DIY

【車中泊DIY】ど素人によるキャラバン改造計画|レイアウト設計編

2021年5月6日

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「車を車中泊仕様にDIYしたいけど、何から手をつければいいか分からない・・・」
「今よりもおしゃれで快適な車中泊を楽しみたい!」

こんなお悩みについて、解決に向けた第一歩を踏み出してみませんか。

だいき

どうも!DIYど素人ながら、日産キャラバンを車中泊仕様に改造した ”だいき”(@crayonblog1990)です!!

本記事では、車をDIYするためには欠かせない、『レイアウト設計』の手順について解説します。

この記事を読んでわかること

    • レイアウト設計にかかる費用・期間
    • レイアウト設計に必要なアイテム
    • レイアウト設計の手順

車のDIYを計画されている方、キャラバンユーザーでよく車中泊をされる方は、ぜひ参考にしてみてください!!

レイアウト設計の概要

はじめに、レイアウト設計の目的をはじめ、作業に要した費用、期間などを解説します。

「レイアウト設計」と難しく書きましたが、かんたんな線引きやスケッチ作業のみなのでご安心を!

だいき

あくまでぼくは、DIYど素人。
カッコよく言いたかっただけ!笑

今すぐ作業手順を読みたい方はこちら!
▶︎【車中泊DIY】レイアウト設計の手順

1.レイアウト設計の目的

レイアウト設計の目的は、DIYの完成イメージを固めること。

どんな雰囲気の内装にしたいのか、どんな機能が欲しいのか、自分の理想やイメージを形にしていく作業です。その過程で知識が身についたり、課題や改善点に気づくことができます。

何をはじめるにも、ゴールを設定しなければ迷うばかり。DIYをスムーズに進めるためには欠かせない、大切な第一歩です!

2.使用する道具

レイアウト設計に使用した道具は、次の4点です。

  • スマホ
  • 紙(※方眼紙だと便利
  • ペン
  • メジャー(巻尺)

特別なものは必要ないね😌

ゆの

3.費用・期間

レイアウト設計にかかる費用は、基本的にタダ!

身の回りにある道具を使って作業できるので、なにか買い足す必要はありません。

作業期間は、情報収集の量は人によりますが、手を動かす作業は数時間でも完了します。

  • 情報収集:♾️(理想をイメージできるまで)
  • 図面、スケッチ作成:数時間〜
だいき

ハードルが低くて、気軽にできる作業だよ。

DIYするか迷っている人でも、試しにやってみたら楽しいと思う!

▲ 目次に戻る

レイアウト設計の手順

続いて、レイアウト設計の具体的な手順を解説していきます。

だいき

DIYの過程で、一番夢がふくらむフェーズ!

とことん自分の理想を追い求めていきましょう。

1.情報収集

はじめにやるべきことは、徹底的な情報収集

次のようなポイントに注目して、ネット情報や雑誌を漁りましょう。

  • 既存キャンピングカーの設備、配置
  • 車をDIYした先人たちの工夫
  • SNSに投稿された ”きらきら” バンライフ風景
だいき

情報やイメージの蓄積量が、後の満足度を決める!!

個人的に印象深かったのは、Instagramで見る海外のバンライフアカウントです。

本格的すぎるDIYの過程や、とにかくおしゃれな内装を見て、ぼくの心は夢でいっぱいになりました。笑

2.必要機能のリストアップ

続いては、収集した情報やイメージをもとに、必要機能のリストアップしていきましょう!

車中泊の頻度、車内での生活スタイルなど、人によってそれぞれ異なる基準があると思います。自分にとって最適な機能を洗い出してみてください。

だいき

車内のスペースは限られているので、”必要十分”を意識しよう。

ぼくの場合は、次のような基準をもとにリストアップしました。

  • 日本一周の旅に出るため、ほぼ毎日が車中泊
  • 移動式ひとり暮らしスタイル

ぼくが求めた機能

ギャレー
(シンク)
簡単な食器洗浄などを想定
冷蔵庫基本自炊のため、食材保存に必須
ベッド身長180cmのぼくが寝れる長さ、かつ、彼女と2人並んで寝れる幅
ダイニング食事や調理、PC作業ができるマルチスペース
大容量
ストレージ
衣類や消耗品、カメラ機材など、生活用品すべてを詰めこめる収納

長期旅だから、生活機能を充実させた感じだね!

