どうもこんにちは!
クレヨンぶろぐです🚐💨
今回から3本の記事に分けて、キャラバンに施した制振&断熱のDIY工程をまとめました。
本記事では、内装剥がし(壁・スライドドア・天井・床)の工程をご紹介します。ど素人の僕でも十分こなせる工程なので、同じように車のDIYをされている方の参考になれば嬉しいです。
それではいってみましょう!!
なぜ、制振と断熱を行うのか
それは、旅を少しでも快適にしたかいから!
日本一周を始めて日々車中泊する中で、外の環境やエンジン熱が車内温度に大きく影響することを強く実感しました。
時期的に辛いのは、夏と冬。真夏真冬は旅を中断することで危険を回避していましたが、やはりその前後も過酷な環境であることは間違いありません。
そこで、旅を中断した期間を使い、今回の断熱処理を行うことにしたのです。
旅前以来のDIYでワクワク😍
制振処理(デッドニング)については、内装剥がすついでくらいの気持ちで、ぶっちゃけおまけ。
というのも、それまで走行中の音や振動を特に気になったことがありませんでした。ところがどっこい、いざやってみると、その効果の高さを実感することに・・・。
愛車を丸裸にする工程
1.キャンピング設備の撤去
まずはじめに、車内にあるすべての設備を一時撤去します。
これが意外と難関で、それぞれ重量があるのです。ベッドフレームは分割して1人で運べるものの、写真右手のキッチンは2人がかりでなければ下ろすことさえできません。
車検の時も同じく、毎度家族の手を借りてます🙏
もうひとつの課題は、それら設備の置き場です。
作業期間中、外で雨ざらしにするわけにもいかないし、我が家には置いておく場所がない。そこで今回は、祖母宅の半空き部屋に置かしてもらうことに。(僕の旅は、こうした家族のバックアップのおかげで成り立っています、ありがとう)
よくこんな大きいの車に入るよね😳
こうして車内が、床板だけのすっからかん状態になりました!
余談ですが、床板下の段差を無くすための端材が湿っていました。どうやら外から引き込んだソーラーケーブルを伝い雨水が漏れていたようです。
今回のDIYついでに、ケーブルの配線経路も調整したので、この先雨漏りすることはなくなりました。
2.荷室壁の内装剥がし
いよいよ内装剥がしに取り掛かります。まずは、車後部の荷室壁から作業を進めていきます。
はじめに、ボルトで固定されている後部座席のシートベルトを取り外してから、各所に取り付けられたクリップを外していきます。
クリップを外すには、写真のような専用器具があると便利です。隙間に何か挟み込んで取ることもできますが、何せこのクリップは脆いので、破損の可能性があります。
Amazonや楽天で、様々なタイプのツールがセットになって販売されており、価格も安いのでおすすめです。
荷室部分は、スペースが広く作業しやすいので、比較的簡単に取り外せました。
こんな鉄板一枚じゃ、そりゃあ暑くて寒いわけだよね🤔
注意点は、内装の表面から外せないクリップも多いので、取り外す際は「ゆっくりかつ丁寧」を心がけること。
力に頼りすぎるとこうなります…。
ちなみに、僕のキャラバンは、荷室右側にリアヒーターが付いているので、そちら側はもうひと手間かかります。
と言っても、ダイヤルパネルの裏側4本のネジとコードのソケットを外せばいいだけ!
これで荷室壁の取り外し完了です!
3.スライドドアの内装剥がし
続いて、スライドドアの内装を取り外していきます。
内装剥がしでは、この部分が一番難関でした。ドア自体を取り外せれば容易かもしれませんが、素人ではそこまで出来ないので、隙間に手を伸ばしながら剥がしていきます。
まずは、こちらのライトグレーの小さな内装から取り外します。見ての通り、表側にクリップがないので、隙間から棒状の器具を入れ込んで、中のクリップをゆっくり外します。
下写真の通り、中のクリップは上下の2箇所。この付近を狙い、弱すぎず強すぎずの絶妙な力で引けば剥がれます。
難関は、スライドドアの大部分を占めるこちらの内装(※下写真は剥がし後)。
まずは表側から外せる黒いクリップ4つを取り外し、その後はドア引き手部分から棒状器具を入れ込みゆっくり剥がします。
内装裏のクリップが多い、かつ、車両後部側と下側は手が入れにくいので、かなり作業しにくいです。
上写真は、裏側のクリップ箇所の位置をテープで示したものです(※非常に見にくいですが、ドア下部にも3箇所クリップが横に並んでいます)。
大体の位置が分かれば剥がしやすいと思うので、参考にしてみてください!
