・電源を選んだ上での数字です。)
商品名では「100W」になってるけど、そこまで出すのは難しいの🤔??
変換効率とか色々な要素が起因して、実際は仕様W数の70〜80%が最大W数の目安になるよ☝️
この点については、どのメーカーも同様で、パネルの仕様や値段によりさらに下がってしまう事もあります。
ということで、今回こちらのパネル2枚を導入した事で、最大160~170Wの電力を生み出すシステムが完成しました!
ちなみに、曇りの日でも10〜30Wは出してくれるので、それなりに心強いです。
ソーラーパネルの取付方法
パネルが用意できたので、お次は車に取り付けていきます!
1.キャリア購入
今回の取付けにあたり、別途「TAFREQ(タフレック)」というメーカーのキャリアを購入しました。
キャリアも結構高いね🤔
フレキシブルパネルを直接取り付ける場合と比較して、結果どっちが高いの??
これが意外にもどっこいどっこいなんだな!!
今回は、耐久性を重視したよ✌️
キャリアを取り付けた我が相棒がこちらです!
ただの業者に見えるかもしれませんが、私にとっては愛くるしい車です。笑
ところでキャリアといえば、2本のバータイプが多いイメージがありませんか??
実際、そのタイプと迷ったのですが、以下の理由から「TAFREQ」を選びました!
- 両タイプでコストに大差がない
- 両タイプを取付けた際の車高に大差がない
- TAFREQの方がバーが多く、取付金具を付ける箇所が増えるので、パネルがすっ飛ぶ可能性を軽減できる
- TAFREQの方が積載面積が広いため、パネル設置箇所以外の部分に荷物を積める
(今のところ1回も積んだ事ない…笑)
2.パネル取付
続いて、本題のパネルの取付に入ります。
前提として、キャリアを屋根に詰んだ後にパネルを設置するのは困難なので、キャリアの組立と同時に取付けていきます。
取付けにあたり、以下のアイテムを用意しました。
- Ω型の金具
- 厚めのゴムシート
- 耐候性結束バンド
- 結束バンド用マウントベース
- スパイラルチューブ
- M6ボルト類
(ボルト・スプリングワッシャー・ワッシャー・ナット)
アイテムを揃えたら、下記の固定手順に沿って作業を進めていきます!
手順1
取付位置を決めた後、キャリアバーの間隔に合わせて、パネルのアルミフレームに金具取付け用のボルト穴をあけていきます(蛍光ペンで印を付けた箇所)。
パネルを損傷しないように、小さめの鉄板を敷いて慎重に作業したよ👍
手順2
金具とボルトでパネルをキャリアに固定していきます。
金具とキャリアバーの間に隙間が発生するため、ゴムシートをカットして挟み込み、ズレないよう工夫しました。
手順3
結束バンドをありったけ付けていきます。
これだけ付ければ問題ないだろうということで、固定完了!
手順4
ケーブルを整理した上で、キャリアごとキャラバンに載せていきます。
さすがにデカくて重すぎるので、父に手伝ってもらい、無事乗っけることができました!
3.ケーブル配線
続いては、ケーブルを車内に引き込むための配線を行っていきます。
手順1
ケーブルをスパイラルチューブで保護した上で、結束バンドを使い、車両後部にケーブルを流していきます。
手順2
リアゲート縁の雨水が流れるスペースに、結束バンド&マウントを使い、ケーブルを固定します。
手順3
テールランプを取り外し、ケーブルを車内へと引き込みます。
この際、テールランプと車体の隙間が極端に狭いので、影響のない範囲で穴を開けました。
また、ゴムパッキン?の部分も既存のケーブルしか入る隙間が無かったので、切り込みを入れて調節しています。
手順4
内装を取り外しケーブルを室内まで引き込みます。ここでも引き込む隙間がほとんどないため、こじ開けていきます。
内装を切り開けるのに活躍したのが、草木用の剪定バサミです。笑
ケーブル引き込み作業終了。
この状態で、ポータブル電源に接続すれば充電が始まります。色々なところをこじ開けてしまいましたが、これにて電力確保完了です!!
旅に向けた1つの難関を乗り越えた気がする✌️😆
おわりに
今回のような作業は、とても重量があるものを扱うので、金具の取付を含め、2人いるとスムーズで安全です。私の場合、ほとんど一人で作業したので、半端なく大変でした。笑
同様のDIYをされている方、ぜひ参考にしてみてください!
それでは、本日はこの辺で!!
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