ゆの

3.車内の計測

次に、メジャー(巻尺)を使って、車内のすみずみを計測

この作業をすることで、ホームセンターなどでの材料選びがスムーズになります。

感覚だけで買っちゃうと、過不足が起きて大変だもんね。

ゆの

車内は凹凸部が多いので、入念に計測しておきましょう。ただし、ミリ単位までシビアになる必要はなく、センチ単位で十分です。

平面図
断面図

4.図面・スケッチの作成

いよいよ、図面・スケッチの作成です。

1~3の行程で集めたこれらの情報パーツを、組み合わせていくイメージ。

  • 好みの雰囲気の内装
  • 利便性の高い設備配置
  • リストアップした必要機能
  • 車内に収まるスケール感

しっくりくるまで、何回も手を動かしながらまとめていきましょう。ただし、この段階で完璧にしなきゃと思わなくて大丈夫。

いざDIYをはじめてみると、思い通りにいかなかったり、もっといいアイディアが浮かんだり、自ずと変化が生まれてきます。

だいき

大枠のイメージが整えばOK!

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レイアウト設計の完成イメージ

さいごに、我がキャラバンのレイアウト案をご紹介!

全部で2つの案を検討したので、その経過とともに解説します。

完成形のひとつとして、参考にしてみてください。

1.レイアウト案(#1)

1つ目の案は、後部座席スペースと荷室を目一杯使ったレイアウト。

もともと設置していた後部座席を取り外すことで、生活エリアと就寝エリアを分割した、余裕のある空間に仕上がりました。

だいき

正直、SNSで見ていた海外の大型バンやキャンピングカーほど、自由な設計はできなかった・・・。

しかし、ぼくにとっては必要十分な空間・機能が揃っています。いや、それ以上の充実度で大満足!!

と思っていたのですが・・・。

2.レイアウト案(#1)の問題発覚

後部座席の取り外しが前提のレイアウト(#1)は、車検内容との不整合が問題になると発覚。

前提として、ぼくのキャラバンは、後部座席を含めた”定員5名”で車検登録しています。この場合、後部座席を取り外してしまうと、本来の乗車定員を満たしていない状態に。

そのまま走行すれば、次のようなリスクを伴います。

後部座席を取り外した際のリスク

  • そのままでは車検が通らない
    (※車検時に取り付ければOK)
  • 法律的にグレーゾーン
    (※明確に違反とする規定はない)
  • 事故発生時に、保険が適用されない可能性がある

違反と保険のリスクが大きすぎるね。

ゆの

もちろん解決策はあります。それは、「構造変更」という手続きを行い、”定員2名”で再登録すること。

しかし、手続きと同時にあらためて検査する必要があり、その時点で残存する車検有効期間は切り捨てになります。

要するに、「構造変更費用+車検費用」という、想定外の大出費が浮上してきたわけです。

だいき

車検と時期が重なればありだったけど、まだ8ヶ月も残ってたからダメージがでかすぎる。

DIY自体にかなりお金がかかるので、ここでの出費は避けたい。ということは、選択肢はただひとつ。

レイアウト(#1)断念・・・。

3.レイアウト案(#2)【採用】

そんなこんなで、再考。

後部座席ありきで考えると、レイアウトできる範囲が限られてしまい、なかなか新しい案が思いつきません・・・。

だいき

それでもぼくは、キャラバンのポテンシャルを信じるしかない!笑

もう一度情報収集からやり直し、ついに完成したレイアウト案(#2)

ベッドの一部を掘りごたつ式にすることで、生活エリアと就寝エリアを集約。

スペースは狭まりましたが、機能性を落とすことなくレイアウトできました!

後部座席を除いた荷室だけでも、長さ180cmを確保できるので、ぼくの身長でもぴったり寝れます。収納力は落ちましたが、ひとり旅なら十分でしょう。

レイアウト(#1)にも全然劣らないと思う!

ゆの

結果的に、大満足のレイアウト設計が完了。

ここから先は、この図面やスケッチを本物にしていく作業です。

だいき

今回の記事はここまで!!

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おわりに

本記事では、車を車中泊仕様にDIYする上で、まずやるべき「レイアウト設計」について解説しました。

今回の作業は、正直DIYらしさは薄いです。しかし、DIY全体の指針を固める、大切な第一歩であることは間違いありません!

ぼく自身DIYど素人でありながら、徹底的に情報を収集し、完成イメージを練ることで、その後スムーズに作業を進めることができました

特に、何からはじめていいか分からず悩んでいる方は、本記事の手順を参考に、ぜひ手を動かしてみてください!!

だいき

当ブログでは、車中泊DIYの全工程を記事にまとめています💁‍♂️
※現在、各記事を随時リニューアル中

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