右側のドアだけで、30分以上もかかってしまった😅
左側については、慣れもありますが、利き手である右腕を入れやすかったため、5分くらいで簡単に剥がすことができました。
内装を剥がすと、ビニールが貼り付けられていますが、ここに断熱材を入れていくので剥がします。
容赦無くビリビリに剥がしてしまったのですが・・・。
実はこのビニール、車両内部に雨水が入ることを防ぐ重要なパーツでした・・・。
窓の隙間から入り込んだ雨水などが車内に入り込むのを防ぐもので、これがないと内装が水に濡れて腐ってしまう事もあるんだそう。
解決策は「Part3」をチェック
とりあえず、ビニールを外し終わったものの、このブチルテープというやつが非常に厄介で、あっちこっちにベタベタと付着して落ちません。
ドアに残ってしまったブチルテープは、大まかに手で取り、それでも残ったものはパーツクリーナーで地道に落としました。
数日間は手の爪の隙間などに残っていました。途中で破れてしまいますが、ビニール手袋などを使うとかなりマシです。
大きなミスが発生しましたが、ひとまずスライドドアの内装剥がし完了です。
4.天井の内装剥がし
最後は、天井の内装剥がしを行います。
天井は、荷室上と前後座席上の2枚に分かれて取り付けられています。
まずは荷室側から、壁と同様、各所のクリップを外していきます。
続いて、埋め込むような形で取り付けられた天ライト(全3箇所)を分解します。
ライト側面の隙間にマイナスドライバーを入れてカバーを外し、その中にある固定ネジを外すだけでOK!
これで荷室部分の天井は取り外せます。
天井は、厚紙のような材質で簡単に折れてしまうため、取り扱い注意!!
折れてしまうとシワになるので、可能な限り2人がかりで作業すると安心です。
僕は一人でやったから大変だった😂
引き続き、前方の天井を外します。後部天井と同様、まずは各所のクリップを外します。
次に、後部座席両側と助手席の上部に設置されている取手を外します。
取手の両側が開く構造なので、そのフタを開け、中の固定ネジを外せば簡単に取れます。
注意点は、フタを強く引っ張りすぎないこと。
こうなります…。
続いて、リアクーラーのダイヤルパネルを取り外します。
パネル側面の隙間からマイナスドライバーを差し込み、左右どちらかにスライドすれば簡単に取り外し可能。
続いて、フロントの天ライトを外します。
こちらもハマっているだけなので、横にスライドすれば簡単に取り外し可能。
次に、運転席・助手席上部のシェードを取り外します。
シェードの片側は、シンプルにネジで固定されているので簡単に取れます。もう一方は、クリップのようなもので、真ん中のバネ?部分を押しながら、本体を左右どちらかに回せば取り外し可能。
前方の天井は、やること多い😅
けどもう一息だよ!!
お次は、運転席・助手席のシートベルトを取り外し、裏の内装を剥がします。
最後に、前方ドア・スライドドアの開口部にあるゴムを剥がせば、前方の天井を取り外せる状態になります。
取り外した天井の写真を撮り忘れましたが、これにて天井の取り外し完了です!!
5.床のカーペット剥がし
ラストは、床カーペット剥がしです。これでキャラバンも運転席・助手席以外丸裸!
まずは、リアゲート開口部に付いているレールを取り外します。ネジで固定されているだけなので簡単。
次に、両側スライドドア開口部にあるステップを取り外します。
ヘッドがネジ穴になったクリップで、優しく回してあげると中央部が上がってきます。
そこに取り外し器具を差し込めば簡単に取れます。
これでステップ部分の取り外し完了!
あとは、黒いカーペットとグレーの断熱材?を剥がすだけ。
これにて、床剥がしも完了です!!
作業後の車内
ここまでに要した時間は2日間(どちらも半日だけなので、頑張れば1日で終わるかな)。
取り外した天井は汚れてそうなので、気持ち程度ですが、濡れタオルで拭きあげておきました。
丸裸の車体についても、今後の作業のためにパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
ちなみに、この後も数日DIYが続くのですが、床や内装は1回1回出し入れしていたので、地味に大変でした。
車内に積む際には、天井が折れないように棒で支えています。笑
本記事では、この辺で一区切り!!
おわりに
内装剥がしは、まだ準備段階の作業ですが、思ったより時間と労力がかかりました。とはいえ、難しいと思っていた作業の割に、意外と簡単だったのが正直な印象。
続きが気になる方は、ぜひPart2をご覧ください!
それでは本日はこの辺で!!
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